【感想・ネタバレ】マルドゥック・アノニマス 4のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

マルドゥックシリーズは何度読んでも楽しい。

アノニマス4で特に好きなシーンやフレーズなど

再びバロットの手に握られ、共に戦うウフコック。
ウフコックと同じ高揚感を読んでいて感じる。

バロットvs.ハンター(キャンパスでのディスカッション)
スクランブルのカジノ戦のような心理戦たが、バロットの成長を感じる。1人で、新たに得た知識で戦うバロット。
これは、バジルとの交渉にも通じる。

その人のバックグラウンドがその人の思想を作る。
バロットにとってそれは、スラムからはじまり、イースターオフィス、ハイスクール、大学、家族、友人、なによりウフコック
「経験主義に裏づけられた原理的な法律家」≒煮え切らないネズミ
これはこの巻では、様々な登場人物の描写に用いられる。

COA(センターオブアテンション)
カジノで自分の勝ちをアピールするもの。チップを見せびらかし、講釈たれる。こういう者はいずれトラブルを起こす。
自分の成果を見せびらかし、講釈をたれるのに、相手に与えようとしない。
アビーやトゥイードルディに対する態度をライムに諌められるバロット。

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2023年08月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

4巻目にしてバロットが主人公として帰ってきた。話自体はバロットが卒業旅行に行ってからウフコックを奪還するまでの話。前巻の最後でウフコックを奪還していたのでその間の話を補完する感じ。
奪還してたから脱出するまでのストーリーと奪還するための道筋を描く二方向のストーリー展開で面白かった。場面的には安全なところまで離脱できていない状況で今作は終わっているので次巻も楽しみ。

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2022年09月24日

購入済み

 

やばい。もうずっと興奮しっぱなしだった。
バロット無双。読みたかったものに加えて、バロットが成長していく過程も
じっくり魅せてくれて感謝しかない。
楽園が再登場したり、ヴェロシティで描かれた色々な闇が出てきて、本当に感無量。
続編を読んでるんだって感覚が凄く楽しい。

#アツい #アガる #ダーク

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2022年09月28日

Posted by ブクログ

3巻終了時点から時系列の動きはあまり無く、3巻のラストに繋がる過去がメイン。
「ハンター」という無敵のような存在だった男の背景も段々と明かされ、少しずつクライマックスへ近づいていく。

途中に挟まれる会話による心理戦はやはり格別。
「マルドゥック・スクランブル」のカジノシーンのような熱さは無いが、静かながらヒリつくような空気感に酔いしれた。

早く先が読みたいのに、いつまでも読み終わりたくない。残るページが減るたびに悲しみすら感じる面白さである。

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2019年04月01日

Posted by ブクログ

3巻までの抑圧から一気に解放された感が。
で、6巻完結だとするなら、5巻ではまた「落とされる」ことになるんだろうか?
読むのが辛くなるような展開にはして欲しくないところですが…

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2019年03月28日

Posted by ブクログ

3巻も読んだのですがド派手に味方陣営が負ける話、というイメージで4巻。ようやく、ようやくバロット登場。
ウフコックや博士はバロットを巻き込みたくなかったのは分かるけど、読者としては彼女と彼女のパートナーとしてのウフコックの活躍を期待していたので巻き返しの展開が楽しい。

というかイースター側がずっとクインテットにくっついていたのが今一つ理解できなかったというか。ホスピタルの巡回バスが来たらそっちを追跡・調査対象に変更した方が黒幕がわかってよかったんじゃないかなぁと個人的には思ったり。あの時点ではハンター達も踊らされていたゲームの駒の一つだったわけだし。

随分オカネかけてエンハンサーを大量生産して何がしたかったんだってのを暴く方が解決に近づくような気がしたんだけどまぁそれはそれ。

個人的にはサムはハンターと組んだ方が本懐を遂げられたのかもと皮肉に思わなくもない。やり方には心を痛めるだろうけど。

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2021年06月02日

Posted by ブクログ

少しずつ明らかになって行く様々な謎、成長を続けるバロット。
いよいよ次が最終巻!
さあ、どうなる?どうなるんだ?!

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2021年01月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公サイドの不安がだんだんと払拭される中、絶対的と思われた敵側の不安が高まるという思わぬ展開。次巻が待ち遠しい。

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2019年09月12日

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不安、ストレス、超ストレス、そして訪れるカタルシス。
すっかり売れて色々な引き出しを見せる作者だが、やはりこのシリーズはたまらない。

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2019年05月29日

Posted by ブクログ

ルーン・バロットとウフコックのコンビがこれでもかっていうくらい活躍する胸のすくような本作。まさに『マルドゥック・スクランブル』を彷彿とさせるアクションの数々。

アノニマス・シリーズになってからルーン・バロットが学業に専念してしまい、その活躍が見られなかったことにちょっと欲求不満になっていた読者にとって溜飲が下がる一冊。
20歳になったバロットの成長ぶりがほほえましくもあり、頼もしく感じられる本作。

本シリーズは4巻で終わるのかと思ったが、本作では3巻の終わりからストーリー的にはほとんど進んでいないので(笑)、さらに続巻に続きます。
バロットとウフコックの活躍をまだまだ楽しめるということですね!

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2019年05月07日

Posted by ブクログ

ついにバロット参戦!
ウフコックの窮地(ほぼ詰んでる)にスタスタ歩いて救出しに来るシーンから鳥肌モノだし、その後の戦闘でも圧倒的。

前作の冒頭、爆発に巻き込まれ大火傷を負ったバロットの全身の皮膚はライタイトと呼ばれる人工皮膚(代謝性の金属繊維)に置き換えられている。
空間把握、感覚的時間の加速、電子機器へのハッキング、肉体の操作などチート能力がたくさん。

学業のためウフコック達とは距離を取っていたが、ついに来たねー

感動して鼻がツンとしちゃった
(泣いているわけじゃない)

早く続きが読みたい

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2019年05月06日

Posted by ブクログ

ウフコックなネズミちゃんとその仲間たちのハードボイルド活劇として楽しく読み始めたけれど、展開が遅くなってきたし、間もかなり空くようになっちゃったなぁ

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2019年04月14日

Posted by ブクログ

1年かけて書かれた話を1日で読み終える。
“これは正しいことなのだろうかどうか?"
そんな疑問がふと浮かんできた。それは、この続きを読むことができるのが、おそらく1年後だからだろう。

ひとつの区切りを読み終えるたびに、全体の何パーセント読み終えたか確認する。
電子書籍だと何分の何ページと味気なく表示されるのかもしれないが、物理的な本は開いたまま天を見れば感覚的にわかる。
“もう半分は読んだな”と何度も思った。
こんな読み方をするのは初めての経験。

前巻を読み終えたとき、もうすぐこの物語が終わるのではないかと感じていた。
それが間違いだったことに気付く。
予想外の展開。想定外の展開。もちろん、想定内の展開も。

とりあえずの☆4つ。
完結しないと評価は確定しない。もしかしたら、☆5つの展開なのかもしれないし、☆3つかもしれない。

『マルドゥック・アノニマス』でのバロットとウフコックは、まだはじまったばかりなのだ。
驚くべきは、最初の1行目に最後の1行がまだ追いついていないことだ。
この物語は、複数の時間軸が絡まり合い進んでいく。
まるで記憶を振り返るのかのように。

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2019年03月23日

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