30歳のOL・多和田聡子は、夜の公園で12歳の少年・早見真修と出会います。
真修のサッカーの練習に付き合うことになった聡子。関わっていくうちに、聡子と真修は互いにかけがえのない存在になっていきます。
しかし、二人の間には年齢という絶対的な溝があって……
保護者と子供でもなく、友達でもなく、恋人でもない、曖昧な二人の関係。
どんなに心で結びついていても、世間の目は優しくありません。
ただのおねショタではない、社会と向き合う物語です。
二人の関係は、不審者に絡まれる真修を聡子が助けたことから始まるのですが、元恋人や家族からの仕打ちに打ちのめされる聡子を救ったのは、真修でした。
孤独を抱える聡子と真修の心のふれあいが丁寧に描かれていて、その美しさに胸が締め付けられます。
聡子を通して、読者にも真修の優しさが伝わり、読むと心を軽くしてくれる作品です。
やがて、真修は成長し、二人の関係も変わっていきます。
二人が出した結論を、どうか見届けてください。
感情タグBEST3
チョット納得いかない感じ・・・
父親が何か腹立つ感じ・・・
自分はちゃんと子供の面倒見れてなかったくせに、ちょっと親切なお姉さんで、世話になってアリガトウ…でよくない?
何でそーゆう事するかな?…ガッカリだわ…
息子と引き離したかったんだろうか?
あと、同級生の彼…
チョット気の毒だけど、まだそれほど親しくもないのに、公衆の前でのサプライズはキツイな…
でも、このラストは…
やっぱり、「縁」みたいなモノあるのかなぁ…