天才と、天才のまわりの人たちの話。作品とは何の関係もないですが、大ファンだった芸術家の方と一緒に仕事をした際、その性格の破天荒さに、「この破天荒さだからこの芸術を生み出せるのか」と、ファンとして一定の距離を置くことの大切さを実感したことがあったな、というのを思い出す作品でした。周りに影響されない自分の世界を持ち続けていられることが、人とは圧倒的に違う芸術を生み出せる理由なのでしょうね。
というわけで、主人公は集団生活的にはかなり問題のある高校1年生の女の子・響。彼女が出版社に新人賞応募原稿を送るところから始まる、学園生活と出版業界のお話です。ぶっ飛んだ天才少女が世間とつながっていられるのは、いつも傍にいてくれる幼馴染の男の子の存在がとても大きくて、彼が響を理解してフォローを欠かさないでいてくれるから、この全体の関係性が成り立っているんだな~というところにも注目して読むと、私はなんだか世界っていろんなバランスでできていて、面白いなと思うのでした。
感情タグBEST3
幸せ
天才に完膚なきまでに叩きのめされて自分を知る事も、才能のかけらもなくても書く喜びを知る事も、どちらも幸せなんじゃないかな。
なんとなく日々を生きるよりも、何倍も幸せだと思う。
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政治家まで巻き込んで、大事感が半端なく高まってしまった。いよいよ退学もやむなしってことかと思ったら、また復学して、高校生活ラストイヤーがこれから綴られるぽいすね。面白いからまだまだ続きが読みたいす。
Posted by ブクログ
【あらすじ】
波瀾の表彰式! 響vs.加賀美文科大臣!
デビュー小説『お伽の庭』が、芥川賞と直木賞をW受賞するという快挙を成し遂げた鮎喰響。驚異的な現役JKに世間は熱狂するが、本人は特に気にすることもなく日常を過ごしていた。そんな中、文芸部は花代子の発案で全国高校文芸コンクールに参加することに!
そして響は最高の賞である文部科学大臣賞を受賞してしまう。特に気にする風もない響だったが、授賞式には表彰状を渡すために文部科学大臣の加賀美が現れる。総裁選の最中、自らの野望に燃える加賀美は、響の正体を芥川・直木賞を受賞した「響」と見抜き、利用しようと画策するが……
【感想】
Posted by ブクログ
あぁ文部科学大臣にまで…(-_-;)そして響ちゃんの両親が何だかとても好きになってきた(*^^*)最後のフィンランドの話は本当にありそうだ(^^;)
Posted by ブクログ
102ページのセリフはよかった。作家だな、と思ったけど、あとはこれまで通り。才能あれば何してもいいわけじゃない。どうして誰も諭さないんだろう。周りがもてはやしているからヒートアップするんじゃあ。なんていう常識的なことをコミックに言うのはヤボですね。行き着くところまでいくのを面白がってみることにします。それと、そろそろ絵をなんとかしてほしいです。
Posted by ブクログ
相変わらず周囲を巻き込みまくりですが、やっぱり今回はスケールが大きかった!(´Д⊂
身バレや退学からの再入学、新入生と、今巻はかなり状況が動きました。
Posted by ブクログ
「切り刻んでムーミンの餌にするぞ!」がじわじわくるw
あと、映画版の宣伝帯が付いてるんだけど、平手友梨奈(映画の響役)が丸くて笑う。
Posted by ブクログ
文部科学大臣との対決、
そしてついに「響」の正体が明るみに…!?
てか、これだけ大きなムーブメントを起こして
よくぞ今まで隠してこられたものです(^^;。
ちょっと気になる新入生キャラクターも登場して、
また新展開になりそう。楽しみです。
しかし、政治家ってやっぱり食えないよなぁ(笑)。
さすがに無理ある
まとめ読みしましたが、ワンパターンの繰り返しって感じてしまいます。
結局、主人公がどう凄いのかもよく分からない。久しぶりにまとめ買い失敗です…