【感想・ネタバレ】首洗い滝 よろず建物因縁帳のレビュー

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首洗の滝 よろず建物因縁帳

今号もジワジワと恐怖が迫りくる感じで恐かった。地図に無い滝。それはよそ者を近づけないため。因縁の渦巻く滝なんて実際供養してくださる方が居て、私たちは観光できてる場所が世の中には沢山あるのだと改めて感じました。

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2020年09月09日

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描写がリアル過ぎ

内藤了先生の作品は猟奇犯罪捜査官藤堂比奈子シリーズから入りましたが、このシリーズも面白かったです!てっきり超常現象に見せかけた現実の殺人事件かと思いきや、全然違ってました。でも幽霊を見たことある私としては、怖いなーと思いつつ読み進めてました。内藤了先生は男性ですよね?しかし何故にここまで女心がわかるのかしら??春菜ちゃんと仙龍にキュンキュンします。。続編も楽しみにしてます。

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2020年04月29日

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表紙が若干怖いので、しっかりカバーを掛けて。程々よりは少し上ぐらいの面白さだった1作目。2作目は期待を遥かに上回る面白さ。

広告代理店勤務の春菜が今回関わることになったのは、登山道整備開発事業。ところがそこには、近づいた者は死ぬと噂される滝があった。

想像するだに恐ろしい光景のホラーなわけですが、登場人物のキャラが揃って◎。因縁物件を専門に扱うイケメンの曳き屋・仙龍と春菜との会話が可笑しく、仙龍の助手や生臭坊主、皆サイコー。祟りの原因もしっかり切ない。民俗学や土着信仰好きの方はぜひ。

仙龍さん、42歳を過ぎても死なないで。

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2018年01月28日

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蒸し暑い夏、お盆間近、ヒンヤリとした恐怖を味わうにはうってつけ。
単なる怪談にとどまらず、人の業や情念の醜さ、哀しさを同時に描きこむのはこの作者ならではの手腕。それが最大の魅力だと思っている。

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2017年08月14日

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よろず建物因縁帳シリーズ。

今回のテーマは、シリーズ2作目にしてすでに建物因縁ではない気がしたけど、ヒロインの春菜の仕事とは関連があるからいいのか。にしても、このシリーズはやっぱりしっかりホラーなのね。怖いよーと竦みつつ、途中で読むのを止めるのも逆に怖いので、一気に読んでしまいました。まぁ、このシリーズは最後にはきちんと因縁を解き明かして、切ってくれるみたいなので、その点は安心して読めるかも。因縁の背景もきっちり作り込まれていて、興味深く読めました。

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2023年05月01日

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シリーズ第2弾。

祓い屋の仙龍、祓い時を引き寄せる春奈、実はすごい僧侶達でいわくつきの土地を祓うお話。

本作は秘密の滝に憑いている霊を祓うが、ただゾッとするだけではなく、そこに至るまでの悲恋が良かった。
春奈という主人公がときどき見せる女性的な行動にややイラっとするが、そこも含めて祓い屋仙龍の代々引き継いでいる血のようなものがさせているのか・・・・?
と思ったりもする。

早く次作が読みたくなるシリーズです。
おすすめ。

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2023年01月27日

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ネタバレ

フォールクライミングというもの自体、怖くてやろうと思えないので、そこがいわく付きの滝だとか絶対無理。ホラーの舞台はどこであっても怖いけど、水の中ってほんとに抗えないかんじがして、いっそう怖い。
コーイチの有能ぶりに驚く。

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2022年11月03日

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このシリーズ好き
まだ2冊目だけど…
サクッと読めるのも良い
そして相変わらず空気読めてない長坂はクソです

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2022年02月23日

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シリーズ第二弾
今回は因縁物件というよりも因縁のある場所
ってことになるのかな
物語の流れもよかったです
因縁の経緯の推測やら
因縁切りの実行やら
ボリュームもそれほどでないので読みやすい

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2022年01月29日

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今回も良かった。
人の執着や想いが悲しくもあり、切なくもあった。
前作よりは勢いが落ちた気がするけど、それでも読みやすく面白かった。
なるほどーと感心しながら読んでしまった

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2021年12月16日

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1巻目よりも読みやすいと思う。
ただ専門用語や風景が難しい描写が多く想像できないところもあった。
キャラクターが確立されていてストーリーは面白い。

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2021年12月07日

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 最初の滝での怪異のシーンが恐怖のピークで、あとはほぼ謎解きの面白さに。ページ数のせいかなあ。楽しく読めたんだけど、満足度は★ひとつ分低めです。
 それにしても、春菜さんの天敵・パワハラおやじの長坂氏の不快さが、なんならお化けよりも強烈でした。一発殴ってやりたい!
 あと、守屋さんとの恋展開はあるのでしょうか? この先のシリーズ、読者としてはそこも気になります。

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2021年08月10日

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地図にない滝から流れてくるのは、人間の顔――。

その滝に近づいたら死ぬ――。
クライマーが山深い滝で事故死した。その死体は顔面を抉り取られて、凄惨な肉塊と化していた。

広告代理店勤務の高沢春菜(はな)ちゃんが今回も活躍!

地図にない滝…なんて、それだけで曰くあり気でワクワクw

表紙が怖くて、good♪w
何度も見返して、夜は伏せて寝てましたwww

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2021年07月31日

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前作鬼の蔵が面白かったので読みました。
前作の方が面白かったが、この作品も面白い。
仙龍がイケメンすぎて、ドキドキしてしまうー!!

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2021年07月27日

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今回も

面白かったです。どんな因縁なんだろうとすらすらとページを読み進めてしまい、その因縁がわかったときにはすっきりすらしてしまいますね。ライトな文章ですし、誰でも読みやすいお話だと思います。

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2020年10月25日

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よろず建物因縁帳シリーズ 第2弾。
村のタブーとして隠し続けた首洗い滝。
幽世(かくりよ)の火の本来の意味と、千体以上の石神仏群。
見えているものだけでなく、見えぬものこそを見よ。
仙龍が父親から諭されてきたことだという。
様々な現象から調査を進め、そこから見えてきた因とは。
今回も物凄く面白かったです。
現象には意味があるとは思っていたけれど
この繋げ方はお見事です。

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2019年12月11日

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愛という名の執着が怨念に変わるとき、春奈、仙龍、コーイチ、雷助和尚、小林教授たちの出番だ。
今こそ、悪しき因縁を断ち切れ。

個性豊かなこのチームを、2作目にして大好きになってしまった。

今回は、近づくと死ぬといわれる滝のお話。

雨木村には、地図にも載らない滝があるという。

その滝でクライマーが事故死し、村人が滝つぼで見つかる。
死者は顔が抉り取られていた。

そして現れる観音像の幽霊。滝に浮かぶ女の顔。聞こえてくる子守唄。

そこには、どんな因縁があるのか。

この雨木村の滝に続く登山道整備計画に、高沢春奈が属するアーキテクツが参加することから、チームは再び滝の因縁に関わることになる。

今回も、おどろおどろしさと同時に、人の想いの重さ、切なさが胸に迫る。

古いもの、歴史のあるものには、はるか昔からの人や時代の想いが折り重なり、

積み重なりして、そこにあるということだ。

そうなると、もはや「物」ではなく、「何か」になる。

良くも悪くも、その因縁なるものを、人は伝えていく役目を担っているのかもしれない。

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2018年05月12日

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シリーズ二作目。もうこのタイトルだけでぞくぞくさせられてしまいます。そして、刊行されたときにすぐ読まなかったことを後悔しました。これ、夏に読むのにぴったりな一冊でしたよ。これを冬に読むだなんて馬鹿げてたっ!
もう読んでいるだけで滝の冷気がぞわぞわと伝わってくる印象で、とても寒いです。不気味さも、伝承の不穏さもひとしお。ラストはなかなか爽やかでしたが。そこに至る道のりがあまりに怖い、というか寒すぎました。臨場感はたっぷり楽しめましたけれど。くれぐれも、夏にお勧めの一冊です。

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2018年02月12日

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ネタバレ

2018/1/25
私の中で大ブームの内藤了。
パグ男(ホンマにパグに失礼だけど)はもっと痛い目にあっちゃえ。
なかなか飛び込めないよ、井之上さんかっこいいよ。から始まりコーイチは相変わらず使えるし和尚も憎めない。
キャラクターが上手なのだろうな。
みんないそう。
今回、仙龍がちょっと地味。
仙龍いくつなんだろうな。
続き出たら早く読みたい。

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2018年01月28日

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近づく者に死をもたらすといわれている「首洗い滝」でクライマーが亡くなる。生存者の証言では事故の瞬間、滝に女の顔が浮かび子守歌が聞こえてきたという…
ミステリーだけどホラーでしかも悲しい事実が隠されていて、前作同様泣けてしまいそうに…ホラーは苦手なのに気になって目が離せなかった。続編も楽しみ♪

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2017年12月13日

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よろず建物因縁帳第二弾。ある集落の登山道の案内板の仕事を請け負った春菜。事前調査で現地に出向くと偶然1人のクライマーから滑落事故に合った友人の救助を求められたが、何やら様子がおかしい。
今作も怖いは怖いが前回よりも怖さがじわる要素は少なめに感じた。そう感じた理由は亡くなった人物の様子は前回同様に恐ろしいものがあるが、主人公の春菜が直接恐怖を体験する場面が少なく見せ場もなかったからだと思う。
今回は神仏分離など昔の神社仏閣がストーリーの中にある。そうするとどうしてもそこら辺に疎い人のためなのか説明文のようなシーンが入ってしまう。そこが少し退屈に感じた。ストーリーの第五章だけが、何が原因で何をどうすればいいのか考え、行動に起こしたのでハラハラとドキドキがあって楽しめたが少し物足りなさを感じた。
個人的にはサニワの春菜不発といった印象。

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2023年12月13日

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04月-08。3.0点。
よろず建物因縁帳、第二弾。
信濃の山奥、地図に無い滝から、顔の皮が剥ぎ取られた死体が。。

前作より短め、少しずつキャラクターたちが確立されてきたかな。次作に期待。

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2022年04月12日

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シリーズ2作目。
登場人物たちにも少しずつ馴染んできた。
が、しかし主人公の春菜がどうも好きになれない予感。
何と言うか可愛くない‥。

本シリーズはライトに読めるホラーと言ったところ。
何百年も前の因縁を探っていく感じが面白い。

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2021年05月17日

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例によって絡まりあった因縁の謎をミステリ的に解き明かすシリーズの第二弾。今回は真相となる○○の悲劇が、古文書の形で間接的に伝えられるだけなので、いまいち盛り上がりに掛けるきらいがある。お仕事小説的な部分はあいかわらす痛快だが。

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2021年02月21日

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回り道も足踏みもなしで核心に向かってぐいぐい話が進んでいくので読んでいてとても気持ちいい。
本当にありそうな普通の人たちが普通に暮らしいている村。
神事も、もしかしたらこの呪いや祟りも本当にあってもおかしくないかもと思えてきてしまう。
続巻も楽しみです。

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2020年05月13日

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ネタバレ

短いので簡単に読めていいです。しかし、前作内容あんまり覚えてなかったので、設定があやふやでもったいなかったです。短いから読み直してから読めばよかったと思いました。知らないうちにシリーズいっぱい出てたので、一気に買ってしまいました。電車で読むのに軽くてかさばらずちょうどよいが、値段が高い。この暑さなら、400円台くらいじゃないのか。なぜだ。

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2020年02月11日

Posted by ブクログ

☆3.3

 今回も曳き家・仙龍やコーイチ、広告代理店勤務の高沢春菜、雷介和尚がなんだかんだと集まって事件解決。縁なのか因縁なのか・・・。あ、あとパグ男も。
 前作のほうが個人的にはおもしろかったかな。続きも読みたい。
 


内容(「BOOK」データベースより)

クライマーの滑落事故が発生。現場は地図にない山奥の瀑布で、近づく者に死をもたらすと言われる「首洗い滝」だった。広告代理店勤務の高沢春菜は、生存者から奇妙な証言を聞く。事故の瞬間、滝から女の顔が浮かび上がり、泣き声のような子守歌が聞こえたという。滝壺より顔面を抉り取られた新たな犠牲者が発見された時、哀しき業を祓うため因縁物件専門の曳き屋・仙龍が立つ。

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2017年12月26日

Posted by ブクログ

今回は建物か?前作よりホラー色が押さえ目で読みやすかったとはいえ滝での怪異は相当怖い。一番怖かったのは老人の顔の皮が転がってるとこ。

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2017年07月14日

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