【感想・ネタバレ】悩め医学生 泣くな研修医5のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

やっぱりこのシリーズ好きだなぁ。
どんどん読み進めてしまう。
今回は医師になる前の医学部生の話。医学部ってどこもこんな感じなのかな?こんな大変な学生生活だなんて知らなかった。そして実習の産婦人科の場面では、自分自身が子どもを産んだばかりだったからか涙なしでは読めなかった。

0
2024年04月26日

Posted by ブクログ

雨野隆治さんが研修医になるまでの物語。
今回も読み出したら止まらず素晴らしい作品でした!

憧れ続けてやっと手にした医学部への切符。しかし待ち受けていたのは膨大な量の参考書や試験の数々。寝る間もない日々に心身ともに限界へ。同級生たちの間でも不穏な空気が流れ出す。

そんな中同じ班の友人が医学部を辞めると言い出し… 自分の人生を自分で切り拓く友に感激するも素直に喜べない隆治。

日々悩みながらも進んでいく医者の卵たちの青春物語です。

個人的には最後の国家試験中の隆治の葛藤が好きです。第1巻に繋がる展開も今作を読んでまた1巻から読み返したくなりました。

0
2024年03月25日

Posted by ブクログ

泣くな研修医シリーズの第5巻

1〜4巻は新人研修医からの成長物語ですが、第5巻は大学時代に遡って医学生としての奮闘記です。
実習や手術の様子が結構リアルでしたね。
悩んで苦労して医師免許取得。
さらなる成長を。
頑張れ雨野隆治 ^_^

0
2024年01月17日

Posted by ブクログ

私は選ばない、選べなかった医学部への道。それがどんなものなあのか、この本を通して体感できた。やはり私には無理だったなって思ったし、お世話になっているお医者さんたちを尊敬しました。

0
2024年01月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

医学生時代のお話

作者の経験談もあるんだろう、かなりリアリティー溢れる。
実習の相手に女子学生を選ぶ医師。
学生の報告を無視して病気を見逃す医師。
看護師に横柄な態度を取る医師。
どこにでも居そう(笑)

死産してしまった双子の一人。
現実と向き合わなければならない事実。

そして卒業前に辞めてしまった仲間。
これはなんというか、医者免許をとってからでも良かったんじゃないか?の気持ちしかない。
免許さえ取って研修医を遅らせることも出来ただろうに。

そして国家試験。
良かったね……本当に!

0
2023年12月24日

Posted by ブクログ

雨野先生の医学部6年間の話。
勿論現実の医学部はもっと濃いだろうけど、一般の方が読むには医学部はこういう事を学ぶんだと知れて良いと思う。
非常に読みやすくて好きです、この作品。

0
2023年11月12日

Posted by ブクログ

シリーズ最新作は隆治が医学生時代に逆戻り。作者がぜひとも書きたかった時代らしい。切磋琢磨する仲間たち、ユニークな教授陣、鹿児島の美しい自然、家族の愛情、全部が愛おしい。

0
2023年08月07日

Posted by ブクログ

オーディブルで聴いた。

医学部の話で面白い。
解剖も大変だし、勉強も試験も大変で、医学部まじで大変だねぇ。

終盤、主人公の医師国家試験の合格に喜ぶ父母の姿に泣いた。

0
2024年05月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

感想
隆治がどのように一生懸命に勉強して医者になったのか、応援したくなる気持ちになった。

医者は人体のことについて色々記憶しないといけないからとても大変そう。

肛門の話や法医学で人がどのように亡くなったか、または殺されたかの授業は印象的。

あらすじ
雨野隆治が医学部に入ったところから話がスタートする。一年生で班分けされ、指宿真子と伊佐の3人班となる。二年生の解剖実習では、初めて遺体にメスを入れ、人体について学ぶ。他の4人班に比べて人手が足りないので遅れぎみになり、班内もギクシャクする。

三年生は試験に継ぐ試験、その後は実習。四年生は臨床実習とスチューデント・ドクターの試験。五年生では、実際の患者を受け持った実習。担当医が適当で困った話。六年生は、臨床と病院探しに卒業試験と国家試験。

0
2024年04月22日

Posted by ブクログ

 前作では成長しきって独り立ちした雨野先生が後輩をも指導するまでに至ったはずなので、この巻は更なる躍進か恋の進展を思い描いていた。
 エピソードワンなのですね。たわいもない家庭に生まれて、素朴な印象を受ける描写ですが医大を目指せるほどの頭脳を携えて、行く先々でヒロインの様な女子との出会いがある。羨む方が多いのではないかと思う。

0
2024年04月09日

Posted by ブクログ

医学生の頃の話。上下に分けて2冊読みたかったかな。
おとうちゃん、おかあちゃんのことも書いてほしかった。

0
2024年04月03日

Posted by ブクログ

きっちり1巻へバトンをつなぐ0巻ストーリー。
4巻まで読んだ人ならニヤリとする場面だらけ。

田舎の商店街から医学生がはばたいていく軌跡を追いながらも、なんだか切なさが残る。恋愛にも宴会にも興じることなく、ひたすら努力だけを積み重ねる学生生活に、ひたすら自分の過去が思いやられるからか(笑)

見どころは看護師を軽んじる先輩研修医の態度をとがめ、あしらわれ、しかしその心意気を教授が認めてくれるワンシーン。そのくせセクハラ教師の前では一歩も足が出ない。そんなところに主人公の人間性をにじませていて面白い。
少し無謀で、少し権威主義的で、少しイライラさせる。つまり決してヒーローではない人間味。その人間臭さにシリーズを通して共感してしまうんだなと思う。


Audibleでは6巻のリリース予定が5月。
ウィッシュボタンを16連打したとて早まるわけもなく。
待てない…。

0
2024年02月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

国家試験は合格率9割と初めて知った。それまでに学ぶ膨大な量がすごいんだなぁ。医学部は馴染みがないので物語はとても新鮮だった。合格するのはわかっていたが最後のご両親の涙は、第一弾と第二弾の物語があっただけに泣けた。

奄美さんの双子の出産は胸が痛い。私が双子を妊娠している時も、双子の心拍がなかなか確認できず、1時間探し回った上に見つからず、そのまま入院したことがあった。一児の心拍を見つけてモニターし、二児目の心拍も見つけた!と思ったら、しばらくすると同じ心音になり、一人目の心拍を二つのモニターで測っていただけだったり。特に妊娠後期は探しづらくて、しんどかった。双子がそれぞれ動き回るし、奥の方に入ると大変なのかな。妊娠している私自身、お腹の中で二児の区別は全くわからなかったのだから。
双子に限らず、本当に出産は奇跡だなと感じる。
訴訟リスクから産科医の成り手が減っているとも聞くが、だからこそ、産科は医学生にもきちんと丁寧は対応をしていたのかもしれない。

伊佐の「自分なんかが医者になっていいのか」と悩み、そこから、子どもの貧困支援へと人生を転換する姿は尊敬しかない。医者も貧困支援もどちらも必要で尊い。でも、教授をしている父親はなんといったのだろう、とか、きっとその奥にもたくさんのドラマがあるのだろうな。

物語に出てくる時折憎く思える医師も、もしかしたら、疲労困憊と頑張っても太刀打ちできない病や死に自分の無力さを感じ、看護師や患者に酷い対応をするようになったのかもしれない、など考えてしまった。

田村教授のような存在は素晴らしいし、セクハラをした医師や担当患者の腹痛を放置した医師へ処罰があったのは当然とはいえ、よかったなぁと思う(現実は知らないけど、そうじゃなきゃ報われない)。

0
2024年01月27日

Posted by ブクログ

医学部に入るなんて並大抵の努力ではないし、大学に入学してからも覚える事だらけで、沢山の試験や実習を乗り越えてお医者さんになっているんだなぁと思ったら本当にすごいと尊敬しかない。

0
2024年01月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いつも興味深く読ませてもらってるシリーズ。
今回は、一浪して医学部に入学、6年間の医学部を経て国家試験に合格し、研修医になるまでの話。
医師になるのは、本当に大変なハードルを超えた人だけなのだと感じた。
最も印象的だったのは、献体していただいたご遺体と5か月の間向き合って、細部にわたるまで解剖するところ。そして、解剖する中で、自分がそのご遺体と会話し、ご遺体に腑分けされている離人的な感覚を味わい、そのひとときを癒しの時間と表現しているところ。それは、経験した者しか描写できない場面だった。

0
2023年12月05日

Posted by ブクログ

シリーズ5作目、この作品から読み始めても良かった。話には聞いていたけれど、医学部ってこんなに大変なんだ!

隆治は、一浪して念願の薩摩大学医学部に合格した。
「高い誇りを持って医師を目指し、いずれは医学界のリーダーになれ」
医学部長の式辞に身の引き締まる隆治だったが「1割は医者になれない」という厳しい現実に衝撃を受ける。

仲間と共に様々な講義や過酷な解剖実習、次々と続く厳しい試験を乗り越えていく。三年が経ち、やっと手にした白衣と聴診器を胸に抱く隆治の気持ちが痛いほど伝わってきた。

病気にかかっている人に接するたび、早く医者になりたいと思う隆治は、病院内で看護師に横柄な態度をとる医師たちを見て憤りを覚えてしまう。自分もこの感情をいつか忘れてしまうのではないかと怖れを抱く彼に「その感覚を大切にしなさい」と言った教授が良かった。

「生活のすべてを患者の治療に捧げよ。
その生活のすべてを自身の知識、技術の向上に捧げよ」
四年生の九月に「スチューデント・ドクター」となるが、二年後には卒業試験、そして国家試験が待ち受ける。

五年生になった四月から臨床実習(ポリクリ) が始まり、隆治らは次々に科を巡っていく。教授回診を見て「本当にあるんだ!」と驚き、医局の会議(カンファ)に参加しても殆どわからない。
けれど「患者の苦しみやつらさを他人事として、果たして治療することができるのか」と悩む隆治は真面目でとても誠実な人だと思った。

さつま揚げ屋の息子が医師になる。
国家試験に一発で合格したい!

頑張れ!隆治
読みながら思わず声を上げてしまった。

0
2023年12月03日

Posted by ブクログ

医学生ってこんな生活を送っていたのか、試験ってこんな感じなのか……と知らない世界をたくさん知れて知的好奇心がたっぷり満たされた!
生きていく上で絶対にお世話になるお医者さんのことなのに、知らないことばっかりだなあ。

雨ちゃん先生が医師になることはこれまでの作品で分かっていたのに、合格したときすっごく嬉しかった。雨ちゃん先生のキャラクターは応援したくなる魅力や引力があると思う。

0
2023年11月28日

Posted by ブクログ

医者になるって、医学部に合格することはもちろんだけど、入学してからもずっと大変なんだなーと改めて思った。ものすごい努力の積み重ねなんだね。
がんばれ、医学生!!と応援しながら読んだ。

0
2023年11月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

そしてあの夜に繋がっていく。

肛門の授業で、前々作の肛門異物セッションを思い出した。
それにしても解剖実習、ほんと大変そうね…

0
2023年11月07日

Posted by ブクログ

6年間の医学生時代の話はかなりかけ足だったけど、その中にも色んな喜怒哀楽があって面白かった。
医者になるのはやはり大変なんだな。

0
2023年11月04日

Posted by ブクログ

今回は雨野先生が学生時代の話でした。研修医として勤務する前にはこんな壮絶な勉強をしてたんだなぁと思いました。もちろん医学用語はあまりわからないけど、中山先生がとでわかりやすく表現されているのであまり戸惑いもなく読めました。

医者を目指して頑張っている人、そして医者になっていろんな葛藤と戦っている人にそしてすべての医療関係者を尊敬します。

0
2023年09月24日

Posted by ブクログ

シリーズ5冊目は医大生の隆治の6年間を描く。著者も「シリーズが売れたら、過去のエピソードを書こう」と思っていたのだろうか。学年毎の章立ては分かりやすい。その分、エピソードの深みはないように感じた。隆治が医師を目指す動機は、幼い頃の兄の死ではなかったか? 本書ではその部分が不明瞭なのも気になった。

0
2023年07月30日

Posted by ブクログ

主人公の雨野くんが、大好きだ。「研修医シリーズ」よりも以前の、雨野君が医学生の頃のお話。なので、純朴でピュアな心がよりいっそう際立っていた。

0
2024年05月12日

Posted by ブクログ

【泣くな研修医シリーズ5】エピソード0の巻。

医大生時代の息子と重ね合わせながら読んだ。
雨野隆治ほど真面目な性格ではないけど、息子もフットサル部に入っていた。そしてやはり、勉強と解剖と実習に追われていたな、と懐かしさでいっぱいになった。

本書シリーズは、私の父が孫(息子)を思いながら購入したことが、手にとるキッカケ。

これからも主人公:雨野隆治をずっと応援している。シリーズ6弾も手元にある、楽しみだ。

0
2024年04月24日

Posted by ブクログ

雨野隆治の医学部時代の話。
鹿児島が舞台なので嬉しい。
牛ノ町病院も少し出てくる。
最後が最初の話に繋がっていく。

0
2023年10月20日

Posted by ブクログ

医学部の6年間を一気に書いてあるが故に、全てのエピソードに物足りなさを否めない。
ただ、医学部生の6年間は本書のように一気に駆け抜けていくんだろうなと思った。

0
2023年10月10日

Posted by ブクログ

医者は親が金持ちで子供の頃から投資されてきた人たちの集まりでしょって思ってたけど、結局この人たちは死ぬほど勉強して医者になる資格を取った努力家ということは事実なんだなと思った。結局勉強しないと医者になれないし。あと、医者の子供は親からのプレッシャーもあってしんどそうやった。

自分では想像のつかないような人生を知りたくて選んだ本!こういう選び方もいいな。

0
2023年09月20日

Posted by ブクログ

シリーズ化されてる本作。主人公雨野の学生時代のお話。個人的にはスルスルと読めるのが本作のいい所。

3話目の冷めたご飯の看護師のセリフ、、、
「だいたいね。患者のこと四六時中見てるのは看護師なんだから。朝と晩とだけ15秒話して分かったような気にならないで。」
は胸に刺さる。医療機関勤務だが、両極端な医者ばかり。残念ながら一般常識のない医者も多数。一方で、イチ社会人の意識をもった医者もいる。ただの飯の配膳ひとつにしてもオーダー必須の医療機関。学生の時のその気持ちをもって医者になって欲しいと読者ながらに感じた。

0
2023年09月17日

Posted by ブクログ

『泣くな研修医』のエピソード・ゼロ

1浪で薩摩大学医学部に入学した、雨野隆治。
ハードな医学部での6年間を過ごす。

コツコツと真面目に講義や試験に取り組む隆治。
医師となった今でもその姿勢は変わらない。

隆治の人から話しかけやすい雰囲気、もうこのころからあったんだなぁ。

医師になりたい、親には迷惑かけたくない。
なんとしてでも、医師国家試験に合格する。
そんな隆治の想いが伝わってくる。

医師国家試験の合格発表。
隆治の両親の喜びようが、なんだか切ない…
数年後に隆治の父の身に起こる出来事を知っているだけに…

ほんとにハードな6年間。
頭脳とともに、体力と精神力が要求される。
そんなところで、6年近くも過ごしたにもかかわらず、伊佐は、あっさりと…
伊佐はどうしているんだろう?

真子は⁇
西は⁇
エミリは⁇
これから登場するのだろうか⁇

0
2023年09月10日

Posted by ブクログ

泣くな研修医シリーズの第五弾。

第五弾は隆治が医師になる前の学生時代に逆戻り。

今までの作品から期待値が少し高かったので、やや物足りなさは感じたものの、学生時代の仲間たちや個性溢れる教授陣、それぞれのエピソードは面白くとても読みやすかった。

0
2023年08月20日

「小説」ランキング