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福島原発事故の予言書
福島原発事故以前に描かれたと知って驚嘆した。
もし事故が起こったらこのような事態にもなりえるかもしれない という予測は立ったのだと改めて思い至った。
ストーリー内容もずいぶん練り上げられている感じがする。
いいじゃない
荊の細胞が放射性物質のイオンを吸収して無力化という説明は気に入らなかったがストーリーの流れはいいと思う。放射性物質の厄介なのは長い半減期とα、β、γ線なんだけどね。
絶句
眠れない夜に読んだつもりが、全く寝れなくなる作品。
福島の事実なんじゃないかと思える姿。その中で想像しうるあらゆることが起こっている。
最悪な中でも、人は希望を求めて生きることを求めていけるのか。置き換えられるトーキョーとフクシマの文字。
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お台場にあった原発が大地震でメルトダウンして、廃墟になった東京が舞台。
これが2008年に描かれてるってことがすごい。
人間の弱さや愚かさ、しぶとさをつくづくと感じる作品。
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本作品の初版発行は2008年。東日本大震災が2011.3.11だから、福島の原発事故の前からこの作品は描かれていたわけだ。「大地震で冷却装置が停止してメルトダウン」って、見事に的中しているじゃん。
この作品は、東京都内で発生した原発事故から20年後、という設定のSFストーリー。遺伝子操作により放射能耐性をもたされた人間(=コッペリオン)を、閉鎖された東京都のホットスポットに送り込み、取り残された人間を救助する話を展開する。第1巻から第3巻の途中までの「第一部」だけでも素晴らしいと思う。その後は、コッペリオン同士によるインフレ型のアクションバトルロワイヤルになってしまうので、4巻以降は読んでも読まなくてもいいかな。昨年度(2013年度)にアニメ化されているので、アニメを見た方が早いかも。コミックスはヤンマガKCにて現在21巻まで刊行中。
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これは・・・作者は予知夢を見たのではとおれは思った作品です。この1巻発売のときは東日本大震災まだ起きてなかった。下手すれば現実に首都東京がこうなっていたかもしれないと。
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東京大地震により、お台場原子力発電所メルトダウン。数年後、人工的に放射能に免疫のある子供が死都 東京に生き残りの人を探しにいくというストーリー。
おもしろいし、オススメです‼
しかし、あの女子高生の制服、戦いにくいのでは…(^^;;
Posted by ブクログ
この本は、お台場にあった原子力発電所の事故で東京が壊滅的に破壊され20年以上たっても人が住めないまちになっている。そこを遺伝子操作で抗放射能を持った少女達が、行方不明者を捜索する話だ。こんなに先見の明あるマンガがあったのか。紹介していただいた塾生さんに感謝です!流石の眼力。
先見の明
東日本大震災の前に描かれていたというのがすごい。後ならすんなり入ってくる用語も、このときは知らない人ばかりだったはず。
現実ではこんなことにはならなかったけど、原発がある限り危険性はあると教えてくれる示唆に富む漫画。
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3,11が起こる前から連載されていた原発漫画。放射能の抗体を持っている特殊部隊コッペリオン。被爆する事のないコッペリオンメンバーは原発によって荒廃した死都東京での生存者救出に向かう。まるで3,11を予想していたかのように進展するストーリー。原発がいかに怖いか、政府の対応がいかなものか、楽しみながら学べる内容。楽しんで学ぶことも大事。しかしアクション展開がベタで先が読める点が多いのが少し残念。
Posted by ブクログ
2008年10月初版の原発事故を扱った漫画である
主人公グループは遺伝子操作で生み出された
放射能に対する抗体を持った自衛隊付属の高校生とその学長である
時は2036年10月の東京を舞台にして物語が始まる
三人の女子高校生が名古屋の学校から歩いて
20年前に廃墟となった東京にたどり着く
このために作られた遺伝子操作による特殊能力を持った人形人間の三人は
無人のはずの東京からSOSが入ったために
人命救助と捜査のために派遣された
福島原発事故の20年後を考えるにはピッタリの本である
にも関わらずTVアニメ化の最中に福島で事故が起こり
中止の憂き目にあっているようだ
当然東電や政府や官僚としてはこの漫画自体を無き物にしたいだろうが
民衆側の一人としては今後の人生や社会状況を検討する上で参考になるはずで
是非ともアニメ制作を続けてテレビの放映をしてほしい
Posted by ブクログ
”どうかしっかりと目に焼き付けてください。20年前東京都民の90%を死に追いやったあの惨劇の爆心地 それがここ新都電力台場原子力発電所です”by三島教頭
大地震と原発事故という、あの日を境に読み手の視点が180度かわったテーマの1巻目です。一気に9巻まで大人買いしましたが、考証や話の構成に荒削りな所はあるものの、希望を捨てないというポリシーは一貫していて、一気に読めました。1巻単位だと話の流れがつかみにくいので、第一部を収録した1-3巻までのまとめ読みがオススメ。
Posted by ブクログ
この時期に読むべき本かどうかはわからないけど、あながちブレた話じゃないです。
あまり小難しく考えずに、SFファンタジーというスタンスで読んだほうがいいかも。それでも、今まで信じて疑いもしなかった原発安全神話や、他人事と思っていた災害に少しでも感心が持てるし、冷静に考えてみたくなる契機にはなるはず。
ストーリーは、安易で稚拙な部分もあるかもしれないけど、素直にその世界観に入り込んでみればいいのではないかと。
私は三人の女の子が過酷な運命を背負っているにもかかわらず、前向きに頑張っている姿はステキだと思った。女子高生の設定は、この手の話が苦手な私なんかには取っ付きやすかったかな。
Posted by ブクログ
「いつか現実に起こりうる、最悪の結末――の先」
荒廃、汚染、無人、凶暴化した動物、無法地帯、、、
原子力発電所がメルトダウンした後の都会を描く。
事故後20年経ってから発せられたSOS。
遺伝子操作で放射能に対し抗体を持った少女3人が
「東京」に残っているという「生存者」を救助しに行く。
この著作が秀逸な点は、よくありがちな、単なる原子力反対に帰結していないところにある。
「科学者のせいじゃない。みんなが電気を求めた結果、需要があったから、あんたら科学者が答えただけだろ!」
頬をビンタされたような気分になった。
ただ単に反対と言うのは簡単だ。
そうではない。もっと奥まで、深くまで、広く、見なければいけない。
Posted by ブクログ
そのうち映画化されるんじゃないかな?
最近良く似た話しが沢山あるけどなんか一番ひきこまれた。
ストーリーの簡単な説明は・・・
未来の関東(東京)のお台場に出来た原子炉がメトロダウンにより
東京全域で放射能災害が起きてしまってから20年後の世界。
遺伝子操作させられた女子高校生?3人組みが汚染された東京から生存者を探し出す
ストーリー(現在までは)
不幸にも現実化したSF
お台場に作られた原発が、大地震でメルトダウンし、東京周辺が放射能に汚染された近未来の話。
まさかこの内容が、2008年…東日本大地震のわずが3年弱前に描かれ始めていたとは驚きでしかない。
(もちろん、3.11の時も連載中)
内容は福島で実際に起きたことに近く、また多摩地区の現実の地名・建物などが出てくるので非常にリアル。
これは、ヘタをすると実際に政治利用されかねず、アニメ化が遅れたというのも納得できる。
一方で、背景以外のところは完全にSFであり現実味は薄い。
また、ヘリコプターの「プロペラ」という表現があったり、B-2爆撃機が機銃射撃をしたり500mの幅しかない多摩川競艇場に着水したり、考証は色々甘い気がする。
総理大臣のキャラも、あまりにも少年マンガ的。
もっとも、その辺はSF少年マンガという事で、設定以外のところは敢えて現実を無視していると考えるなら許せる範囲ではある。
とにかく、良くも悪くもこの設定、深みがありすぎる作品。
Posted by ブクログ
この作品が東日本大震災前に書かれたものだと思うと考えさせられますね。たらればですが東電関係者に読んでて欲しかったと思うのは私だけではないはず。
また現実でも首都直下型地震や東南海地震、各地の火山活発化など今の日本はまだまだ色んな災害が起こる可能性があるので、あらためて防災意識を高めないとなと思いました。
311の日 頃にアニメ放映
ちょうどえ2011年311の日あたりにアニメ放映するはずだった作品。
なんという間の悪さだったか。
本当に原発事故が起きたので、いきなりアニメ放映中止になり
原作の連載も休載。
「作者が原発マフィアに頃された」という噂まで流れる。
ただ、作品内での政府の対応は、当時の民主政権よりは
遥かに遥かにマトモです。なので作者が
「未来を予知してた」とは思わない。
現実はフィクションよりもずーっと酷かった。
311後のコッペリオンは某電力会社や政府への配慮(又は圧力?)
のせいか、風刺のないバトル漫画になってしまった。
読者も「小津姉妹のパンツを楽しめればいいや」と
割りきって楽しむしか無くなった。
作品内では政府や電力会社が批判されてるが、福島原発事故では
実際の当時の与党・民主党は何故か線量の多い地域に住民を避難(被爆)させ
被災者を県内に閉じ込め情報を隠蔽したり、
県外での医療を受けさせずに住民を閉じ込めたりした。
空き缶、あなただよ!
現実は常にフィクションより酷いのだと思いしった。
石棺どころか、未だに野晒しになってるしorz
Posted by ブクログ
放射能に侵された荒廃する未来の日本を舞台にコッペリオン(人形)たちが残された人々の救出に向かう痛快アクション。この作品をただの娯楽と捉えて何となく読み進めていたのだが3・11以降予言していたのではないかと思わせるようなリアルさが読み手の襟を正させる。ココから吸収し学ぼうという気持ちが強くなった。
Posted by ブクログ
基本的にSFなのでリアルの原発と比べるまでもないか。ネタとしては東京を舞台にする点は評価出来る。絵はやや荒く連載誌相当か。キャラクターにはまだ魅力がないな。
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半減期、セシウム、一年前にこの漫画を読んでもきっとピンとこなかった言葉がすんなり理解できる恐ろしさ。舞台設定があまりにも3.11後の日本にシンクロし過ぎてつらい。それほど、今の日本にはあり得ない災害が起こったのだと思う。
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東京が放射能汚染されるという、時代を先取りしたコミックでありこの時勢に打ち切られるかもしれないと噂を聞いたので手に取ってみた。
ネタバレになるので詳細は伏せるが、面白いと思うのでSF好きにどうぞ。
Posted by ブクログ
平たく見てしまえばいわゆる世界崩壊もの。 壊れた世界で人がどう生きて行くか、といったストーリーになっていくのだろうけど、
「東京が原子力発電所のメルトダウンによって崩壊する」
という設定は、実にキツイ。なんとも洒落にならない。
人が即死するほどの放射線に耐える抗体を植えつけられた女子高生たちがアレやコレやするけど、特殊能力が付加されたりしてるので、バトルアクションもあって結構痛快で良い感触。
だけど、設定が設定なだけに、完結されずに消えてしまいそうで...。
Posted by ブクログ
20年前に東京を襲った大地震により原発がメルトダウン。廃墟と化した東京に、3人の少女達が生存者の救助に向かう。
2011年3月16日現在、まさか設定とほぼ同じままの悲劇が起こるとは思いもしなかった。今後この漫画通り第二のチェルノブイリにならない事を祈ります。
野比家が出たりして笑いのツボをおさえつつも原発の恐ろしさを魅せ、少女達にはこれから試練が始まるってところで次巻へ。
悲惨さや緊迫感があまり感じないのがやや難か。とりあえず始まったばかりなので次巻にやや期待。
Posted by ブクログ
女子高生がメインキャラの話なのに、主要メンバーの3人のビジュアルが可愛くないのが致命的。
親父キャラは良い味でてるのになー 女の子描くのが苦手なのだろうか。
謎の配給車の正体とか東京に住んでいる人たちの目的だとか、気になることがいっぱいで、早く次の巻が読みたいと思わされる。
これからの展開に期待。
Posted by ブクログ
荒削りながらも世界観がよい。
放射能に汚染された東京を舞台に、
女子高生三人が奮闘する。
人と放射能の在り方とは?
科学の進歩の光と影、
其の中での人間らしさとは?
というのがテーマかと思う。
キャラクターは魅力をもっているが今ひとつ。
話のテンポが上手くないけど、
今後が楽しみな作家さんだなと思った!
Posted by ブクログ
どうなんだろうね。正直のところこの1巻目では判断はむずかしいかな。
設定は面白いと思うし、キャラ達もこれからな感じがするのでもう少し読んでみたい気がします。
犬可愛いよ犬。
Posted by ブクログ
世界観や題材が好きなジャンルだったので読んでます。すっごく面白くなりそうな気配は在るのですが…テンポが悪いのか表現力が弱いのか…今のところ残念な感じです。もう七巻目だけど、これからに期待。