【感想・ネタバレ】イノサン 1のレビュー

「漫画は芸術になり得るか?」
その答えがここにあります。

作者は『孤高の人』で第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した坂本眞一先生。
18世紀のフランスに実在した処刑人、シャルル=アンリ・サンソンの半生が克明に描かれています。

この作品の前では、どれだけ言葉を尽くしても陳腐になるばかりです。
まずは一巻、ご自身の目で確かめてみてください。

必ずや貴方も“純真”の虜になるはずです。

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ネタバレ 購入済み

もはや美術品

9月に無料で読み始めてすっかりハマりました。人物のデッサン、建物の緻密さ、装飾品のセンス、コマのひとつひとつが絵画のようです。初めはストーリーを追って読み、その後、絵画を鑑賞するような感じでお気に入りのコマをずっと眺めています。10月から無料で読めなくなったので購入しました。何度も眺めていたいので。
なお私の一番のお気に入りは3代目です。息子を折檻するシーンがありますがその時の涙にやられました。

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2020年10月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

18世紀、「自由と平等」を望み、現代社会の出発点となったフランス革命。その闇に生きたもう一人の主人公シャルル-アンリ・サンソン。彼は、パリで死刑執行人を務めるサンソン家四代目の当主である。イラストの上手さや美しさに目を惹かれ、全巻一気に購入。初めて読む作家だったため、かなりの賭けだったが当たりだった。苦手な時代背景なのだが、そういった事を忘れさせてくれるくらい作品に入り込めた。美しいイラストで描かれるグロテスクな描写にハマりそう。

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2015年10月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

絵が綺麗すぎる。結構グロいですけど、なんか嫌な感じがあまりしません。主人公が童貞喪失したあたりからだんだんウザくなります。妹を応援したくなります。好きです。ベルサイユのバラを読んでいるとキャラクターの関係性が理解しやすいと思います。読んでなくても理解できます。すごい画力とド派手な演出がすぎて時々ギャグですかこれは、笑っていいですかこれはっていうシーンがあります。そういうとこもすき。

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2021年02月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

死刑執行人を主人公に据えた作品。
いや~何て艶めかしい世界なのでしょうかww
かなりグロテスクな描写もありますが、
何か笑ってしまいます。
面白いですね。
ちょっとテンポが遅いので、
もっと頑張ってほしいです。

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2014年10月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

漫画大賞ノミネート&「孤高の人」の作者ってことで、手に取りました。
衝撃の内容。うへぇ~~!!!
1巻読んで、やめようかと思ったけど、先を読まずにはいられない。決して、読後感が良いとは言えないけど、
二人の行く末を確かめずにはいられない。
ベルばら世代の私には、男装の麗人というマリーに惹かれてしまう。アンドレもいるしね。

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2015年05月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本作は舞台化され、その舞台化の仕方に色々問題があったというネガティブな理由から
その原作ということで知ったのがきっかけだった。

素晴らしい絵で残酷なまでにリアルに描かれる
文学小説のような物語の雰囲気がある。
それぞれの立場に課された使命、
その理不尽さに読んでいて胸が苦しくなる。

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2021年08月15日

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