感情タグBEST3
Posted by ブクログ
はい、シリーズ5作目です。
あまーーーーーーい！！！
ちょいちょい常盤×薔のあまあまラブラブな場面が入る1冊…幸せそうな2人にニヤニヤが止まりませんでした(≧∀≦)
強気なのに照れまくる薔がホントに可愛い^^
常盤の男心ご指南に笑い、薔の長い祈りにじんわりし、水泳時間のわちゃわちゃに微笑ましくなりながら読みました(^^)
たくさんの人物が出てきますけど、みんな一度は感情的になりながらも、結局は自分を責めちゃう人ばかりで、だから憎めないし辛くなるので、読むたび自分も全員の幸せを祈ってしまう…。
本作には電子限定SSが3本収録されていて、1本目は明確にはされていませんがたぶん青一視点の少し昔の話、2本目は常盤視点でまだ刺々しい頃の薔との話、3本目が常盤と薔の時計塔での話です。
常盤の秘めた思いが伝わってくる3本で、
とても良かった！！
感情が忙しい
やっと本当の両想いになった感じがしました。今までで一番甘い雰囲気の常盤と薔だったな。笑
色々なことがわかって恐怖、同情、驚きと感情が忙しい。
一方でまだ椿さんと楓雅さんの間に何があったのか明かされていないので気になるところです。
Posted by ブクログ
犬飼のの先生にハマったきっかけのブライトプリズンの最新刊、ずーーーーっと待っていた！前の巻では物語上ほとんど一緒に居られなかった薔と常磐がとにかくイチャイチャしてくれて嬉しい。苦労したんだから、それくらい甘い生活を送っていいのですよ。とは言え、まだまだ気を抜けない状況なのは変わらないけれど。
南条家の長男が登場し、薔の出生もやっと明るみに。大人たちにはそれぞれ思惑はあれども、なんにせよ、薔はみんなに愛されてるんだね…可愛いもんね…。犬飼先生の凄いところは、色んな設定によりキャラに説得力を持たせるところ。普通の男子高校生にしてしまったら、薔の性格は可愛すぎるし、兄に向ける憧憬と愛欲を一緒くたにするところに違和感を感じるのだろうけど、そこに「閉鎖された宗教集団で育てられた」「世間の常識からズレた価値観を持っている」という設定が加わるので、読者として自分の感覚とのズレを修正して納得して読み進められる。この巻でも薔はとにかく可愛らしく、常磐が猫かわいがりをするのも深く共感。早くこの2人を幸せにしてあげたいけれど、そうすると物語も終わってしまうので、複雑なところ。。
間違いなく、今一番楽しみにしている小説はコレ。
Posted by ブクログ
今回は椿のターン。
まさかの椿姫が闇落ち……かと思いきや。
常盤にこだわる椿の事情も見えてきて、一旦常盤の元を離れることとなった椿の今後の動向が気になる。
椿はポジション的にすごく同情する。常盤との間にいろいろあって、もうなんかいいように利用されまくってて、薔にどす黒い気持ちを抱くのも無理ない。
それでも、泥沼に落ちきってしまうのではなく、いろんなしがらみや思惑や立場を理解し受け入れて、自分のプライドをかてに自分からそこへ向かうという、ある種悲しいまでの潔さ、汚さに、感動さえしてしまったです。
椿の気持ちの強さすごいなって。
そして風雅の椿への想いもまっすぐできれい。このお話の中で、風雅が出てくる瞬間ほどほっとすることはないです。
薔も成長しようと頑張ってるけど、相変わらずの恋愛脳だなってちょっと思いました笑。
早くみんなが幸せになる結末…を見れることを楽しみに続きも買います。
とにかく先が気になる！
椿さんが可哀想なんだか恐い存在なんだか、どんな行動をするのかがドキドキです。
とにかく楓雅さん頑張れ！
ところどころに出てくる薔くんと常盤さんの思い出が微笑ましくて、もっともっと読みたいです。
読み応えがすごくて、一気には読めません。
ついに生い立ちの秘密が明かされ、2人の関係がさらに深まって、ホッと一息。
でもまだここから色々ありそうで、続きが気になってしまう。
椿の背景が明らかになる度に常盤に腹立たしくなります(笑)
前世ネタまであるなんて、どれ程苦しんで、生まれながらに背負わされてるんですかこの人は。自分のルーツやアイデンティティに関わる悩みは自分を確かに持つ上でとても重要な基盤になりますし、そんな不安定な中でも清く有りたいと願ったり、そうでない自分を嫌悪したりと葛藤する姿に感動しました。
疲れたから少し休むと言った言葉にも、少し休んでまた戦うのかと思うと切なくなり、疲れたからもう辞めると言って旅立ってしまってもおかしくないくらいの苦行を味わっているのにも関わらず、その言葉を出せるのが凄いなと思いました。
椿には特に幸せになって欲しいです。
シリーズ作品レビュー
