天才と、天才のまわりの人たちの話。作品とは何の関係もないですが、大ファンだった芸術家の方と一緒に仕事をした際、その性格の破天荒さに、「この破天荒さだからこの芸術を生み出せるのか」と、ファンとして一定の距離を置くことの大切さを実感したことがあったな、というのを思い出す作品でした。周りに影響されない自分の世界を持ち続けていられることが、人とは圧倒的に違う芸術を生み出せる理由なのでしょうね。
というわけで、主人公は集団生活的にはかなり問題のある高校1年生の女の子・響。彼女が出版社に新人賞応募原稿を送るところから始まる、学園生活と出版業界のお話です。ぶっ飛んだ天才少女が世間とつながっていられるのは、いつも傍にいてくれる幼馴染の男の子の存在がとても大きくて、彼が響を理解してフォローを欠かさないでいてくれるから、この全体の関係性が成り立っているんだな~というところにも注目して読むと、私はなんだか世界っていろんなバランスでできていて、面白いなと思うのでした。
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天才をスカッと楽しめる✨😍✨
一気に全巻読んでしまったぁ〜
天才って良くも悪くも本物や本気の人を惹きつけちゃう魅力があるものなのねぇ〜としみじみ感心🥰🥰🥰
天才少女が初応募した文芸新人賞で大賞
かついきなり芥川賞と直木賞のダブル受賞
なんて「御伽噺じゃん」と思いながらも圧倒的な主人公「響」の魅力は凄かった❣️❣️❣️
人を観切る能力に長け、畏れを知らず売られた喧嘩は必ず買って勝つ。。。なんていうぶっ飛んだ響沼にズッポリ引き摺り込まれちゃいました💓(o^^o)💓
脇役も老若男女盛り沢山で魅力満載
幼馴染のイケメンはハイスペックで響💖ストーカーレベル、親友文芸部先輩は大作家2世の育ちの良さで響の才能にいち早く気づき理解し見守ってくれ、響を見つけた担当女性編集者の響の才能と文芸への熱量半端無く、先輩後輩先生や文壇の重鎮達までホント面白くて久しぶりに大満足の五つ星⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
Posted by ブクログ
【あらすじ】
とある文芸編集部の新人賞宛に送りつけられた、直筆の投稿原稿。編集部員の花井は、応募条件を満たさず、ゴミ箱に捨てられていたその原稿を偶然見つける。封を開けると、これまで出会ったことのない革新的な内容の小説であった。作者の名は、鮎喰響。連絡先は書いていない・・・
【感想】
Posted by ブクログ
このマンガは、天才というもののあり方を表現するというマンガではなく、基本的には主人公・響のエキセントリックな(頭のおかしい)行動と、それに振り回される人々を楽しむマンガだと思っている。
この性格を楽しいと思うか、引いてしまうかで大きく評価がわかれると思うが。
実際、リアリティは全く感じない。
天才ゆえの苦悩や努力など全くない。
ただただひたすら響は天才なのである。
区別するならば私的にはギャグマンガに部類するものだと思っている。
でも、ただ、あり得ないと思いつつも、ホンの一抹、羨ましいと思ってしまう自分がいる。
性格破綻者ではあっても、自分の好きなものに真っ直ぐなその姿勢に。
主人公がブレない
小説家になる方法が書かれているのではなく、
小説を書く変人JKの話。
変人は、好きな称号なので褒めてます。
ヤンキーの指を折るわ、やんちゃな小学生を殴る蹴る、筋が通らない事にはバイオレンス。
自分がどうありたいが大切で、周りの目は一切気にしてない、どこまでもブレないところが良い。