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内容(「BOOK」データベースより)
日本橋室町の献残屋『千寿堂』の主夫婦が、盗賊“鬼薊の長五郎”の押し込みに遭って殺された。北町奉行所臨時廻り同心・白縫半兵衛は『千寿堂』をじっと見詰める老人が気になり、後を追う。その最中、何者かに襲われたところを救った半兵衛に、老人は「権兵衛」と名乗る。素性の知れぬ権兵衛だが、どうも鬼薊の長五郎を知っているようだ。半次、音次郎を従えた探索により、次の押し込みの企てを半兵衛は掴むが…。“知らぬ顔の半兵衛”による粋な人情裁きが大好評の、シリーズ第四弾。
令和3年8月26日~28日
Posted by ブクログ
藤井邦夫さんのシリーズ、どれもこれも面白いです。私にとってベスト3は秋山久蔵シリーズ、半兵衛シリーズ、柳橋シリーズですw。「名無し」、新・知らぬが半兵衛手控帖シリーズ№4(2018.2)を読みました。お宝さがし、逢引き、嘘吐き、名無しの4話。タイトルになっている「名無し」、特に秀逸です。人気が高い多くの登場人物の頂に君臨するw秋山久蔵が魅せます。半兵衛を従えて。
これぞ、時代劇。
勧善懲悪、これぞ、時代劇。悪人には、容赦をしないが、善人や、弱き者には、情けをかける。半兵衛さん、粋だね~格好良いね~。読むと、胸が、スッとする。
秋山久蔵や、柳橋の弥平次達が、出てくるのも良い。