感情タグBEST3
お酒を呑まない人間には縁遠い屋台や居酒屋、そんな小さな店内にワカコさんのようにお酒と食事を楽しんでいる人がいるのかと思うと、これから見る目が変わりそう。酒の肴がおつまみだけとは限らず、本をお供にお酒を呑むのも素敵です。
ここまで飲み歩く勇気と酒飲み力がなかったので、ワカコが羨ましい。今年の夏はフローズンビール試してみたいな。母子旅行あるあるが笑えるような笑えないようなリアルさ。
一人酒が好きな女性が酒と料理を黙々と楽しむさまを描いたお話の第三巻。
最近通るたびに気になっていたおでんの屋台。
防寒ビニールが張ってあるため少し中に入りにくそうだったが意を決して突撃。
熱燗と一緒におでんに舌鼓を打つ。
用事のせいで変な時間にごはんを食べたためつまみ然としたものでち...続きを読むびちび酒を楽しみたいワカコ。
そんな彼女が頼んだのは熱燗とエイヒレだった。
年が明け年末年始に和洋問わずごちそうを食べつくしたワカコは普通のものを求めていた。
そんな彼女が頼んだのは筑前煮と芋焼酎の水割りだった。
お肉なのに優しい味に疲れた胃が癒されるのだった。
居酒屋に来たワカコはブリのお刺身を頼んでいた。
熱燗を飲んだあとに口に迎える柔らかさと丁度いい歯ごたえのあるブリを食べながら冬のおいしさを堪能するのだった。
正月太りをしたワカコ。
しかし食べたいし飲みたい欲は抑えられない。
そんな彼女が選んだのは山芋焼きと芋焼酎のお湯割りだった。
塩で味付けされただけの山芋と芋焼酎のおいしさを堪能するのだった。
酒の肴はおつまみだけとは限らず、その日のワカコは小説を読みながら飲むのだった。
そんな夜に酒に合わせるのは冷めてもおいしさの損なわれないきんぴらごぼうだった。
この作品の中に出てくる料理を家庭用にアレンジして晩御飯のメニューにしたいと思えるくらい、お酒がのめない人間でもするすると読める作品だった。