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Posted by ブクログ
鈴木英治の「口入れ屋用心棒」も、はや47巻目。
今回は、富士山の噴火が止まず、天候も乱れ飢饉が多い時代。
秀士舘が大火で焼け落ち、門弟と焼け出された面々。
江戸市中の夜の見回りをしていた。
そこに、猿の儀介とよばれる盗賊が現れる。
そこには、あくどい商家と金に群がる老中の陰謀。
小さな藩の内情を救おうとする兄弟の存在が。
ホロリと必ずさせられる物語作りはこの作家さんの特徴かも。勧善懲悪だけでない時代小説の作風。
毎回、ぐっとくる。