【感想・ネタバレ】バーナード嬢曰く。: 1のレビュー

誰しも一度くらいは経験があるのではないでしょうか…やたら難しい本や、古典文学を読んで(あるいは読んだフリをして)ドヤったことが…。
そんな読書好き&読書嫌いにオススメの漫画がこちら。
主人公は、本を読むのはめんどくさい!が、なんとしても読書家ぶりたい女子高生・さわ子。
うんちくだけは一人前のさわ子に、遠藤(本好き)や、スミカ(遠藤を好きな図書委員)、しおり(コアなSFファン)がツッコミまくる!という、読書ギャグ漫画…なのですが、さわ子が口にする残念なセリフが、意外に真理をついているんです。
豊富な読書あるあるネタに加えて、4人の友情が深まっていく様子も見どころ。本だけが友達だったしおりが、読書を通じてさわ子と仲良くなっていくさまは胸がじーんとします。
作者がSF好きらしく、SFネタが多いのも◎。

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町田さんが愛おしい

2024年02月08日

初期は名言を取り上げていましたが、程なく小説等がメインになり、その方が良かったのだろうと思います。
やはりロシア文学は人名が最初の難関で、そこはラテンアメリカも同様かも知れません。
サンリオSF文庫、私も学生時代に古書を数冊、買ったきりです。
神林さんの名字は神林長平さんからとったのでしょうか。
...続きを読む谷川さんの遠藤君に対する片想い、ちょっと報われて欲しいような^ ^;

#笑える #共感する

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Posted by ブクログ 2016年02月13日

購入、1~2巻

ものすごく面白い。買って損はない作品だと思います。
主人公町田さわ子(バーナード嬢)が読書家になりたいべくいろんな本と触れ合いながら物語が展開していくのですが、この主人公のセリフがとにかく突っ込みどころ満載(笑)
それを周りの登場人物たちが読者に代わって突っ込み、なおかつ「そ、それ...続きを読むな~!」という共感を置いて行ってくれます。

ツイッターで「本は読みたいと思った時に読まなくてはならない その機会を逃し「いつか読むリスト」に加えられた本は 時間をかけて「読まなくてもいいリスト」に移り やがて忘れてしまうのだ」という文が載った画像が回ってきたことがありますが、それがこの本の中にあって、「うそだろこの本からだったのもっと早くに知りたかった・・・」というショックが隠せませんでした、だってこんなに面白いんだもの!

共感したのが4冊目の『恋空曰く。』、5冊目の『神林しおり曰く。』、6冊目の『神林しおり曰く。2』ですかね!4冊目の『恋空曰く。』は私も遠藤くんみたいに泣いたよ!あんなに感情移入し、展開が辛すぎて途中放棄した(最後まで読んだけど)恋愛小説は恋空だけだよ・・・
5冊目の『神林しおり曰く。』、6冊目の『神林しおり曰く。2』はもう「うわっ、めっちゃわかる」の一言です、私だけじゃなかったんだ・・・うん、「面白い」が分かれば作品楽しめたことになるよね!そうだよね!

あとこの作品資料の量が半端じゃない。
確かにこんなに語れるようになるにはこんだけ読まないと語れない。しかも純文学から今の携帯小説、キャラクター文庫にまで手を広げている作者さん一体何者なの・・・なのに名言みたいなところはなぜあんなに小さいコマに書いてるんだ作者さん・・・もう少し大きいコマでもいいと思うんだが!

『本』というジャンルが好きな方にお勧めしたいと思います。

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Posted by ブクログ 2018年08月21日

最初の数話はそんなに面白くないかなあと思ってたんだけど、神林が出て来てから一変し、それなりにマニアックな読書ネタから、あるあるネタまで豊富な感じの面白さ。
特にSFネタはこれまで割と避けてきた部分でもあったので、面白く読めました。
さわ子が読んだものくらいは僕も読もうとか言うモチベーションが出てくる...続きを読むくらいに気に入りました。

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Posted by ブクログ 2016年03月19日

得は下手。でも、読書好き(主に小説)の人だったら面白いと思う。主人公は、読書が苦手なので本が読めない人の気持ちも、わかるかも?

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Posted by ブクログ 2015年10月28日

告白します。
これを読んだから私は、オーウェルの『1984年』を読んだのです。

バーナード嬢は、長い本を読まずに読書家ぶりたい!という相反する欲望を抱いているちょっと恥ずかしい感じの子ですが、
本を愛する人ならみんな、多かれ少なかれぎくっとするような行動が、彼女に凝縮されているのではないでしょうか...続きを読む。笑

バーナード嬢のいいところは、知ったかぶりするためなら手段を選ばないこと。
通っぽく見えるふるまい に全力をかけているわけです。
そんな彼女をとりまく読書家もキャラが濃い。
世間から忘れ去られたころにベストセラーに手を出す少年や、
ハードなSFファンの神林さんや、
シャーロキアンの図書委員ちゃん、みんないい味出ているのである。

なんだかんだ言って、バーナード嬢は勧められた本を難しいとかなんとかいいながら涙ぐましく読んで、おもしろかった!と言ってくれるので、まるで自分が勧めたかのように嬉しくなります。
そして未読の本が出てきたら、読まないといけない気になってしまいます。

じわじわくる。

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Posted by ブクログ 2015年09月09日

雑誌ブルータスの「読書入門」で出会った本。
難しそうな本読んでる自分カッコいい、だれだってそんな気持ちになったこと、一度くらいはあるでしょう?あるよね?
そんなある意味黒歴史、中二病的なスポットを、決して強く否定することなく、朗らかに突っついてくる一冊です。
個性的なキャラクターも魅力的。
今まで読...続きを読むんだことなかったけど、SFも読んでみようかな。

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