“ジミ”な高校英語教師の本田紫織に、“ヘン”な世界一のギタリスト幽霊が取り憑いた!?
このキャッチフレーズに惹かれた方、ぜひ一度読んでみてください!
地味な高校英語教師の本田紫織に、ある日突然、伝説のギタリスト「ジミ・ヘンドリクス」の幽霊が取り憑いてしまうところから物語がスタートします。
そして、ジミとの出会いをきっかけに、紫織は封印していたギターを手に取り、「すてきなバンドを組んでステージでライブをする」という、かつての夢にもう一度向き合うことになるのです。
この作品、なんといってもライブシーンがとても良い…。
歌や音をマンガでどうやって表現するのだろう...?と思っていたのですが、いい意味で予想を裏切られました...。
一コマ一コマに迫力があって、ページの向こうから本当に音が聴こえてくるような気がします。
実際に手に取ってこの感動を味わっていただきたいです!
ちなみに、作中には実在の名曲たちも登場するので、曲を聴きながら作品を読むのもオススメです。
ライブ中の紫織たちの表情もグッとくるものがあります。
全力で歌い、音を奏でる彼らは、泥臭くて最高にカッコいい。
最高の音楽を届けるために、たくさん悩み、葛藤し、努力を続けてきたことを知っているからこそ、涙なしでは読み進められません。
本気で夢を追う紫織とその仲間に勇気をもらえること間違いなしの作品です!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
すばるの叫びが連なる。
「ええか光岡」
「コンクールはいかに譜面に忠実に演奏できるかが勝負や」
「曲がどんな表現を求めとんのかを正確に把握し」
「それを完璧なサウンドで奏でる」
「すべての答えは譜面の中や」
「己を捨てて身も心も…」
「曲の奴隷になれ」
ここのページの書き込みにぞわぞわした。
譜面どおり、真っ直ぐに的確に連なり続ける。
「一回てっぺん見たくらいじゃ物足りひんてか?」
「そやな、とことんまでのぼったろやんけ」
「もっとええ景色見せたる」
「もっとええ笑顔にさしたる」
ただ、思う。
音々は、すばるのために、走り始めた。すばるのために、どんな仕打ちにも耐えた。
彼女は、すばるのためだけに走り続けていた。それは彼女の意思だったのだろうか?
笑顔をなくさせたのは自分だのに、笑顔にさせてやる、っていうのは、どうなんだろうか?
今度は吹奏楽部の面々
光岡さんとすばる先生の過去話がメインで、お2人とも学生時代は平日は4時間睡眠での地道な練習メニューづけで、やはり吹奏楽部、いわゆる体育会系的なノリが必要とされる部分が出ていますね。
実際にはこれで燃え尽きる生徒が多々いる訳ですし、高校野球等と同様の問題点もありそうです。生涯の趣味とさせないような構造がある訳で。
光岡さん、音楽家の両親の許でもあまり音楽に好きになれなかったところ、高校生のサックス奏者だったすばるさんに音楽の楽しさを教えてもらったのはいいんですが、楽器の変更等と、正に独裁的な顧問、はどうでしょうかね。演奏を合わせるのは合唱とかでも重要なのは百も承知ですが、ちょっとコンクールだけ目当てでは……という思いもする巻でした。(ちょっと作品からズレたコメントかとも思いますが……)
初めの頃、はっきり言ってすばる先生嫌いだった。だけど巻を重ねていくたびに、あのキャラにはまっていく自分がいた。今巻いっぱいすばる先生が登場してものごっつう嬉しいわ。
よっこいしょういちって、すばる先生のお母さんの口ぐせだったのか。
何だか
すばる先生と光岡部長、物凄い絆で結ばれていて。軽音なんてやってる場合ではないということが、伝わりました。鬼の仮面の下には、そういう物語があったのですか。
今回は光岡部長と吹奏楽部顧問の過去回がメイン
光岡→すばる先生の憧れはわかったけど、すばる先生が光岡をどう思ってるのかいまいち分かんない
匿名
今回は吹奏楽部のすばる先生と部長光岡さんの姿が強く出てきました。彼女たちの苦い思い出もあって今の姿がありましたけど、本田先生たちと楽しくやれないのでしょうか?
Posted by ブクログ
「BLUE GIANT」「BECK」「四月は~」「ピアノの森」「のだめ」等々...ある程度まで行きついた音楽漫画作品は音を直接表現することができない媒体だからこそ個々の中に物凄いインパクトを残します。
本作も前記述の作品達に負けていない出来だと思います。
うーん、面白い....
時の経つのも忘れての既出全巻イッキ読みでした。
あぁ...幸せだぁw
ただ9巻の時点でまだまだ先が見えてきません。
これは「BECK」並みの長編になるのでは...
ジャニスが出てくるのが楽しみで仕方がないのですが...いつになるんだろ?
一番好きなキャラクタは川崎忍さんです。
これから終了まで購入させていただきます。
よろしくお願いいたします。