【感想・ネタバレ】外科医、島へ 泣くな研修医6のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

雨野先生がだいぶ頼もしくなり、患者さんの死にあまり揺れなくなってしまったという描写に寂しく思う。
でも目の前の患者さんにやれる限り向き合う姿は、良い先生だなぁ。
東京の医療は全て揃った恵まれた環境で、島の医療は本当に大変なんだなぁと改めて感じる。
さすがに島だからといっても、殺人はないかなと思う。小説だからこその事件だと、思いたい。
志真さんのことは残念だなーと思ってしんみり。もちろんそれが現実的だとは思うけど。
最後に凛子先生がやってきて、雨上がりの太陽みたいに明るくなってホッとする。
第七弾も出るのかな。楽しみ。

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2024年04月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

感想
島でのあらゆる医療や事件、恋、医療の限界など、リアルなエッセンス詰まっていた。

雨野シリーズを読むと、このような真面目な医師がいることにホッとする。

あらすじ
外科の業務に慣れてきた隆治は、上司から島の医師をしないかと持ちかけられ、半年間、神仙島に医師として赴任する。初めての外来で、妊婦、眼科、骨折患者を診て、専門外の知識のなさを思い知る。付き添いの看護師の志真に助けられっぱなしだった。

事故にあった患者が運ばれてきて、都会であれば対処できる症例も島では救えない命だった。隆治は島の医療について悩む。

島の夏祭りに参加した後、祭り後の竹藪で遺体が見つかる。隆治は検死をして、それが1ヶ月前に骨折で入院した男性の彼女であることに気づく。

その後、看護師の志真は実は透析患者であり、診療中に急に心肺停止になる。早めの措置で一命を取り留める。隆治は東京に帰る前に、志真を東京に誘うが、彼女は島で活きていくと断る。最後の夜に志真は再度心肺停止に陥るが、AEDで蘇生する。

隆治は半年の島での業務を終えて東京へ帰る。

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2024年04月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

中山祐次郎さんをフォローしていて、泣くな研修医シリーズを最初から全部読んでいるのでもちろん本作も即購入。
本作は、外科医7年目の雨野先生が、半年という期間限定で離島に赴任して悪戦苦闘する物語、出会いあり別れあり、事件あり。想像を大きく覆すことはない「ふーん」っていう感じのライトノベルになってしまいましたが、私としては雨野くんの一生を見届けるつもりなので、外せません笑。結婚がゴールだとは思わないけど、今までたくさんの魅力的な脇役の女性が出てきて、いったい誰が運命の女性なのか、が気になります。今回も島の看護師、志真さん(漢字あってる?)が素敵で切なかった。東京に連れて行ってもいいし、遠距離恋愛始めてもいいし、同居できなくて週末婚でもいいんでないの?と思った(笑)。まぁ、そう簡単にはいかない。
心停止で運ばれてきた患者に心臓マッサージして、肋骨がボキっといっちゃうの、痛そうだなと思った。脇役の描き方が、やっぱりいいな。今回は刑事にあこがれる巡査のキャラが面白かったです!

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2024年02月24日

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ネタバレ

泣くな研修医シリーズ第6弾!
今回は、いつもの牛ノ町病院から離れ、「外科医、島へ」
雨野先生も7年目。
手術の腕は上達していると感じるが、
それ以外の医者としての能力は伸び悩みを感じていた。

そんな時に神仙島への半年間の赴任を持ちかけられ行く決意をする。

島での医療は、想像を超えるほどの大変さで、専門外の患者も否応なしにやってくるわ、
東京の病院なら救える命も、ここでは救えない…という現実に雨野先生も苦悩する。

医師を7年やってきて、いろんな経験をしてきたつもりが、
島では初めての経験ばかりで、自分の未熟さも痛感する。

後半は緊急オペでドキドキするシーンもあり、まさかの検死をすることになったり、
ちょっと恋模様??もあったり
内容盛りだくさんで今回も面白かった。
泣くな研修医シリーズは医療用語や状況をとても丁寧に説明してくれるから、わかりやすい!

いつものメンバーはちょっとしか登場しないけど、女医の佐藤先生は言葉数少なく相変わらずかっこよかった。

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2024年01月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回内容が濃かった。
殺人事件、少しいい感じになったナースの体調、禁断とも言える手術で救命…
それでも志真さんとは結ばれることなく、情に絆されて島に残る選択することなく終わる。それは雨野先生の物語がまだまだ続くのかなの期待に繋がった

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2024年01月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どうしても設定が「ドクターコトー」に似ているので、そちらと比較してしまう。コト―は島に完全に入り込んで島の人間とぶつかり合い、共感しているが、雨野隆次の方は忙しすぎて、同僚の先輩医師とさえ、あまり交流が描かれない。作者は現役の医師なので、こちらの方が現実に近いのであろう。
隆次は結局予定の半年で帰京してしまうが、それなりの心残りも置き土産にしてであろう。今後の東京での活動に期待したい。私生活の充実も同じく。

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2024年02月27日

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