感情タグBEST3
シリーズ2巻。
前巻の終盤に元の世界には戻らないと決断した千歳ですが、異母弟・優が彼女を追って異世界にやってきます。戻らないと決めていても、姉弟が家族として凄し絆が出来たのは良かったなと思います。優が元の世界に戻り、千歳をも呼び戻したいと願う父親に言った言葉が素敵です。「彼女に寂しい思いをさせていた自分たちが、自分達が寂しいからといって彼女を呼び戻して居場所を奪っては駄目」。ホント仰る通りですよね。この頼りない父親に1巻からモヤモヤしていたので、優がビシっと言ってくれてスッキリしました^^❤
ハートフルな物語
日本ではお互いにギクシャクとした関係しか築けなかった姉弟の新たな関係構築に心が温まりました。
異母弟である優くん、とても良い子でした。
彼と一緒にいると優しいお姉ちゃんになる千歳。
父親には言いたいことが山ほどありますが、愛情がなかったわけではないとわかって良かったです。
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・薬草とか漢方の勉強がすごくしたくなる!どんな薬草なのか分からないけど、想像して、その場の雰囲気を味わう感じがすごく好き!
・''きょうだい''の愛がメインで書かれていて、すごく感動した
Posted by ブクログ
千歳の弟・優も鳥居をくぐり、千国へやってきた。優はずっと千歳に対して謝りたかった事を後悔していた。今まで言えなかった心の内を話す事により距離を縮める姉弟。今まで目立たずひっそり生きてきた千歳が生き生きする姿を見て、優は驚きを隠せない。
現世の家族は疎遠だと思っていたけど、優は千歳に対して歩み寄りたかったのは救いでした。
千国でようやく家族として接する事が出来、そして千歳の居場所は現世にはないと悟り、優だけが元の世界へ戻った後の父との会話が切なかったです。千国に行った事で成長した優と、現状を受け入れられない父が対照的でした。
父は千歳を愛していたけれど、継母の手前大っぴらにそれを表に出せない弱い人。そして千歳に対しても後ろめたさがあるのが何とも言えなかったです。
いろいろ考えさせられる
人と人との協力や互いを思いやる気持ち。
そして人との繋がりや別れ。いろいろ現代で薄れている事を思い出させてもらい。物語の中で考えさせられました。そして、物語の中に引き込まれていく。千歳や零先生、トーリみんなの関わりやこの先どうなっていくのか凄く気になります!
鳥居の向こうは知らない世界2
千歳の弟優が異世界で姉と再会を果たしお互いの思いを伝えて姉弟の関係が築けて本当に良かった。気持ちが柔らかく温まった気がします。人にはそこに居る意味が有ると良く言われますが、、決して本人には過ごしやすい場所ばかりでは無い事もある。運命を呪い他人を遠ざけて生きる事で自分を守る…それでもその場で生きる意味はあるのか?色々考えさせてくれる話ですね。最後に優君が千歳を、自分達が寂しいからとこの世界にまた呼び戻してはいけないと決断したのは、姉への愛情ですね。また続きが楽しみです
Posted by ブクログ
なんといっても、絵が綺麗っ!
鳥居の奥にピアノがあるというなんともミステリアスな…。
弟ちゃんが可愛い。トーリがかっこいい。料理が美味しそう。緑色のUMA(友麻碧)はお腹が空く本をたくさん書いてますね♪( ´θ`)ノ
素敵な世界
一巻から続く素敵な世界。目の前に広がる情景。映像が浮かぶ。不思議な感覚。この巻から編集者さんが入ったのかな?一巻で多々あった引っ掛かりがかなり無くなった。スッと読み進める事が出来る。ちょっとしたお手伝いでここまでスムーズに変わるなら。是非一巻もお願いしたい。とても良い作品なのだから。次の巻も楽しみに読みます。
Posted by ブクログ
傷付いた心が弟君との交流で癒されて良かったね。
広大な温室に、グランドピアノ、その音色に一斉に花開いていく青火の花のほの青い輝き。さぞかし美しいのでしょう、ファンタジックで幻想的な光景を是非みてみたくなります。
社会の縮図
中世の異世界を舞台にした、
少女漫画の世界のようですが、
複雑な家族愛と仕事の上下関係など
重たい題材もありますがギャグが面白く
最後まで楽しめます
すごくあたたかい
大切に読もうと思っていたはずが、一巻のラストが気になるあまりあっという間に読み終えてしまった二巻目。
今回のお話は「家族」についてでした。
新たな事実も判明し、主人公のこの世界での物語はようやっと始まったような気がします。
彼女が周囲と触れ合い人間らしく成長していく姿に心があたたかくなります。
あと2冊しかないのが、もうすでに寂しいです。
Posted by ブクログ
1巻の書き終わりが気になり一気に読んでしまいました。章で枠組みしてあるので、目線が変わっても読みやすかったです。何より、いろんな人の想いが交差しながら物語が進んでいくので楽しみながら読めました。個人的にはお父さん目線も欲しかったななんて思いつつ。まだまだいろんな伏線が張られていたので、続刊も楽しみです。
Posted by ブクログ
「鳥居の向こう」シリーズの第二弾。
千歳の弟がこちらの世界にやってくるとは、斬新な展開かも。
元の世界では叶わなかった姉と弟しての生活ができて良かった。
ピアノが千歳の母のものであったのは予想通り。
でも弟が作ったお祭りのためのオブジェが、
地球儀なのは予想を超えてなくてがっかり。
弟の思いが
異世界に来る前にはちょっと微妙な関係だった腹違いの弟
1刊目でも彼は主人公を探し続けていましたがついに異世界で主人公と出会えお互いにわかりあえます
主人公の母親の謎も出てきたので今後の伏線の刊かな?