映画人生を孤独に歩む木根さん(30代・独身・キャリアウーマン)の実在映画の紹介マンガです。
もちろん、ただ映画を紹介するだけのマンガではありません。木根さんのもとへ、夫の浮気で離婚したての、仕事の同期・佐藤さんがおしかけ気味にやってきて、いろいろあって同居することになるのですが、映画にさしたる関心のない佐藤さんに、映画の面白さを紹介しようとして空回る木根さんが可愛いのです。
「ネットは糞ね!!」
「信じられるかこのド腐れがぁあああああ!!」
……主人公の発する言葉とはとても思えないセリフの数々。少々過激な映画論は木根さんの闇が垣間見えて愉快ですが、少し共感できるところもあります。ターミネーター、スター・ウォーズ、バッドボーイズ2バッド…などなど、誰もが知っている有名映画が必ず紹介されていますので、どんな映画がどんな紹介をされているか、少し覗いてみてはいかがでしょうか。
感情タグBEST3
いつもどおりの
勢いのある掛け合い漫才のようながやりとりが最高です!元ネタの映画を未見でも楽しめますが、元ネタ知っていれば更に面白い!!
Posted by ブクログ
オタク、めんどくせぇぇ!!!(爆笑
…いやぁ、今更言うのもなんですが、この作品、「映画に関する蘊蓄や評論を面白おかしく描く」わけじゃなくて(そういう側面もあるけど)、「(たまたま映画が好きな)オタクのめんどくさいこだわりとか暴走を描いて」るんだなぁ、って。
冒頭、いきなり茶番から入るのも流石ですが、やはり「シンエヴァ」回が最高にどうしようもない(良い意味で)。
てっきり「シンエヴァ」についてのあれやこれやを語るかと思えば…あぁホントにめんどくさいなぁ(笑
そしてそれを笑っちゃった時点で、やっぱり私もめんどくさい(苦笑
この回、悉くネタばっかりで、とにかくテンション高めにアップダウンするから読んでるこっちもグワングワン揺らされ、忙しいったらありゃしない(でもそれが楽しい)。
キョーコと皆の空気間の差、あー、わかるわかるっていう…。
で。
キョーコの思う所、それそのものが分かるかというとちょっと違うのだけど、そういう発想に至るのは凄く分かるというか、共感せざるを得ない。
…どっちかと言うと、木根さんの立場ではあるけれど(私、信仰は持ち合わせてないんですよね。…多分)。
「面構えが違うツラをしてる」は誤字・誤植じゃなくてガチ名言です。
割と皆、色んなとこで地獄は見てるんじゃないですかねぇ…。
あと、佐藤さん、おっも。
これ百合じゃなくて依存よね…(苦
Posted by ブクログ
ハリポタとシン・エヴァ回が長かったけど木根の言ってる事は共感しかない。キョーコのCPが気に入らないも超わかる。本当に「大人」「女」としての自分が納得しても「オタク」の自分は拒絶してるのはある!
そして「観たいのがありすぎて決められない」も超分かる。「これも面白いよね。分かる~。でも今のテンションじゃないんだよね…」ってなる時。ある。観始めれば一気に引き込まれるんだけどね。
でもハリポタ回の最後のifはとっっても良かった!
Posted by ブクログ
相変わらずパワフルだなあ。読むところ多すぎて追い切れないので、またじっくり読みます。私も法廷もの好き!意義あり、誘導尋問です、とか、本件に関係ありませんとか言ってみたいとかねがね思ってました。キネさんたちのプレイ、楽しかったです。法廷ものたっぷり見てきたつもりですが、まだまだたくさんあるんですねえ。
Posted by ブクログ
44本目「見たい映画がありすぎて見たい映画がない日」にむっちゃ共感した。
我が家の積読本が増えていく論理と心理が見事に描かれています。
反省。