感情タグBEST3
少しずついい方向に??
東宮様と睡蓮が気になるところです。早く帰ってこーい!と思いながら、主上が声をかけてくれるのを待つしかないですね。沙羅と主上はうまくいきそう♡
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右大将(水蓮)の訪問がばれて二人は窮地に。右大将(水蓮)は官職を辞して蟄居、しばらく登場は無いようで寂しい。沙羅も謹慎してたけど、新東宮選びの悪だくみを耳にして再び宮中へ。これからは帝の尚侍としてのお勤め。悪だくみは心配だけど、沙羅と帝の距離がぐっと近くなるので、二人の場面が増えると思うと楽しみ。四の姫と石蕗はめでたしめでたし。石蕗もここぞというときはしっかりやるのね、と。秋に出る続きが楽しみです。
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父院のもとで静養中の東宮のもとに忍んできた睡蓮が見つかり、大事に。危機を打開するために、沙羅と睡蓮は、帝に説明するために参内する。
雪の中を行く牛車や雪化粧の庭園に臨む簀子縁に座る姉弟の後姿がとても美しく描かれていて素敵です。
この場面はとても好き。雪の日の寒さと帝に呼ばれて入った室内の炉の暖かさが視覚的に感じられ、また曇天の薄暗さと灯りの明るさの対比など、とても丁寧に表現されているから。
続く沙羅の懺悔シーンは、仕事の出来るイケメン上司が、女性部下の仕事のミスを叱責しつつも、「キツイこと言ってごめん」と抱きしめるような展開となり…。ま、いーよいーよ、この人何をしても許される身分だし。
左大臣家を守るため、帝の指示で、睡蓮は官位を返上し、都を落ちる。(光源氏も取った策ですな)
見送る左大臣家の人々。東の方だけでなく、沙羅の母の西の方までいる。ほんとチーム左大臣家だわ。(睡蓮の乗る馬も頭下げててかわいい)
前巻で沙羅に拒絶された帝は、前巻ほどあからさまに行動するのではなく、この巻では秘めた恋心を静かに、でも強く燃やしていて株が上がる。沙羅の言った「入内できない嘘の理由」を信じていて、「愛すればこそ妃にしない」というスタンスに痺れます。
この巻では、石蕗と右大臣家の四の姫のエピソードもあって、石蕗の長いプレゼンが流れ的にもたつくので、星四つです。
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今回はクライマックスに向けての種まきの巻?
四の姫と石蕗は、四の姫が大人になって、落ち着くかな。原作では石蕗は笑い者にされたまま幸せにはならないんだけど……まあいいか。四の姫ができた奥さまでよかったね、石蕗w
睡蓮の右大将への厳しい罰は現実的で、栄えている家だからこそ戒めなければならないという政治センスは現代の感覚で、おもしろく読めた。東宮はかわいそうだけど、最後はきっと睡蓮と幸せになると期待!
沙羅双樹の尚侍は、最終的には主上と結ばれるのだろうけど、子どもができるか云々以外に、そもそも矢キズで、正体がバレるはず。
関白家の登場人物の誰もその事は心配していないのがフシギ……。あの矢キズが伏線になってて、主上だけは東宮と同じく、正体を知っても黙ってくれたままハッピーエンドかな、と思っている。
またまた権力争いも勃発してきて、ラブだけでないおもしろさが楽しみです。
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東宮に会いに来た睡蓮、捕まってしまって大事に…
庇い立てする沙羅に東宮。
しかし、事が公になってしまった以上何も無しにはゆかず。
帝の采配で、睡蓮は自ら位を返上、都を離れ蟄居。
東宮が都に戻り、沙羅も尚侍を廃し蟄居を願い出る。
自宅に戻る沙羅。
そこで四の姫が睡蓮と離縁、再婚すると聞き及ぶが。
石蕗が動き、四の姫とようやく落ち着く事となる。
沙羅は実家で母から「女の作法」を仕込まれる。
そんな中、桜の宴が催され四の姫も招かれていて。
沙羅と言葉をかわし、去っていく。
菖蒲の節句時、東宮は体調を崩し臥せっている。
新たに男性の東宮をたてる事を決意した帝。
沙羅は東宮の平癒祈願のため、鞍馬山へ。
そこで聞いたのは「女性東宮廃止派一派の蜜事」で。
同時期には新東宮の事で式部の卿の宮が画策中。
実家に戻り、沙羅は宮中に戻りたいと母親に告げる。
それは・・・
東宮の尚侍に戻れず、帝の尚侍になるという事だった。
雨降って地固まるという言葉を思い出した。
跡目争いって怖いなー と思いつつ、
沙羅はいい感じで近づいていて。
睡蓮、早く帰ってこーい!
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飽きなくあっという間に読み終われた。
とりあえず岩蕗と四の姫が落ち着いたので安心か。
もう石蕗には真面目にお父さんしてもらいたい。
沙羅と四の姫のシーンはジーンとするなぁ。
四の姫には幸せになってもらいたい。
そして沙羅が帝の尚侍に。
続きが楽しみだ。