『うえきの法則』で有名な福地翼先生の最新作です。
主人公サイケは、家の近くの「もぐら池」に飛び込み、水中で意識を失うと、”今日”をやり直す特殊能力を持っており、友人や人助けのために、サイケがタイムループを繰り返すという物語です。能力発動のトリガーが「自分の死」であるにも関わらず、他人のために躊躇いなく何度でも死んでは、”今日”を繰り返すサイケがめちゃくちゃかっこいいし、狂った自己犠牲精神にはゾクゾクします!
さらに、登場キャラクターの持つ特殊能力がどれもユニーク!それらの能力を駆使して戦うシーンは、先の展開が予測できません。
基本的に第1巻で話がまとまっているので、どの巻も読みやすいです!是非多くの人に読んでもらいたい作品です。
感情タグBEST3
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従来作よりずっとシリアスで重めな、だけど精一杯がんばって、やったねと言える安心の福地翼マンガ。1巻できれいに一区切りなので、次巻でどう「戻る」のか気を引かれる。
絵柄は、ほのぼのしている感じなんだけど、作品のストーリーは結構シリアスでしっかり練られている感じです。伏線も色々楽しそうです。
不思議な話
主人公はパッとしない男の子で、ヒロインは元気系の女の子。よくある話だけど、なんだか続きが気になる感じですね。お顔の割にスタイルがいいですね笑
あっという間に読んでしまった
主人公に共感して、応援したくなる!
続きが気になって、あっという間に一巻読んでしまいました。
一巻の終わりで一段落ついたと思いきや、この先何が起こるの??(問題は解決したのに)と気になって二巻に手を伸ばしてしまう、伏線付き。
絵は上手いとは言えないけど、かわいい感じ。
Posted by ブクログ
タイムリープ系の漫画兼能力漫画です。
初めの頃はタイムリープ漫画として、中盤以降は能力漫画として楽しむことができました。
タイムリープや能力バトルが好きな方にはおすすめの作品です。
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正直今のところは使い古されたタイムループものって感じがぬぐえないけど、まだまだ前哨戦。ヒロインの可愛さはピカイチなのでこれからに期待。これも能力バトルになるのかな?
Posted by ブクログ
僕は4番、福地さんのファンだから、でした。
帯にも書いてあるようにみんな大好きなタイムリープもの。デジャブで黒猫が出ているのが、非常に気になる(マトリックス的に)
1巻は短編ループものとして非常にオーソドックスな感じで、今なんでこれなのかな、と思ったけど、最後に引きで一気に。
気になります。
詰めが甘い
サンデーでは常連のマンガ家の、比較的新しい(2014~2019年連載)作品。
まず絵は、あまりうまくない。
妙にほのぼのしたタッチはそれなりに味があるが、軽く描いているようで深みが感じられない。
軸となる流れは、まあよくあるタイプのもの。
ただ、ジャンプ系にありがちな「能力に妙な名前を付ける」「どんどん後付けの設定が出てくる」というものではない点は好感が持てる。
ただ、ストーリーが全体的に詰めが甘い印象。
そもそもこの能力、パラレルワールドを創造するものであり、「救われるのは時間軸を戻した主人公のみ」ではないか?
タイムリープ系のこの矛盾をどう説明するのか、そこをはっきりさせて欲しい。
(ちなみに、東リベも同様の矛盾あり。リゼロあたりではその矛盾を突いたストーリー展開もあった)
また、いくつか「池に戻れそうにない状況」でやり直しを繰り返している点も気になる。
「やられると言っても殴られる程度。殺されたり、再起不能になることはなく、後で解放されるので池に行ける」ということなんだろうか?
この、「殴るだけ」という描写もどうにも甘い。
一番最初は実際に骨が折れるレベルであり、殺されかけていたのだが、その後は(覚めない眠りを除けば)ゆるゆる。
仮に殺されるリスクがあるなら、本人が、それも池から離れた場所で戦うのは無謀でしかないだろう。
こういう細かいところがいろいろ気になってしまう。
「少年マンガなんだから、そんなこと気にするな」というものなのかもしれないが、だとすれば逆に何でもアリになってしまうしなあ。