感情タグBEST3
有川浩さんにハマった作品。代表作だろうし。痒くなる様な少女漫画的な作品です。好き嫌い分かれるかも。ツンデレの後ろに甘々あり。中学、高校生に是非!キュンを忘れてしまった大人にも!自衛隊三部作とカブる部分もあるので戦闘好きにも!
Posted by ブクログ 2024年03月11日
1番好きだったシーン
郁が堂上に対して独演するシーンの「堂上教官だってあたしを助けてくれたり教えてくれたり支えてくれたりするのに、どうしてあの人みたいでいてくれないんだろう。あたしに超えたいと思わせるくせに、どうしてあの人と同じ並びでいてくれない」という郁の感情。最初読んだ時は、郁が堂上と「あの人」...続きを読むを同列に見たいって考えるなんてそんなに堂上のこと特別視してるんだ、、、キュンってなった。でも最後まで読んで見方が変わった。堂上=あの人が確定してからここ読むと、幼稚だとしても真っ白な正義を持ってた昔の堂上は今はもういなくて(堂上が年月とともに変わってしまったため)、郁が探し求めてる人はもう存在してないんじゃん、悲しすぎるって。「堂上にあの人みたいでいて欲しい」という願いは叶わないよね、、、堂上からしたら自分の幼稚で短絡的な行動のせいで郁が防衛員志望になってしまったんだから後ろめたい気持ちあるもんね。うわーーツラい。昔の自分(あの人)はもう存在しないという「諦め」の気持ちと、それとは反対の「昔の自分を貫いている郁=救い」の気持ち。最後、堂上の「その俺は俺が違うと切り捨てたのにお前が拾うな。俺は今の俺に満足してるのに出来損なった俺をお前が勝手に認めるな」なんて辛すぎる。目の前にある救いの手を掴んで欲しい。
堂上
ツンツンツンツンデレだな!!小牧の「素直になれよ」的なツッコミに同意しまくってた。褒めればいいのにすぐ「調子に乗るなよ」とか言っちゃうの、真っ直ぐに褒めれない男子高校生がやるやつ!
手塚に対する「ただ付き合うならいい加減なことはするな」はもう親じゃん。郁が大事であることを隠しきれてないとき尊い。
郁
堂上の笑顔にちょっとドキっとしてる郁、チョロインかもしれん。いつも厳しくされてるから、たまに餌貰うと喜んじゃう子犬かな?
本当に真っ直ぐなんだよな。記者に囲まれてある事ない事言われてブチ切れそうになってるし、その後に堂上の前で号泣してる所とか。本当に真っ白な正義を望んでる馬鹿ってちょっと愛おしい。「すみません、あたし短期で」「ていうか、まっすぐだからな」の堂上の発言、あれは惚れます。
小牧
小牧がツボに入ってるの好き、癒される。あっけらかんとして、でも正論マンなところ最高に推せるキャラ。小牧最推し。めっちゃ口開けて笑ってて欲しい。で、玄田の前とか笑っちゃいけない時に頑張って笑い堪えてる表情見てぇ。
柴崎
柴崎の「あっけらかんとして毒のないところ」にすごく憧れる。人を幸せにするキャラだよなー。毒がない人が放つキツい一言、言われたい。
手塚
郁からの「あたしに理屈で負けるのが不本意だからって話をアクロバットするな」ってセリフ好き笑 アホ郁にツッコまれるアホ手塚のコンビ最高。
その他
読書そのものについて考えさせられた。子供に対して決められた「読むべき本」から学ぶことなんて大してなくて、「読みたい本、読んで面白かった本」からいっぱい吸収して欲しい。というか、自分がそうあれよ。昔の読書嫌いだった自分は、この「読むべき本」という大人の目線が嫌いだったのかもなー。
その他好きなセリフ
折口「うん、それすごい正論ね。でも正論って面倒くさいのよ」「協力って期待するものでも要求するものでもなくて、巧く引き出すものなのよ」勉強になります、、、
玄田「あんたたちがどこかで日和らんと信じられるほど我々の間の歴史は幸福ではなかったはずだ。違うか」幸福ではなかったっていう表現がいい!警察に対してお前が悪いって言い方じゃなくて、当時の抗えなかった社会圧力に対して幸福じゃなかったと表現している。カッコよすぎる。
Posted by ブクログ 2024年02月03日
最初は設定に戸惑い、何度も読み返しました。
が、そこを抜けるとやはり面白い。
というか、突き抜けてますね。
1巻の感想は、堂上教官かわいそう。
何でしょうね、この役回り。
最終回までには報われることをお祈りいたします。
Posted by ブクログ 2024年01月29日
2周目でした。
その先を知っているからこそ、
懐かしさや、新しい再発見があって、
読み直しも案外楽しいのかも?と感じた。
人生で初めての再読。よき。
そして、郁と堂上教官、堂上教官と小牧教官、郁と手塚、郁と柴崎、図書特殊隊の面々。
それぞれの関係性が楽しくてほかほかで、
何度読み直しても楽しめそう。
Posted by ブクログ 2023年10月01日
何度読み返してもやっぱり面白い。
設定が奇抜だけどシリアスな部分とコミカルな部分とのバランスが本当にちょうどいい。
稲嶺司令の義肢の仕組みと郁も分かってない稲嶺司令の抵抗が巧みで素敵。
シリーズ1作目、図書特殊部隊 配属~情報歴史資料館 閉館~稲嶺司令誘拐事件。
Posted by ブクログ 2023年02月20日
読書嫌いだった私が読書好きに変わった一冊。
もし本が読めなくなったら、、、なんて今まで考えたこともないのに。本気で図書隊を目指した私を誰か笑ってください、!
Posted by ブクログ 2022年12月02日
こういう最初は仕事仲間として高め合って行って、時折喧嘩する感じエモい。何か感じる。結末もストレートに※※っていう本ははじめて読んだから結構お気に入り。
Posted by ブクログ 2022年11月16日
やっぱり有川浩さんの設定は面白い!
子供のために〇〇を禁止する 的なやつは大概子供のためではなく、それを言っているヤツのため
「考える会」をやっつけたくだりはスカッとした。
設定も緻密で、登場人物にも無駄がなく、それぞれの個性が物語を豊かにしています。
何よりエンタメとしてストーリーがしっかりして...続きを読むいるので、アニメ化映画化されるのも頷けます。
映画に興味があったのですが、大体英語は尺の関係で原作より面白みが激減するので、原作を読むまで我慢していました。
このあと映画を見てみたいと思います。
Posted by ブクログ 2023年06月15日
正論に関する考えが深い
正論は正しい。だが正論を武器にするやつは正しくない。
正論が好きであることは優しくない。
結構難しい語彙のものとかあるけど、自分が中学生くらいの頃に読みたかったなぁって気持ちにもなったし、将来自分の子どもにも読ませたいって思った
本を持ってますが、いつでも読みたくて購入。何度読んでも面白いです。戦闘シーンはカッコいい!描写も頭の中でこんなんだろうなと想像できるので、やっぱり有川さんの作品は好きです。
凄く感動しました。
図書館について、色々考えさせられました。勉強になりました。
登場人物の堂上と郁のやり取りや周りの人間関係にも羨ましくなりました。
今後があれば、玄田と緒方さんの未来を知りたいとおもいました。もちろん、堂上班もですが・・・・。
ひさしぶりにどストレートにハマりました!
ずっとタイトル的に気になってたんですが、早く読めばよかった!
内容、キャラクター、全て☆10です(笑)
おまけでついてくる5・6巻は
完全にサービスカットですが
ファン読者としてはたまりません。
アニメ化、映画化で、
逆に、...続きを読む「メジャータイトルはちょっと・・・」な方は嫌煙されるかもしれませんが
ぜひ読んでほしいです。
ホントに楽しい時間でした。
ありがとうございます。
Posted by ブクログ 2024年02月20日
大事なものを守る信念のアツいバトルと、どんどん変化していくキャラ達の関係性に夢中になります。
これぞエンタメ!という楽しさが味わえる作品です!
Posted by ブクログ 2024年02月10日
初読。う〜んテーマとしては身につまされる話だけど、そんなにだったかなぁ…時代は超えなかったんじゃないかなぁ。
アーミーファンタジーだと攻殻機動隊みたいなのを期待しちゃうんだろうなぁ…
Posted by ブクログ 2024年01月04日
舞台設定が面白かった。言論の自由、信仰の自由、情報統制から権利を守るための武力組織。世界線が面白く楽しく読めたけど、これがフィクションであり続ける事を願うばかりです。
Posted by ブクログ 2023年11月03日
やっぱり面白かった
昔、少しだけ読んでその後どうしたか忘れてしまったが、今回は最後まで読んであらためて面白い事を再確認できた
教官と新人隊員のお互いの心の葛藤が確かに隊長と同じくニヤニヤして見ていたくなると思う
この本は続編が色々と出ているみたいなのでまた読みたいな
両親の訪問イベントとかあるのかな...続きを読む?
戦闘あり、ロマンス?ありとエンターテイメントな仕上がりがとても読みやすかった
Posted by ブクログ 2023年07月31日
まだこの本が出たての頃、タイトルだけを見て読んだ。その時はあまりに荒唐無稽すぎてあまり好きではなかったのだが、今は有川浩さんの作品が大好きでこれ以外は全部読んでしまったため再読。おもしろかった。
Posted by ブクログ 2023年06月07日
再読。テンポが良くて本当にいつ読んでもスラスラと読みやすくておもしろい!
郁の真っ直ぐなところも、堂上教官の不器用なところも、ほかのキャラたちの濃さも、全てが魅力的で読んでいて思わず笑ってしまう場面ばかり。
だけど実は内容は重くて、考えさせられるのもこの作品の魅力の一つだ。本の存在意義について改めて...続きを読む考えさせられる。
また全てのシリーズを読み返したくなった。
Posted by ブクログ 2023年05月19日
有川浩さんの代表作を初めて読みました!
ストーリーももちろん引き込まれる設定でしたが、
有川浩さんの作品は、あとがきでも書かれていた通り、会話を疎かにしていない点がとても好きです。
私はわりと細かく喋るのが面倒に思ったり、
相手にクドいと思われるのが嫌で
言葉少なめになることが多いのですが、有川浩...続きを読むさんは会話を一切疎かにせず、そのキャラクターが本当に言いそうなことをズバッと当ててくるので毎回驚きと感動を覚えます。
まるでピンポイントで、パズルのピースを当てはめてくれるみたいにスッと心に入ってくる!
ストーリーも面白い上に、私にとっては
言葉の言い回しや感情の伝え方を学べる指南書のような存在です。
有川浩さんの作品たくさん読みたいな〜
シリーズ次回作もさっそく読んでみようと思います!
Posted by ブクログ 2023年03月23日
映画は過去に見たので、映画からの原作。キャスティングが身体的特徴に合わせていたのかと笑ってしまった。
内容は、やや難しい印象だが、昨今、表現に関する規制があったりと、ここまで厳しくはないものの表現の自由が奪われてしまうのではなんて思うニュースもあるので、実際にここまで規制されてしまうと、とても哀しい...続きを読むことだなと思う。
映画ですでに見ていたので、笠原と堂上のやりとりを微笑ましく読んだ。
Posted by ブクログ 2023年03月21日
郁のキャラがシリアスな設定を引き立てて、エンタメ小説に昇華していますね。
海外では似たような規制もあるので、決してフィクションとは言い切れないリアリティさも感じました。
そんな中で出てくるキャラクターはみなキャラが立っていてとても読みやすい小説でした。
次巻も読みたいと思います。
Posted by ブクログ 2023年02月11日
『お前、俺と付き合わないか』
『………………………………………………は?』
のところで、小牧張りにツボって、コーヒー吹きましたww。
この、完全に意表を突く展開のさせ方が有川ワールドの特徴ですね。
4冊のシリーズだそうなので、残りの3冊、楽しみです。
Posted by ブクログ 2022年12月25日
やっぱり、自分はミステリーとか刑事物が好き。
ちょっと図書戦争という発想には着いていけなかった、、、。と最初は思っていたが、中盤から同僚の手塚、さらに後半、王子様の正体が分かってくると面白さはピークに。キャラクター毎の熱い思いが伝わってきて中々良い作品。後半はスラスラと読み易くなった。ちなみに著者っ...続きを読むて女性なのね。これシリーズもの。恋の行方が気になる。
途中までこの後続シリーズはもう読まないだろうと思ったが、大逆転続き読みたい。
Posted by ブクログ 2022年12月11日
最初、主人公の郁が嫌いなタイプ(脳筋で主人公属性だけで何とかなる)かな?と思ったが、その前にいいタイミングで成長を見せ、トリッキーな設定だけでなく、登場人物もそれぞれ好感が持て、面白かった。まぁ、ラノベ頻出属性の人ばかりではあったが、結局王道好きなので。
Posted by ブクログ 2022年10月29日
自分は政治とかの制度を覚えたり理解するのが苦手で、この本には架空のそれがたくさん出てきてとても長い時間かけて必死に理解しながら読みました。読んだかいがあった!図書に関する色んな厳しい法がつくられる前に(⟵本に影響されすぎ)読書楽しんでおこうとか思ったり…将来こんな職場だったらいいな〜とか郁…よりも柴...続きを読む崎さんみたいに頭のキレる人になりたいなーとか、読んでみて思ったり。
メディア良化方によって、公序良俗に反するさまざまなメディアが異常なまでに検閲される世界。
主人公に関わる登場人物全てがそれぞれ好きになれるところがあり、読み進めるほど好きなっていきました。
初めてこの作品を読みました。皆さんのレビューにあるように恋愛小説に近い感じがしました。図書館戦争という題材で、どんんな話なんだろうと、ワクワクしながら読みました。題材といては、大変面白いもので発想も非常に良かったです。登場人物の個性も個々にイメージしやすく、特に主人公の子供の頃の思いを教官たちが外か...続きを読むら見てる、はがゆさはほんわかと心温まる思いをすることができました!
話のネタ的にはナチスなどに代表される焚書を彷彿とさせる作品ですが、抵抗勢力が図書館だと言うのが斬新
アニメ化もされましたが、実写映画化で単なるラブロマンスに陥らない事を切望します。
ちなみに何だと問われればミリタリーラブコメでしょうか?コメディテイストが散らばってて、固すぎず読み易いです。
ま...続きを読むぁでも、ちょっとコレも美化が激しいなぁ〜ウチらの知ってる図書館員はあんなんちゃうよ
Posted by ブクログ 2024年03月30日
キャラクター同士の掛け合いが楽しく、人気作と言われるのも納得の作品。舞台設定には正直、色々言いたいことがあったんですが、巻末の後書きに「気にせず笑い飛ばしてください」とあったので、余り深く考えず、キャラ同士の掛け合いを楽しむことが正解なのかもしれません。程よいミリタリ(もしくはSF)設定に触れながら...続きを読む、ライトに読書を楽しみたい方にはピッタリの一冊ではないでしょうか。
Posted by ブクログ 2023年10月28日
設定がよく考えられていて、最後まで苦痛なく読み進められた。作品として面白い、と思うが個人的に主人公の性格、言動が苦手なタイプのそれだったため、続編を読むかはちょっと考えどころ。
Posted by ブクログ 2023年01月30日
中学時代に流行った本。
当時、友達がキャーキャー言ってたなと思って懐かしく思って、ようやく初めて読んでみた。
結構恋愛色強め。メディア化良法的なのがあまりしっくりこなかった。本が好き、本が嫌い、くらいで銃をぶっぱなすようになるのだろうか、人間は。って思っちゃった。
Posted by ブクログ 2023年01月10日
なかなか読むペースが上がらないまま、なんとか10日ぐらいで読み上げた。
学生の頃、映画化されて話題になっていたので期待値高かったのもあって、個人的に少し盛り上がりや伏線に欠けてたかな(´・ω・`)
映画は見ていないけど
堂上が岡田准一君で郁が榮倉奈々さんは、ピッタリだな〜と頭の中で映画も想像しな...続きを読むがら読む楽しさもありました。
Posted by 読むコレ 2014年09月26日
なるほどね。王子様ものでしたか。
巷で大人気の作家ということで、どういったものかと思って手に取りましたが、確かに難解ではなく、かといってスカスカでもないバランスは非常にとっつき易いと感じました。
ラノベ的なキャラクターの解り易さも手伝って、大変楽しく読めました。
ただ、実弾を用いた武力抗争が背...続きを読む景にありながら、終始緊迫感のないゆるゆるな展開だった所は不満だったでしょうか。
これなら部活動あたりでも十分だったのでは……
まぁシリーズものですから、これからこの舞台背景が生かされてくるのかも知れませんが。
次も読んでみます。