感情タグBEST3
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『そんなのちゃんと説明してあげれば大した罪にはなるはずないよ。女の子の恋心を誰が責められるの?』
『梢のためと言われたら俺に躊躇はない。何でもする。何でもだ。』
『影響? お前みたいな奴が何をベラベラ喋ってようが俺の世界はびくともしねえよ』
『しますよ。他人の存在って大きいんです。そして世界は絶えず揺らいでいる』
『怯えるんじゃねーよ探偵 ー 怯えてるうちは十分戦えねーよ』
『信じるも良し、信じないのも良しだ。大事なのはどっちかに決めることなんだよ。いつまでもどっちにしようか迷ってるからいちいち動揺したり考え込むんだ。ビシッとしろ!』
『いつも俺が仕事に向かうときに言ってくれる台詞だ。いつも寂しいのを我慢して言ってくれる《いってらっしゃい》。』
『強い意志が運命を引き寄せるなら、ある出来事は、その鉄の意志だけの力で起こすことができるのだ。』
『慣れてることだけで生きてっと鈍るし腐るな。壊して新しいもん作ってる奴だけが本物だ。お前に和菓子作りは無理だぜ? あれは本物だけが就ける仕事だからな』
『どっちにしろ行くのだ。運命も意志も揃ってしまっている。』
『意志と運命が俺をそこに連れて行ってくれる。鉄の意志。それが肝要だ。』
『人には、時空を超える方法を教えることはできても、何かを愛する方法を教えることはできないんです』
『私にとって、本当のことはディスコなの。私ちっちゃかったけど、本気でディスコのことが好きだったの。愛してたの。本気だよ? お願いだから馬鹿にしないでね。これしか私、ないんだから』
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ミステリー作家・暗病院終了こと三田村三郎の死の謎を名探偵が次々に推理していくが、その後に自ら目を潰していく名探偵たち……いよいよ皆に煽られたディスコがとうとう推理を始めた♪ てことで、福井県西暁町パインハウス事件解決☆ くわぁ〜まじイカれ過ぎ!! 伏線の散らばりようがハンパない(≧ω≦)b さぁー頑張れー迷子探偵ディスコ・ウェンズディ(p^-^)p いざ!! 完結編【下】へ進めε=ヾ(*~▽~)ノ
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事件の裏には、超常的な何らかのルールが働いているようだ
名探偵という名のパラノイア共がぞろぞろ顔を出すものの
新事実も後出しジャンケンのようにぼろぼろこぼれ出てくるもので
ことごとく推理は否定されていく
推理を外した奴は死ぬ、なぜか
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「九十九十九」と「ルンババ12」と「愛媛川十三」。なんなんだっ?今までの舞城作品はこの作品のタメにあったんじゃないのかよオイっ!というくらい集大成的な作品だろコレ。結局何をしにパインハウスにきたんだ?ってなるくらい探偵達による推理合戦で読んでるコッチもディスコも忘れかけてしまうけど結局梢のためなんだよね。最後の方の怒濤の伏線回収は流石だなぁ。一見意味がないように見える推理の応酬は梢を助けるという目的を撹乱させるためのミスリード?なんだろう。いやしかしいいとこでおわったなー。いやまだこれからが本番か。
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様々な探偵による推理がおわり、ようやくディスコが事件解決。
その直後、ディスコが時間や場所を一瞬で移動できるようになるまさかの展開!
無敵になったように思ったけど、ラストで梢が…。
下巻はなかなかエグいところから始まりそう。この話、どう終わるのか…!
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名探偵が次々現れては推理を繰り返す・・もう凄すぎてね... (^^;; 時空を飛び越え、奮闘するディスコ。只々眼を丸くするばかりです。こんなこと考えるなんて舞城凄いジョウwww 下巻はどうなる事やら。
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「例えば極端な話、昔、人が世界は大きなテーブルだと信じていた頃、その世界はテーブルだったんじゃないですかね。でもそれを疑い始めた人がいて、初めて地球は球形に丸まり始めた。
人の意識は世界の形を変えられるのだ。
自分一人の世界だったらそれこそ何でもありかもしれませんね。でも他人はいる。だからこそ《共通理解》とか《常識》ってものができるし、それが世界を縛るんです。」
中巻終了。まだよく分からない。
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中巻以降の展開が「世界の在りかた」講座になるとは思わなかった。でもこの舞城氏の超自慰的次元論が私には非常に面白かった。意識が空間を決定する、という考えは哲学的には古くからあるが、それを小説の中で物理学的に真理としたのはまさにエポックメイキングな発明で、そうなりゃ当然「なんでもアリ」になるのだけれども、その「なんでもアリ」の中で大風呂敷をとんでもない大きさに広げきったあげくラストまでの綱渡りを渡りきる、という離れ業に成功している。80点(100点満点)。
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面白かった。推理モノという擬態をしていた上巻から、いよいよ奇天烈なプチ「セカイ系」スメルが香りはじめ、おお。そういえば舞城ってこんなだったかも。とノスタルジックな感傷を起こさせる中巻。でもところどころ「んん?」ってなり始めたところだったかな。
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全体のレビューは下巻で。
えええここで終わるの?
すべて解決したような気でいたけれど終わったのは推理合戦と伏線回収「だけ」だったという。
根本的解決はなにもしていなかったとかもうね…。
にわかに終盤は時間モノ・SFチックになってきて予想を裏切られた。
さて今後の展開のカギを握るのは水星Cだと思うんだがどうだろう。
エンジェルバニーズの連中は本当にウザい。なにか意味があるんだろうか。それともただの大道具係なのか。
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上中下巻の「中巻」
≪あらすじ≫
『パインハウス殺人事件』を解決すべく
集結した名探偵がそれぞれ解答を導き出すもすべてがハズレ。
更には過去名探偵が係わった事件とも繋がりをみせ
名探偵の「九十九十九」(←JDCシリーズより)と
「ルンババ12」(←世界は密室でできている。より)
が登場!
≪占星術≫≪旧約聖書≫≪オーディーン≫≪ロボトミー≫・・・すべてが”水曜日”に通じ
ディスコは事件の謎を解決する。
すべては「空間の歪み」「意識の力」によるものであり
17歳の梢も≪17歳の梢の気持ち≫により生まれたものであり
『パンダラヴァー』事件の被害者の魂も梢のものであった。
そして「時空を曲げる」能力を身につけたディスコは
梢を護るため『パンダラヴァー』事件に足跡を残し
新たなる目的『パンダの双子誘拐事件』を捜査することになるのだが
そこに【黒い鳥の男】がディスコの前に現れる。
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怒涛の485P! 上巻以上に読み疲れるぞーw。グルグルと回る
パインハウスでのまるでセオリー無視の異能の推理合戦を
伏線にしつつ、意識が空間を決定する...という哲学的な
着地をすることによって、パインハウスでの事件の真相を
解くとともに、この物語を更に無限な広がりを持たせ、
よりカオスに雪崩れ込むという荒業を見せるこの中巻。
しまいにゃラスト近辺で梢を取り巻く不可思議な
現象にもしっかりとカタを付けつつ、更に事件の
核心へと切り込んでいく展開はもはやブッチギリで
こんな作品誰にも書けないし、書かないんじゃないでしょうか?
大袈裟かもしれませんが...もはや奇書の粋にいってるんじゃねーのw?
これ一回読んで全てを理解する人の脳みそを
尊敬すると同時に、引きますw。
さぁ、いよいよ下巻! でも600P超えなんだよなー。ぐへぇーw。
Posted by ブクログ
話が無尽蔵に広がるけど、続きが気になってズイズイ読んでしまう。
膨大な用語、トンデモ設定…世界観に馴染んだのか、上巻よりのめり込み度がアップ。
ようやく折り返し地点だけど、下巻も楽しみ。