【感想・ネタバレ】三千寵愛在一身 雨降らす花のレビュー

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シリーズ2作目。

今回のヒロインは前巻で解体された後宮の末端にいた妃の1人。途中何度か行われた元末端妃3人組のお茶会が、楽しそうで良かったです(いがみあいの多い後宮で仲良しな女の子達を見るとホッコリしますね♡)。1作目終盤にちょろっと出ていましたが、後宮から出て嫁ぐ事を拒否して女官として残った蓮姫が国を訪れていた異国の公子・星流と出逢い…てな物語。1作目のヒーローである王サマがちょっと…いやかなり残念な人だったので、今回の彼は人柄の好ましい人で良かったです(笑)。ただ、蓮姫も星流も親と仲違いしたまま終わってしまったのが残念かな。蓮姫の方は短編集【魔女の処方箋 A collection of love stories】で番外編がある様なので、楽しみです^^♪

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2020年10月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

三千寵愛在一身の続編ということですが、主人公が変わっていて、前巻の最後で、物語を書くための墨や紙を使い放題したいからと宮中に残った蓮姫と、隣国の公子である星流のお話になっています。

舞台は峻の国で理鷲も桜霞もいますが、あんまり出てこなくて残念。(それでも出て来たときは、理鷲が桜霞のお尻にしかれっぱなしになっているだけでなく、丞相や礼月にもやられっぱなしになってしまっているのがよく分かりましたけど。)

今回の二人は、ツンデレでした。特に蓮姫の方は、恋愛は物語の中だけで、現実の恋愛には興味がないと、最初は星流への態度もかなり失礼な態度でしたけど、最後には星流への愛に気付くといった感じでした。

途中でやっぱり事件が起こりますが、この犯人はすぐ分かりました。星流に濡れ衣を着せようとしますが、やり過ぎて失敗してます。また、この事件が解決したあとの展開は私的には予想外でしたが、最後の終わり方は違和感は感じませんでした。

これは、シリーズ化するのでしょうか?
ちょっと気になります。

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2011年02月28日

Posted by ブクログ

砂漠の国にとっては、素晴らしい女性は「雨降らす花」なのだ。異国の王の息子が、大国の後宮の女官に惹かれるが、女官の方は趣味の筆で物語を書くことに夢中で、イケメンの王子にも関心がないし、つんけんする。うおー、はるおかりのの黄金のパターンだ。王子に対する陰謀や王子の国の内乱などを乗り越えて、結局二人は結ばれるのでした。めでたしめでたし。初期の作品から、物語の基本形は変わらないなあ。

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2021年10月19日

Posted by ブクログ

あれからすぐ、の『その後』では、物語創作大好き少女が主人公。
考えていた物語の出足? をそのまま己が体験してます(笑)

そんな事でしょうとも、という内容の持って行き方でしたが
むしろここにきて?! という状態が最後にきたため
次巻に続く、かと思いきや、ちゃんと1冊で終了。
その点ではありがたいものがありました。

ものすごく気になっているのは、彼女の父親。
結局娘のためを思って、の事だったのか
それとも己のためだったのか。
はたまた後妻に何か言われたのか。
言葉は大切です。

人でなし、とか言われそうですが、いっそ暴挙に走って
違う人と結婚してたら…それはまたそれで面白そうなw

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2011年05月01日

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