感情タグBEST3
過去
誰もが認める才能と恵まれた体躯があるにも関わらず、性別の壁に阻まれて夢破れたさらさ。
そして人知れず劣等感に苛まれていた暁也。
誰も悪くないのに切ない。。
子ども時代のさらさ
子ども時代のさらさのお話。この回ばかりは「かげき」を忘れて読んでました。女性歌劇団とは別の世界の似たような独自のルールに翻弄されていたんですねー。興味深い!
暁也目線で語られる過去に引き込まれます。子供の頃から天真爛漫なさらさですが、生い立ちに複雑な事情がありそうで、さらさと暁也と梨園との関係性などを理解するには重要な話が読めます。
ただただ切ないな、と。
才能に恵まれ、体幹も大人が驚くほどよく、必死にけいこしてきたさらさでも「女の子だから」という理由で助六になれない、歌舞伎の舞台には上がれないと言われてしまうシーンは非常に辛かったです。
伝統は大切ですが、もっと柔軟になってもいいんじゃないの?と関係ないことを考えてしまうくらいには胸が痛みました。
芸の世界と大人の人間関係って子どもに関係ないって思うけれども、その世界で生きていくってことは関係ないっていえないんだなあって思います。
過去
あきやくんとさらさちゃんの幼い頃のお話しもあり、幼い頃から才能がありでも、差別もあり、でもさらさのもちまえの明るさでなんとかのりこえられたのかな。
さらさちゃんは、奥様の態度を見るに、大先生の子じゃなくて大大先生の子どもなのかな?なんで、習わせているんだろう?男の身勝手って思ってしまう・・・
伝統芸能の世界ってややこしそうだな。しかも、なんだか濃い人間関係が背景に隠されていそうです。でも、今の更紗はあきやくんにはなんのわだかまりもなさそうです。