【感想・ネタバレ】健康で文化的な最低限度の生活 10のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

・85 浦田の部屋。敷物がダンボール。
・88 奥坂の救急搬送。てっきり詐病かと思いましたよ。
・89 コロナは正面から描くみたい。えみるの同窓会で判明した、彼女のポジション。
・91 係長のスナックママへの切込みが素人じゃない。
・94 不動産取引の仲介するには、宅地建物取引士の資格が必要ですが、ママはもってるの?あと、抜いた分のお金は脱税。角間への暴力を、えみるは石橋だと仮定して動くのでしょうか。マスク姿の怒りに決意も感じました。

1
2021年06月27日

ネタバレ 購入済み

コロナ…

巻末の話で、コロナ禍に入り今までギリギリだった人達が可視化された。というのがとても印象的です。
コロナが本当にいろんなものに影響を与えているなと痛感します。

#アツい #深い

0
2023年03月20日

Posted by ブクログ

2021年4月4日発売。
第85話ㅤハウジングプア
第86話ㅤ躙り(にじり)寄る
第87話ㅤ面談 石橋
第88話ㅤ面談 奥坂
第89話ㅤ面談 角間
第90話ㅤ感染拡大
第91話ㅤ告白
第92話ㅤ奥坂を逃がせ!!
第93話ㅤ緊急事態宣言発令
第94話ㅤ偽造

0
2022年03月28日

Posted by ブクログ

コロナ!現実世界とリンクさせていく。コロナで暴かれる貧困問題は多そう。特に普段は貧困とは縁のなかった人が急に貧困に晒されるという。社会としての不安定さみたいものが。

セーフティネットに対してもっと寛容になるべきで、不正受給にめくじら立てて生活保護批判なんかしちゃいかんよなぁ。

職員ももっと増やして、負担を減らして、一人一人に寄り添えるサポートが出来たら理想的。


2022/11/26
真面目に生きようとする人が不幸になってずる賢い人間が得する社会はしんどいなぁ。

0
2022年01月04日

Posted by ブクログ

貧困ビジネス、怖い…。というか、傍目には怒り心頭。とか思いながら読み進めていたら、本作もまたコロナ渦突入。時系列としてもそこまで唐突感は無く、自然な作中の流れとして、ってのがお見事。本作の主題とコロナが、切っても切り離せない問題だけに、リアルタイムで扱うという姿勢も立派。目が離せません。

0
2021年06月07日

購入済み

読みました。怖かったです。

貧困ビジネスか…悪質な事例だろうけど、身近にありそうでゾッとした。
役所は色々な人が来るから本当に大変だと思う。

0
2021年05月30日

Posted by ブクログ

コロナ禍で福祉事務所を訪れる層も一変。一方、前巻から徐々に暴かれる貧困ビジネスの実態も。次巻に続く。

0
2021年05月03日

ネタバレ 購入済み

闇は深い

必要な人には出してもらわんといけんけど、申請も厳しいと言われてるけど、こんな生活保護に関わる貧困ビジネスの問題が漫画にされて、問題の解決はまだされてないと。不正受給した人を問題視するけど、不正受給できるような役所の体制といいかげんな事務処理の方が問題なのでは。漫画にも出てきたけど、証拠を押さえようと張り込んでまでやろうとする意欲を、経費がどうのといって止める上司。問題の認識が現場の職員と温度差あるし、霞ヶ関の役人と同じで、上に行けば行くほど自己保身しか考えられなくなるような役所の体質なのか?そんなんだから、お役所仕事だと、国民、住民のことを考えてない!と思われるのでは。

0
2021年04月04日

購入済み

興味深い!

この漫画の中の色々なストーリーを読んでいるとこちらが辛くなるほどなるほど生活保護受給者に共感させられます 読むと辛かったり、重かったりしますが 読み進めずにはいられないほど興味深い分野です 今まで知らずにいた現実の人々の暮らしを慮るいい機会になりました

#切ない #深い #シュール

1
2021年05月10日

Posted by ブクログ

貧困ビジネス編二巻目。このテーマを取り上げようと思った時、著者の頭にコロナ禍が起きることは想定してなかったろう。図らずも、パンデミックにというもう一つの重いテーマも追いかけることになる。そのせいかはわからないが、本巻でも完結しない。ただ、そのからくりは少しずつひも解かれていく。受給者の危険を察知しても役所ができることは少ない。犯罪の管轄は警察。警察も被害届がなければ動けない。悪というものは法の隙間をかいくぐり蔓延るものである。立ち向かうには一人ひとりの正義感しかないことはコミックの世界のことに留まらない。

0
2023年05月28日

Posted by ブクログ

貧困ビジネスは同情の余地のない。貧困ビジネスは破滅して廃業することが読者のカタルシスになる。気になるところは、貧困ビジネスの実行者も構造的な犠牲者的な展開になりそうなところがある。それはありきたりな筋書きであり、面白味がない。構造的な犠牲者であろうとなかろうと貧困ビジネスの実行者が多くの貧困者の人生を搾取したことには変わらない。

貧困ビジネスが根絶されない要因に住まいの取得が困難という住まいの貧困がある。賃貸時に保証人や保証会社を要求されることは住まいの取得のハードルになる。入居時の連帯保証人の確保が壁となり、入居できないことが多い。良いニュースに沖縄県は県営住宅に入居する際、連帯保証人を必要とする制度を2022年度から廃止する方向で調整していることがある。

沖縄県が2021年に保証人制度を廃止した18の都道府県にアンケートを実施したところ、14の自治体が「家賃の回収率に影響はなかった」と回答した(「「住まいの貧困」解消へ一歩 県営住宅の保証人制度廃止、借り手の署名のみで入居へ【沖縄発】」沖縄テレビ2022年2月19日)。保証人や保証会社は賃貸住宅市場を不透明にする要因である。

0
2022年02月26日

Posted by ブクログ

生活保護の不正受給と、貧困ビジネスと言われる搾取の話。勉強になった。確かに昔はわからなかったけど、もしかしたら知的障害や発達障害などがあったのかな、っていう子がクラスにひとりふたりはいたと思う。そういうのに気付かれずにただ「鈍臭いやつ」で世間のはじかれ者になった人がどれだけいるだろう。何らかの理由で家賃が払えなくなった者がすぐに転落してしまう社会の構造にも触れている。

0
2021年10月02日

Posted by ブクログ

貧困ビジネス編。前巻から続いているが、時間枠も取って、丁寧に描いている。コロナも重なり、今後の展開に目が離せない。

0
2021年08月09日

Posted by ブクログ

社会の病巣を抉る本作。貧困ビジネス編がさらに激化! 支配、暴力、強圧、搾取…ほとんどクライムサスペンスの様相を呈してきました。これが現実にも起こりうる事態なのだと思うと、恐怖を禁じえません。主人公が若い女性だというところも、流れを難しくする要因になっていて、社会問題の一端を感じます。そしてそこに追い打ちをかけるコロナ禍…。給付金詐取まで話は及ぶのでしょう。展開が気になります。

0
2021年04月22日

Posted by ブクログ

貧困ビジネス編は、やはり2巻ぐらいでは終わらなかった。しかも今回は途中からコロナ禍のもとでの闘いに突入する。

今回は表紙に初めて登場する京極係長がわりと活躍する。市の財政を圧迫するような事柄には神経質になる係長ではあるが、今回は不正支給に繋がる事案である。「意外と正義感が強い」と義経さんが驚いている。ちょっと感情的になりすぎているのを、ベテランケースワーカーの半田さんが修正するほどである。

しかしなかなか貧困ビジネスの違法の尻尾が掴めない。奥坂さんの入院先から告白があって、その仕組みがある程度わかったものの、お役所だから決定的な証拠が必要である。その間に、奥坂さんを遠くに避難させ、角間さんも他の支援の方法を探す。利用者に寄り添う。半田さんの助言があればこそではあるが、「空気が読めない」と落ち込む義経さんではあるが、真摯で誠実な姿勢は、要領が良い他の一部職員と一線を画している。義経さん、頑張って!

巻末の「生活保護Q&A」は、コロナ禍のもと住宅確保給付金、生活困窮者自立支援制度、生活福祉基金の特別貸付などの制度を活用する道筋を教えてくれている。4-9月で住宅確保給付金の支給は10万4千件もあったそうだ。そうのうちの1/10が角間さんのようなホームレスになることを防いだとすれば、狭い日本は大きな失敗を回避したことになるだろう。今のところはセーフティネットがギリギリ機能している。この長期のコロナ禍で、それもどうなるか、注視が必要だ。

表紙カバーを外してみると、昨年3月10日、厚労省通達「新型コロナウィルス感染防止等に関連した生活保護業務及び生活困窮者自立支援制度における留意点について」の「3適切な保護の実施(2)速やかな保護決定」が全文(大文字で)載っていた。問題のある厚労省ではあるが、これはかなりまともなことを通達している。こういう細かな文章に、その時々の社会の真実があると思う。是非手に取って読んで欲しい。

0
2021年04月14日

Posted by ブクログ

ウシジマくんにもあった貧困ビジネス回、こちらの方がエンタメ感が薄くていい。貧困はエンタメにしてはいけない

0
2021年04月06日

Posted by ブクログ

彼は32歳バリバリ稼動年齢 神戸なんかだとUR安いとこ結構あります 緊急事態宣言後、家賃の支給を行う「住居確保給付金」の申請が急増。 潜在的に「住まいの貧困」にあった方が ギリギリの収入で暮らす人達の存在が「可視化」されたと思います ”貧困ビジネス編“佳境へ

0
2023年05月14日

「青年マンガ」ランキング