【感想・ネタバレ】図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1)のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

1番好きだったシーン
郁が堂上に対して独演するシーンの「堂上教官だってあたしを助けてくれたり教えてくれたり支えてくれたりするのに、どうしてあの人みたいでいてくれないんだろう。あたしに超えたいと思わせるくせに、どうしてあの人と同じ並びでいてくれない」という郁の感情。最初読んだ時は、郁が堂上と「あの人」を同列に見たいって考えるなんてそんなに堂上のこと特別視してるんだ、、、キュンってなった。でも最後まで読んで見方が変わった。堂上=あの人が確定してからここ読むと、幼稚だとしても真っ白な正義を持ってた昔の堂上は今はもういなくて(堂上が年月とともに変わってしまったため)、郁が探し求めてる人はもう存在してないんじゃん、悲しすぎるって。「堂上にあの人みたいでいて欲しい」という願いは叶わないよね、、、堂上からしたら自分の幼稚で短絡的な行動のせいで郁が防衛員志望になってしまったんだから後ろめたい気持ちあるもんね。うわーーツラい。昔の自分(あの人)はもう存在しないという「諦め」の気持ちと、それとは反対の「昔の自分を貫いている郁=救い」の気持ち。最後、堂上の「その俺は俺が違うと切り捨てたのにお前が拾うな。俺は今の俺に満足してるのに出来損なった俺をお前が勝手に認めるな」なんて辛すぎる。目の前にある救いの手を掴んで欲しい。

堂上
ツンツンツンツンデレだな!!小牧の「素直になれよ」的なツッコミに同意しまくってた。褒めればいいのにすぐ「調子に乗るなよ」とか言っちゃうの、真っ直ぐに褒めれない男子高校生がやるやつ!
手塚に対する「ただ付き合うならいい加減なことはするな」はもう親じゃん。郁が大事であることを隠しきれてないとき尊い。


堂上の笑顔にちょっとドキっとしてる郁、チョロインかもしれん。いつも厳しくされてるから、たまに餌貰うと喜んじゃう子犬かな?
本当に真っ直ぐなんだよな。記者に囲まれてある事ない事言われてブチ切れそうになってるし、その後に堂上の前で号泣してる所とか。本当に真っ白な正義を望んでる馬鹿ってちょっと愛おしい。「すみません、あたし短期で」「ていうか、まっすぐだからな」の堂上の発言、あれは惚れます。

小牧
小牧がツボに入ってるの好き、癒される。あっけらかんとして、でも正論マンなところ最高に推せるキャラ。小牧最推し。めっちゃ口開けて笑ってて欲しい。で、玄田の前とか笑っちゃいけない時に頑張って笑い堪えてる表情見てぇ。

柴崎
柴崎の「あっけらかんとして毒のないところ」にすごく憧れる。人を幸せにするキャラだよなー。毒がない人が放つキツい一言、言われたい。

手塚
郁からの「あたしに理屈で負けるのが不本意だからって話をアクロバットするな」ってセリフ好き笑 アホ郁にツッコまれるアホ手塚のコンビ最高。

その他
読書そのものについて考えさせられた。子供に対して決められた「読むべき本」から学ぶことなんて大してなくて、「読みたい本、読んで面白かった本」からいっぱい吸収して欲しい。というか、自分がそうあれよ。昔の読書嫌いだった自分は、この「読むべき本」という大人の目線が嫌いだったのかもなー。

その他好きなセリフ
折口「うん、それすごい正論ね。でも正論って面倒くさいのよ」「協力って期待するものでも要求するものでもなくて、巧く引き出すものなのよ」勉強になります、、、
玄田「あんたたちがどこかで日和らんと信じられるほど我々の間の歴史は幸福ではなかったはずだ。違うか」幸福ではなかったっていう表現がいい!警察に対してお前が悪いって言い方じゃなくて、当時の抗えなかった社会圧力に対して幸福じゃなかったと表現している。カッコよすぎる。

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2024年03月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

何度読み返してもやっぱり面白い。
設定が奇抜だけどシリアスな部分とコミカルな部分とのバランスが本当にちょうどいい。
稲嶺司令の義肢の仕組みと郁も分かってない稲嶺司令の抵抗が巧みで素敵。
シリーズ1作目、図書特殊部隊 配属~情報歴史資料館 閉館~稲嶺司令誘拐事件。

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2023年10月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

完全フィクションなのに世界観が確立していてすごい!恋&人間関係パートはいい意味でむずむずしながら楽しめました!

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2023年02月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

世界観がいい感じ。読みやすい。さわやか青春、過ぎるかな。軽い。
キャラが魅力的。絵が思い浮かぶところも読みやすい。

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2023年01月06日

ネタバレ 購入済み

初めてこの作品を読みました。皆さんのレビューにあるように恋愛小説に近い感じがしました。図書館戦争という題材で、どんんな話なんだろうと、ワクワクしながら読みました。題材といては、大変面白いもので発想も非常に良かったです。登場人物の個性も個々にイメージしやすく、特に主人公の子供の頃の思いを教官たちが外から見てる、はがゆさはほんわかと心温まる思いをすることができました!

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2019年11月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

中学時代に流行った本。
当時、友達がキャーキャー言ってたなと思って懐かしく思って、ようやく初めて読んでみた。
結構恋愛色強め。メディア化良法的なのがあまりしっくりこなかった。本が好き、本が嫌い、くらいで銃をぶっぱなすようになるのだろうか、人間は。って思っちゃった。

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2023年01月30日

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