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元寇、しかも対馬での攻防を描いた長編作品。
勝ちを目指す戦じゃない、蒙古が対馬を去るまでの約一週間、ひたすら逃げ隠れ時に迎え撃ち、持ちこたえるだけのゲリラ戦。
目標と期限が明確で緊張感もあり、非常に面白い作品でした。続き早く!
傑作!
文永の役を題材にした珍しい漫画。
絵は迫力があり、かつアクションシーンが見やすいので物語の世界に没頭するのが容易で思わず既刊を一気に読んでしまいました。
またストーリーもさることがらこの漫画の素晴らしいところは甲冑の描写です。
鎌倉時代らしい大鎧の星兜、大袖、栴檀板、鳩尾板、弦走、草摺といった特徴が精緻に描かれていて甲冑好きとしては眺めているだけで陶然としてしまいます。
歴史物やアクション物が好きな方に強くお勧め。
Posted by ブクログ
”元寇”モノの漫画作品なんて学習漫画以外で
あったのかな?少なくとも自分は知らない。
マイナー?な題材をしっかりと描いて
くれてるのは嬉しい♪
どなたかのレビューにもありましたが
”皇国の守護者”コミック版のイメージが
ぴったりなんですわ^^;上手い。
Posted by ブクログ
元寇漫画、なるほど。史実としては知ていても、細かい部分は全然分からないので、漫画で読めるのなら、ってことで。絵とか表情は上手く描かれているし、場面展開もしっかり入ってくるし、個人的及第点はクリアです。ここからの展開も気になります。
Posted by ブクログ
鎌倉時代、元寇の話です。
主人公は罪人として対馬に流されます。
対馬を舞台に元との攻防が始まります。
主人公もヒロインも背景がありそうなひと癖ある感じが良いです。この巻では領主的な人が戦死するなど、先が読めない緊張感があります。
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元寇をテーマにしたマンガ。フィクション要素が強い。
改めて考えるモンゴル帝国の強大さ。東アジアだけでなく東欧にまで勢力を拡げるその力。しかし嵐によって、小国日本がそれを追い返したという事実は、まさに奇跡。
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罪人の朽井(くちい)は、対馬でまさに元寇に向けて、蒙古の軍と戦う破目に陥った!義経流の使い手たる主人公が、ジンギスカン=義経伝説の相手と戦う、というストーリーなのかな、と予想。
興味深いテーマ
リアルな「元寇」の話だけでも少ないのに、対馬という最前線かつ辺境の場所(失礼)での話は、おそらく初めてだろう。
歴史好きにはそれだけで興味深い。
キャラ絵はかなりのレベルで、悪くない。
細かい所まで書き込まれているが、一方で白地の部分も多く、これがちょっと見づらいかな?
主人公はチート的に強いが、「正義感溢れる元御家人」という事もなく、ちょっと斜に構えた感じが面白い。
そしてストーリー。
辺境の地を舞台に選んだのは、それだけ情報が乏しく、ストーリーを膨らませてもリアリティを失わないからだろう。
実際、大まかな流れは正確でも、主人公周辺細部は史実とはかけ離れた設定が見られる。
展開としては非常に興味深いが、安徳天皇の話あたりからちょっと不安が。
これ、おそらく「源義経がチンギスハンになった」という展開を盛り込んでくるんじゃないだろうか?
そうなると、いくら戦場としてリアルに描こうと、ストーリーの背景自体がファンタジーになってしまう。
もう完結している作品のようだが、果たしてどうなんだろう?
Posted by ブクログ
元寇は確かに目新しい題材…だけども。
話の流れは定番かなぁ。既存の概念に縛られた集団に、破天荒なアウトローが入り込んで予想できない言動で状況をひっくり返し活躍する、という見たことある話。
とはいえ、そのアウトロー・迅三郎が平安-鎌倉時代の鬼才・源 義経の流れを汲んでいるようなので、その時代にはそぐわない思考にも説得力はあるのですが。
戦闘シーンは割と臨場感あります。
血沸き肉踊る、とはまさにですが、かなりバッサバッサと首が飛び、手足が千切れます。
…ただ、なんか動きがぎこちないと言うか…。
キャラが絶命する際に動きがないんですよねぇ。全体の動きがいったん止まる。効果線がない・セリフのフォントが普通にブロック体…とか色々理由はありそうですが、ちょっと乗り切れない感じ。
とはいえ、鎌倉時代の国の様子、人々の生活をきっちり描いている点は見ごたえがあります。
食べ物とか明かりの取り方とか。
なるほどなー、と思う事しきり。
あと照日姫がいいツンデレですw
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元寇で対馬舞台のお話って、授業以外では出会ったことがなかったのでなかなかおもしろそうだと。
無理やりな設定にちょっとびっくりしましたけど、娯楽作品ですからこれもアリかな。
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1回目の元寇。文永の役の対馬での戦い。元の圧倒的戦力に対し、少しでも足止めをするために捨て石となれ、と罪人集めて送り込まれたうちの一人。義経流の使い手朽井迅三郎を主人公に話は進みます。
義経流。源義経の剣術「ぎけいりゅう」。対馬の姫様攫いに来た中に、似たような剣術使いの存在を感じたところに、義経大陸生存説みたいな伝奇の匂いも感じられて楽しみです。
圧倒的戦力の敵に対して、勝ち目のない戦いを挑まざるを得ない、という展開が「皇国の守護者」と似てる。朽井迅三郎と新城直衛の顔も似てるし。