あなたの片想いは最長で何年ですか?半年?2年?本作品の主人公・まめはなんと、20年程の片想い。近所の少し年上の聡ちゃんをずーっと好き。
片想いマンガは「一途に思い続け、実は相手も自分が好きで、紆余曲折の末にハッピーエンド☆」が定番。けれど、まめちゃんは他の人に甘えてしまったり、周りの結婚に焦ったり。お相手の聡ちゃんもバツイチ子持ちだし、初恋の人はなんと××だったり…。それぞれの過去が淡々と明らかになるたび、えぐいほどリアルな人物像に共感せざるをえません。それを包み込む、穏やかな絵柄とのギャップもまた見事。
科学的に恋する気持ちは約3年という話もありますが、両想いという喜びもなしに一人を想い続けるのは、もはや恋ではなく別の気持ちのようにも思えます。まさに、意地。タイトルの「こいいじ」はつまり、恋の意地。まめちゃん、お願いだから幸せになって!
感情タグBEST3
心機一転しようとして
まめさん、引っ越して1人暮らしを始め、その先でも出会いがあって、で、おその先方にも諸事情もあったり、やっぱり聡ちゃんが相変わらず好きだったりで。
お葬式の場面も何度か出てきて、結婚式も出てきますね。
聡ちゃんもやはり、死別した春さんを忘れられず。
穏やかな時間は流れつつも、確実に変化はしていますね。
お寺を継ぐ恭ちゃんは割と惚れっぽいようです。そんな感じの人間模様も色々と。
想いってむずかしい
好きな気持ちって止められませんよね。たいていはね、自分を好きでいてくれる人を探しているのではないかなぁ。でも、まめちゃんは本当に好きなんだなぁと思う。そうた、自分に振られてほかの子と付き合って浮気されたまめちゃんをさすがにかわいそうだって思うでしょ。胸がきゅんとするよね。ならもうまめちゃんにしてしまえ。娘だってそれがいいっているんだから。独特のふわふわ感。引き込まれてしまいました。
まめちゃんの1人をずっと思い続ける気持ちって中々すごい事だな。その間に相手が何を見てるのか何を大切にしてるのかもわかってしまうのに。変わらないってすごいですね。
人間関係入り乱れ
姉のゆめが帰ってきて銭湯を手伝ってくれる事になったので聡ちゃんから離れるため心機一転一人暮らしを始めるまめ。
実は昔も聡ちゃんから離れるという理由で一人暮らしを始めたが家に迷い込んだ飼い猫がきっかけでその飼い主の男からストーカー行為をされ実家に戻ってきたのだった。
その当時まめの物件を担当した河田さんがもう一度お部屋探しを手伝う事になる。
ストーカーされていた当時優しくしてもらっていて少しよろめいたが左手の薬指に指輪があったが現在そこに光る物がないことから彼が独身だと知ったまめ。
前一人暮らしをしていた時と同じレストランで働くようになったまめの職場にごはんを食べに来たり仕事帰りにスーパーでばったり会う回数が増えた事をきっかけにもっと親密になろうとするがやり方がわからない。
聡ちゃん相手だと幼なじみの特権をフルに使えるが河田さん相手にどうしていいかわからないまめは食事に誘うはずが勢いあまって家でごちそうすると言ってしまう。
しかし肝心のおうちデートはまめの腹痛で途中でお開きになってしまう。
しかしまめと関係を進めようと思った河田さんからある事を告げられた。
好きな人を思い続けるのもいいが新たなスタートを切るのもまた一つの手だと思えるような話だった。
Posted by ブクログ
2巻目。
恋がいっぱい溢れていますね、ホント。
「こいいじ」=恋意地という言葉がよく似合います。
河田さんとまめちゃん、合いそうな気がするのですが…。
Posted by ブクログ
・1巻で一先ず登場人物紹介を終え、2巻からは話が動き出す。
・まめちゃんは心機一転やり直すため、一人暮らしを決断。
・部屋探しをしてくれた不動産屋の河田さんと、まめちゃんの距離が急速に距離が近づく。
・一方で聡ちゃんも、きょーいちとまめちゃんが付き合ってたことを知って動揺したりする。
・いやいやまめちゃんよ!聡に行けよ!って思いたいけども・・・志村さん漫画だし、まめちゃんと河田さんくっつく気がする。が、今後どうなるんでしょうか??
匿名
まめの場合
まめの場合、学校出てから就職したこともなさそうで家事手伝いでずーっと来てるから世界が狭いって言うのが原因だと思う。
家族もなんで就職させなかったのかなぁ。
実らない恋とは
実らない恋とは全く無益なものなのか、かえって害のあるものなのか考えさせられる作品である。望みの薄い本命以外に気になる人が出てきた場合にどうしたらいいのだろうかという悩み、などなど 悩むところは多い。
ドロドロくよくよしているところが多いがすっきりとした画風に救われているところが大きい。
Posted by ブクログ
1巻を読んだのがかなり前なので、本当は読み返してから読むべきだと思ったんですが裏のあらすじを読みあとはなんとか雰囲気で関係性を把握。
河田さんがすごい報われなさそう!(ひどい)
Posted by ブクログ
一人暮らしを始めた、まめ。
その不動産屋・河田さんとの距離が近づきかける2巻。
ただ、いかにもいい人キャラの河田さんが当て馬のような展開になりそうな気配がプンプンしている。
映画を観に行ってから「ぼくね 子供がいるんです」という告白のシーン、次の1ページだけでまめの「あたしは なんにもわかってなかった」までの頭の移り変わりを描いてしまうのがやや性急な感があり、それだけに河田さんのストーリー上の存在の軽さを感じてしまう。