最愛の母を亡くし、テント暮らしの女子高生・透をひょんなことから迎え入れてくれた草摩家。
そこに住んでいた同級生の美少年・由希を始めとする、草摩の一族には、異性に抱きつかれると動物に変身してしまうという秘密があった。
かつて十二支を結んでいた遠い約束に、今も彼らがとらわれていることを知っていった透は…。
ファンタジーの設定を盛り込みながらも、家族の在り方や友情について優しく包み込むように描く作品。
草摩家を筆頭に、個性豊かなキャラクターが次々に登場。
同年代女子がそろえば推しメンについて討論になることもしばしば。
由希派?夾派?という問いには皆が一家言持っていることでしょう…!
ラストに向かうにつれ、それぞれの心をときほぐしていくモノローグに涙の連続です。
再アニメ化にも納得の、何度読んでもあたたかい気持ちになる名作!
感情タグBEST3
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透たちは高校2年生に、紅葉とはつ春も高校1年生になり、にぎやかな学校生活に…なると思いきや、草摩家当主のアキトの登場は、肝が冷えるかと思いました。
さらに、由希の実兄・綾女(巳)が初登場。由希との確執があったなんて…。
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紅葉くんの話は泣けました。なぜ、十二支の物の怪にとりつかれた子供は、過保護になるか、拒絶するかのどちらかを選んでしまうのでしょうか。拒絶を選び、記憶を隠ぺいしてしまったら元気になれるとは、大変難しいでしょう。
匿名
綾女との掛け合いが何より面白かったです。
紅葉の話は、悲しくて辛かったですが、乗り越えてなおかつ真っ直ぐ強く、優しくて紅葉がとても愛おしくて仕方ないです。
ついに!
紅葉くんのお話は涙が止まらなくなります。普段はきゃぴきゃぴしているけれど、本当に心優しく強い男の子なんだと気付かされます。
また、最後の場面で話が動き出した気がします!
夾くんはなぜ墓前で悔いていたのか、そして夾くんと今日子さんの関係が早く知りたいです。
Posted by ブクログ
『フルーツバスケット』の連載の途中から『花とゆめ』を買い始めました。それから、フルバで1番初めに感動させられたのが、紅葉のエピソードでした。たしか泣きました。紅葉の健気さに。でも、今になって読んでみると、自分のこどもが抱くと兎になっちゃうのって、そんなに絶望的な事かなあ?と思ってしまうのです。想像力が足りないのかな。夾君(猫)だったら話は違うと思うんだけど。こんなこと言いたくないんだけど。ごめんね夾君。
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王族のような口調の綾女がツボでした。由希のことを大切に思ってるお兄ちゃん、素敵です。
紅葉のお母さんのお話は悲しい。拒絶されても忘れられてもお母さんを大事にしている紅葉の健気さに胸を打たれました。
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新学期2年生に進級した透・由希・夾の3人に加え、紅葉と?春も入学して高校生活は賑やかな日々の予感!?
その矢先、突然草摩家当主・慊人が透の前に現れて…。遂に“あーや”も登場!!
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「新学期2年生に進級した透・由希・夾の3人に加え、紅葉と發春も入学して高校生活は賑やかな日々の予感!?その矢先、突然草摩家当主・慊人が透の前に現れて・・・。遂に"あーや"も登場!!絶好調十二支ホームコメディ第4巻」
やっと慊人とご対面。腹黒っすね!!笑 紅葉くんのぉ話が感動したッ!!みんな色々と事情がぁるんだね。
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あーや初登場の巻。あーやのキャラ大好きです(*´ェ`*)
「カンドラ様の説明がまだです。」(これだけだと意味不)
そして紅葉くんのお話。あんなに明るい紅葉くんだけど、内に秘めてるものがあって・・・。
いつ読んでも涙無しには読めません。
忘れていい想い出なんて一つもないんだね。
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19巻発売中(06年02月現在)。
健気な主人公と、“十二支+猫+神”に憑かれた草摩一族が織りなすホームドラマ&成長ストーリー!コミカルで楽しいけれどそれだけじゃない。シリアスで悲しいけれどそれだけでもない。最近は恋愛も盛りあがってきました。ワクワク…!期待度MAX。
綾女さん登場✨
こんなに予想できない言動を繰り広げるキャラはなかなか見ない…もはや爽快。学生時代に長髪を注意された時の言い訳とかほんとヤバイ(笑)
そして、透ちゃん、由希くん、紅葉くんの背景が徐々に明らかになってきて、まだどうつながるのか分からないけれど物語が重さを持ち始めたなって感じです。この辺りから、この漫画に引き込まれるようになりました。
Posted by ブクログ
なんだか、いろいろ暗いです…。
根底は暗いんだけど、コメディをいい感じで交えてあって暗くなりすぎないようになってる気がします。この先はどうなるのかわからないけれど…
綾女が面白すぎる。王族みたいなのに(笑)
良い作品ですが多感な子どもには
漫画自体は良い作品だったと思います。ストーリーもキャラクターも魅力がありました。
気になったのは、毒親が多かったこと。事実虐待事件を見ると、そういうこともあると思います。
ですが、これは多感な子どもが親と衝突した時、自分の親を悪者認定してしまう危険性をとても感じました。
花ゆめって、小中学生も読みますよね。まだ判断ができない子どもの、他責の傾向を助長しそうな印象を受けます。
出てくる毒親は、本当にひどい。そしてそういう親もいると思う。
でも一時的なトラブルを、これを読んでそう捉えてしまう子どもが実際いるかも。
いろいろ経験し、親との関係でつらいこともあったけど、あああの時親はこういう気持ちだったんだな、って思える年代が
読むのはとても良いと思いますが…