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Posted by ブクログ
王とコムギは軍儀を打ち続ける。
軍儀で負けたら自死するという覚悟を決めて打つコムギ。まだ幼いのに、毎回命懸けでよくあんな楽しそうに打てるな。
王の方にもコムギとの対戦を重ねることによって徐々に変化が見られていく。初めてコムギに名前を尋ね、自分の名前を気にする王。彼女を殺すと決意した直後に鳥に襲われるコムギを庇う王。自分の気持ちに困惑する王。確実に変化している。人間に近づいてる。
ノヴさんが宮殿内に侵入する時の緊張感が凄かった。こちらはページ捲って見てるだけなのにずっとドキドキした。ノヴさん心折れたのによくやり遂げたよ……
ノブさんという普通の感覚の人間のおかげで、蟻の王たちと人間でどれほど差があるか、他の味方メンツがどれだけやばいのかが分かる。
そして突入10分前で本巻は終了。進入したパームさんからの連絡は結局なし。こっちの作戦はバレてないっぽいし大丈夫だとは思うけど、不安だ……
味方側だけでなく敵側の心理描写が細く描かれてるのが良いですね。コムギに影響されて心境が徐々に変化していくメルエム、残虐非道な敵ながらなかなか魅力的なキャラです。
Posted by ブクログ
キャラ描写がアツかった。
この漫画に対しては1巻からずっと言えることだけれど、蟻側とハンターがぶつかる寸前ということも加味され普段よりそう感じた。
その中でも近道を創るため王の宮殿内部に侵入するノヴと、戦闘を繰り返しつつ周りを見渡すモウラ。
この二人に注目した。
その他にも一般の女の子とボードゲームをやりあい着実に人間側へと近づいていっている王や、それを心配する護衛軍。
その王と護衛軍を打倒せんとするハンター達
一部の蟻側とまで仲良くなるゴンとキルア。
突入目前夜明け前ネテロ会長いまだ姿を見せず・・・といった感じで終了。