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最初に、主人公の桜霞の「~であろ?」「~くりゃれ」っていう口調とか、世界観とか主人公の女性の方は絶世の美女で、男性の方にはキズがあるとか、政略結婚で、初夜にうまくできないところとか、ルルル文庫の「女王家の華燭」に似ているなぁって思っていたら、名前が違うだけで葵木あんねさんの作品ということでした。そりゃ、似てますよね。
設定では、冷酷な王という設定でしたけど、なんだか最初から理鷲は桜霞に見惚れているし、初夜のときも途中からは乱暴になってましたけど、最初は優しくしようという感じで来ていて、冷酷な王っていう印象がちょっと薄かったように思います。
その後はお互いに好意を寄せてはいるけど、自分に自信がないもんだから、相手の気持ちを疑い、事件が発生してはお互いの気持ちを確かめ合ったり・・・。よくある設定ですが、嫌いじゃないです。
冷酷な王のはずが、后の桜霞にはメロメロな理鷲の姿に、たまにはこんなあまあまもよいと思いました。
「女王家の華燭」も面白かったですが、こっちはこっちで楽しめました。一緒に読むのもいいですね。
Posted by ブクログ
3巻まで発売中
(各巻 読み切り作品で、それぞれ主人公が異なります)
不遇な公子時代ゆえ冷酷な王となった理鷲が、政略結婚で花嫁を迎えることに。
相手は、遥国の美姫・桜霞。頑なな理鷲だったが、桜霞の人柄に触れ、魅かれるように。
だが、後宮の罠が桜霞を襲い・・・!?
2010年ロマン大賞受賞の中華風ラブロマン!(第1巻あらすじ)
雑誌コバルト2010年11月号に受賞第1作の「梨花一枝春帯雨」が掲載。
主人公は違いますが「三千寵愛在一身」のその後ストーリーです。
シリーズ1作目。
はるおかりのさん、デビュー作との事。後宮シリーズが好きでその他の作品も順番に読んでいっていますが、これが原点なのですね。後宮シリーズと同じく中華風の後宮モノですが、あちらよりも恋愛色が強くて後宮の設定が緩いなという印象です。終盤に後宮の妃達を放出する辺りは王と王后にとっては素敵な話かもですが現実的でないかな。身体の弱い王后で世継ぎはどうするの?とか、王族にかかっている呪いはそのままなんだ?と色々疑問な事が残りましたが、シリーズ物なので、徐々に解明されるのかもしれません^^
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2010年度ロマン大賞大賞受賞作。
中華で政略結婚、嫁モノ。
本誌インタビューで堂々と初夜萌えと答えていて、若干引いた記憶があるので、今まで手をつけてなかったけど、今度のロマンの参考に。
コバルトらしからぬいちゃいちゃっぷりがすごかったー。
宦官のフリして彼のもとへ行くだとか、わずかなすれ違いで心が行き違うとか、いろんな後宮の女が出てきてそれぞれのドラマとか、なかなか面白かったかな。
ただ、その分、中間部分で、ヒロインが呪いでおかしくなっちゃうってところが嫌だった。自分が自分じゃなくなるヒロインって、自己投影しずらいから嫌だった。
まあでも、後宮の雰囲気を味わえたからよし。
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呪われた王と、輿入れした絶世の美女。
傾国ぎりぎりのラブラブっぷり?w
割とすんなり誤解も正されたな~と思ったら
1冊にするにはびっくりな事件がぎゅぎゅっと。
しかし場所が場所なだけに、こんな事は
日替わりメニュー状態で起きるかと。
最後にはちょっと…な感じもしましたが
それほど違和感もなかったのでよし、かと。
いやしかし、己の生活を支えるトップがこれだと考えると
人物としては微笑ましいし好感は持てますが
税金を納めていると考えると…。
ちゃんと仕事してくれていたら、どうでもいいですが。
ヒロインが我が道を行きすぎですw
Posted by ブクログ
シリーズ1冊目。
登場人物は毎回変わるんですね。
最初は冷たい王サマな感じだったのに、ヒロインにベタベタ惚れちゃってました。
中盤のヒロインのヒステリー(?)がダメで途中で断念しました。