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Posted by ブクログ
この時代、各勢力間の調略などの外交戦は凄まじいばかり。
家康に信長、武田、上杉、今川さらに足利義昭と、目まぐるしいほどの離合集散が繰り広げられる。
徳川と今川の「両川自滅の策」を巡らした信玄の裏を掻いた家康への恨みが、三方ヶ原の戦いの原因になったらしい。
この当時、鉛は貴重で高価だったから、戦いの後、鉄砲で討ち取られた遺体から、鉛玉を取り出したとの記述がある。
人や馬の遺体を切り裂き、真珠でも取り出すかのように回収したとか。
そんな時代の現実ゆえ、家康は「厭離穢土、欣求浄土」の旗を掲げていたのだろう。