【感想・ネタバレ】ディスコ探偵水曜日(上)のレビュー

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Posted by ブクログ

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上中下巻の「上巻」

≪あらすじ≫
主人公のアメリカ人迷子探し専門探偵・ディスコ水曜日 は
織田建治に盗まれた6歳の幼女・山岸梢 を保護し
親の元へ返すが、すったもんだで東京で共に暮らすことに。

ある日、梢が急に17歳の少女に変身!
彼女曰く、【パイナップルトンネル】を通過して
未来から来た梢本人であるらしい。

そして、心身共に6歳と17歳を交互に繰り返す梢が6歳のとき
14歳の少女・島田桔梗の魂が移り住む。
彼女は連続魂泥棒事件『パンダラヴァー』の被害者だった。

桔梗により梢の意識の闇【黒い鳥の男】の存在を知り
梢の子宮から人間の指が4本産まれる。

桔梗の魂を戻すべくパンダラヴァー事件を調査するディスコは
17歳の梢より未来の啓示を受けた青年・星野真人 に
調査協力を頼むが、彼の先輩・水星Cの襲撃にあう。

そして桔梗が17歳の梢になる姿を目撃した人達に
ディスコは事のいきさつを説明。
すると【パイナップルトンネル】つながりで
パイナップルの形◎をしたパインハウスで名探偵が次々と殺害される
『パインハウス殺人事件』の存在を知る。

更に最近になってパインハウスには
”踊りたい”女の子の霊が出没するらしい。

その霊を”ディスコ”を呼んでいる6歳の梢だ思い至ったディスコは
水星Cを連れてパインハウスへ向かうことになる。

果たして『パインハウス殺人事件』は解決されるのか?
そして梢の魂は?

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2011年04月01日

Posted by ブクログ

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『煙か土か食い物』に続き、舞城作品二作目。処女作もぶっ飛んでたけど、こちらも同じくらい凄い設定だw 幼女の○○の中に○○が入ってるとか、生まれ変わり云々・・ ま、世界観は好きだけどねw 中巻以降さらに期待!

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2016年08月12日

Posted by ブクログ

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上巻はまぁいい(良い、って意味ではない)。メタミステリかなんか知らんが、一冊まるまるおバカ探偵たちのおバカ推理合戦に使ってどうすんねん!とやり場のない怒りに悶えながら読んだ。だいたい私はあの見立て殺人とやらが苦手である。その苦手種目がこれでもかとばかりに延々と続いたとき、私にもちょっと世界の果てが見えた気がした。ここだけ読むと本格ミステリへのアンチテーゼともとれるのだが、最後まで読むとそういうわけではなかったらしい。
80点(100点満点)。

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2012年09月17日

Posted by ブクログ

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覚悟してたけど、やはりぶっ飛ばして書いてくれてるいつもの舞城王太郎。
あまり覚えてなかったけど「世界は密室でできている」のルンババが出てきたりと『お!』ってなる場面もある。

コテージ奈津川の端と端がくっついて輪になってパインハウスになってたりとか、2006年のある時点から時間が折り返して逆行してたり、中々難しくて飛ばして読んでしまった。
本郷タケシタケシとか、ネーミングが面白いのが多いw

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2020年07月22日

Posted by ブクログ

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ナニ、この奇書。タイムトリップミステリか。なんでもありだな。
会話文を改行しないでつらつら並べるから、内にこもって、自己完結というか、俺様が世界の中心というか、偉そうな中二病的主人公に感じてしまう。話の必要悪としてしかたないが、幼い女の子をピュアに描きつつ、性的に徹底的に痛ぶる対象として描く手法は吐き気を催す。それに対して同情というか、同調というか偽善的な登場人物。
ただ、推理に推理を重ねた推理大合戦は掛け値無しにおもしろい。

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2019年10月14日

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