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Posted by ブクログ
口入れ屋用心棒シリーズ第1巻。
理由もはっきりせず去った妻を探して江戸に出てきた湯瀬直之進。密かに命令を帯びているのだが、まずは生きてゆかねばならぬと口入れ屋、米田屋に。
用心棒家業が始まる。
米田屋の主人を殺してもらおうと又八が雇ったのは、こちらもかなり腕の立つ左之助。
直之進のあまりの強さに真っ向勝負をしたくなり、殺しの依頼を金を返してやめる。
富士太郎は父親から定町周り同心を引き継いだばかりの19歳、少し物腰が柔らかすぎて迫力がない。
なかなか面白い話のプロローグ!ここからあの面白いシリーズが始まったのか!
20巻あたりまでは面白い
20巻あたりまではストーリーが面白い
この辺りを過ぎてくると、話に説教臭い、抹香臭い記述が頻々に出てきてうざくなる
火打石で提灯に火を入れるなんてトンデモ話は、ご愛敬ということでスルーするけど
Posted by ブクログ
当初は、設定や雰囲気などを含め、用心棒日月抄(故藤沢周平作)のクローン小説と感じた。人物構成も似ているが、用心棒日月抄の様に、時代背景に巧みな仕掛けはなく、非常にたんぱくな印象。良くも悪くも「テレビドラマ的」な印象を受ける内容。
個人的には、小説内で出てくる飯屋の表現で食事に拘りを感じる。
判りやすく、読みやすい文体なので、軽いドラマ感覚で読める作品。
Posted by ブクログ
失踪した妻を求めて江戸へ。というのは表向きで実は……、という事情持ちですが、この主人公の周りにいる人々もイロイロございます。斬ったはった!の活劇ぶりは特にありませんが、リアルに人間が描かれている感じがします。特に、人物描写に。