【感想・ネタバレ】桜嵐恋絵巻10 ~夢咲くころ~のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ほんとにこれで終わりなんですねー。
私的には、葛葉と保名を書いた「今日をその日と」と、宮様と白菊を書いた「初雪」、艶子と利雅を書いた「わかくさの」、あとは30歳を超えた雅遠と詞子たちを書いた「花のころ」がよかったです。

■今日をその日と
保名は葛葉への求婚にもんもんとしていたのに、葛葉はすでに結婚していると思っていたって、なんか二人らしいなぁって思いました。
結婚しても保名は葛葉の尻にしかれるんでしょうね。

■初雪
あの兵部郷宮様が雅遠に迷惑をかけたあの1件以来、恋愛に後ろ向きになっちゃって、恋人0になるっていうのも驚きですが、彼の心を捕らえたのが、雅とは縁遠い白菊っていうのも新鮮です。
この話は続きが読みたかったですね。

■わかくさの
本編で絶対続きが読みたいと思っていたお話があったので、うれしかったです。あれから2年、全く進展していなかった艶子と利雅ですが、当て馬が出てきてくれたことで、一気に進展です。
左大臣も以前に比べて、理解のあるパパになってて、打算はあるでしょうけど、艶子と利雅の結婚には賛成してくれてたし、なんか、いい話に進んでて、うれしかったです。

■花のころ
季節は過ぎ、雅遠と詞子が30歳を過ぎたころのお話。登花殿の女御と帝の間に生まれた東宮に、雅遠と詞子の間に生まれた姫が入内することになり、雅遠が花嫁の父らしく、ブツブツ言っているのがいいです!
ただ、難点は、本編後半でボロボロ出てきた各カップルの間に、お子さま達がたくさん生まれているんですけど、彼らの名前と誰が親なのかが、ちょっと把握できなかったです(^^ゞ

番外編も終わって、ほんとうに終わってしまい、寂しくもありますが、ダラダラ長いよりかは、スパッと終わる方がいいですよね。

次作は大正時代のお話らしいですけど、イラストは今度もぜひ藤間麗さんでお願いしたいところです。

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2011年06月04日

Posted by ブクログ

待ちに待った短編集。9つの話が収録されていて、それぞれ心温まる物語ばかりでした。雅遠が詞子をまだ桜姫と呼んでいたころの話が4つ。本編のその後の後日談が5つで、1つは時代が飛んですごく未来の話。みんな幸せになってよかった!個人的には利雅と艶子の馴れ初め話に一番満足しました。保名と葛葉の話も二人らしくてよかった!「夏衣」は載せるか載せないかで議論があったそうです。理由は読んだらなんとなく察せました。でも、雅遠らしいなーと思う話なので載せてくださって読むことが出来てよかったと思います。

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2011年05月28日

Posted by ブクログ

ついに番外編まで終わってしまって嬉しいけど切ない。
平安物にありそうでなかった、ほんとに大人しくておしとやかなヒロインと全然もてない相手役に、久々に発売日に本屋に走るくらい大好きなシリーズでした。
というか、どちらに対してもあて馬的な人が全く出てこないとか今考えたらすごいなぁww
けど、詞子も雅遠もほんとに好きなカップルで無事、ハッピーエンドを迎えられてよかったです。
個人的には、宮様の恋がどうなっていくかはまだまだ気になります。

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2011年05月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

詞子×雅遠、淡路×信常、葛葉×保名、艶子×利雅...主人公、脇役とみんな幸せになってよかったです。
そして遂に、宮様にも...宮様についてはこの先が気になる。

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2012年10月16日

Posted by ブクログ

これで本当に終わっちゃうんだぁ…と思うと、とても淋しい。

主人公組以外のカップリングも魅力的な組み合わせが多いので、もっと掘り下げた話が読みたかったなぁ。
特に、宮と白菊。艶子と利雅の話は、“一冊書いても良いんじゃない?”と思えるほど気になる!!

が、これ以上は刊行されないだろうから、大正時代が舞台だと言う次回作に期待しましょう^^

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2011年06月01日

Posted by ブクログ

前巻の9巻でめでたくお話は終わっていて番外編。雅遠と詞子の日々の出来事と14年後の2人の娘が東宮の妃になるという話であり、二人も周りの人々も幸せな日々を送っていることが分かる。雅遠と詞子の人徳のなせるところかな。乳兄弟の保名と葛葉、異母弟の利雅と艶子の恋なども描かれている。安心して読める。

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2022年01月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1巻から登場人物達の幸せをずっと、見守ってきたからか。
まるで、子供が独り立ちしていくような気分。

次回作は、大正時代ものらしいので、楽しみに待っていたいと思います。

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2011年05月29日

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