感情タグBEST3
巴里
実技を、という生徒達からの要望を会議で話す安東先生と、歴史を誰よりも重んじる御年80超えの頑固爺ちゃん。意見が合わず頓挫するも、
さらさとの出会いで考えを改めるお爺ちゃん、もとい名誉教授。
宝塚歌劇団に全く興味がなかったが、戦前からずっと有り続けていて老若男女問わず、ファンを選ばない舞台ってなかなかないんじゃないかと思った。
宝塚に少し興味を持った回でした。
かげき
「かげきしょうじょ」は歌劇少女だったんですね。でも過激も少し入っているのかな?何かを変える力を持つ主人公が、これから何をしでかしてくれるのか楽しみです。
泣ける。。
紅華というのはただの学校や劇団の名前ではなくて、誰かにとっての大切な思い出で、国広先生にとっては生きる理由であって。
そしてさらさちゃんとおばあちゃんのエピソードもあったかくて。
とにかく涙腺が緩みました。
サイコーです。
展開が楽しみ
第二話は女性劇団を支える古参先生が登場。主人公のさらさにも共通するような過去の前振りがあったり、深い物語展開にりなることを匂わせてます。
温故知新
予科生たちの実技を許可するか決める職員会議が始まった。
生徒たちに押されてこの提案をした安藤先生はこの案を通すように他の先生たちに呼びかけるが紅華の元校長で名誉教授という立場にある国広先生は反対している。
役者の立場である安藤先生の意見も理解しながらも8年しか携わってない彼より自分の方が紅華に対する愛が深いと自負しており、その伝統を重んじるなら変えなくても十分だと思っているからである。
国広先生はほぼ外部である安藤先生が自分に意見したことに怒りを覚えながら犬の散歩をしてると、彼のことを体調が悪い通りすがりのお年寄りだと勘違いしたさらさに声を掛けられる。
紅華の制服を着ていながら自分のことを知らない彼女に現役生としての意見を聞かされた彼は心が動き、予科生の実技に賛成するようになった。
かくして実技の授業が始まった予科生たち。
国広先生は戦前、戦中、そして戦後と激動の時代をともにしてきた白バラのプリンスである彼女の元を訪れ彼女に白い薔薇を差し出しながら平和になった時代における紅華について話すのだった。
愛が深すぎる事、役者をやりたくてもやれなかったことなどが、元役者である安藤先生の意見を正面から聞けなかった国広先生がさらさと出会ったことで大切なことを思い出していく場面がとてもよかった。
これから予科生たちにどんな授業がまっているのか楽しみ。
歌舞伎関係の家に生まれただけではなく、自身が通う学校の偉い人にたまたま出会ってしまうくらい豪運は持ち主の主人公。
所詮は運かとも思いましたが、なかなか素敵なエピソードがありましたので満足。
幼い頃助六が女の子が出来ないという理由で歌舞伎を諦めた主人公。それと同じように、学校の偉いお爺ちゃんもまた歌劇団に憧れたものの女性しか入れない、ならば違う面から関わろうと脚本を目指したという経緯。その矢先に白薔薇と呼ばれる舞台女優に出会い、歌劇団の台本をもらう少年期のお爺ちゃん。
戦争で何もかも焼けてしまい(もらった台本も)落胆するも、白薔薇は諦めず、歌劇団は息を吹き返し、歳を重ねてもなお交流があるというのは素敵な描写でした。
昔からトップは舞台を降りてもトップのままかっこよかったんですね。しびれるセリフです。主人公の身長ではセンター以外使い道ないって改めて納得です。