最愛の母を亡くし、テント暮らしの女子高生・透をひょんなことから迎え入れてくれた草摩家。
そこに住んでいた同級生の美少年・由希を始めとする、草摩の一族には、異性に抱きつかれると動物に変身してしまうという秘密があった。
かつて十二支を結んでいた遠い約束に、今も彼らがとらわれていることを知っていった透は…。
ファンタジーの設定を盛り込みながらも、家族の在り方や友情について優しく包み込むように描く作品。
草摩家を筆頭に、個性豊かなキャラクターが次々に登場。
同年代女子がそろえば推しメンについて討論になることもしばしば。
由希派?夾派?という問いには皆が一家言持っていることでしょう…!
ラストに向かうにつれ、それぞれの心をときほぐしていくモノローグに涙の連続です。
再アニメ化にも納得の、何度読んでもあたたかい気持ちになる名作!
感情タグBEST3
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1巻から最終巻まで再読。
最新巻の柱に、「スルメみたいな漫画になってほしい」と書かれていたけれど、本当に、スルメみたいに読めば読むほど味が出る、何度でも読み返したい漫画。
読むたびに発見があり、読むたびに新たな感情が生まれる。素晴らしい漫画だと思う。
2013.09
Posted by ブクログ
大好きな作品です。3年に1回くらい読み返す、人生のバイブル。
十二支のみんなが、透が、周りの子達が、それぞれ抱えているものを認め合って、前を向いていくのがとても好き。
みんなそれぞれに共感ができて、なんども泣かされます。高屋さんの漫画ってほんと、みんなが持ってる心のやわいところを解きほぐして、いいんだよ、頑張ったねって言ってくれるので、好きです。大好きな作品です。
何年経っても色褪せない
リアルタイムで連載していた時から読んでいます。何年経っても「また読もうかなぁ…」と、これこれ20回以上は読み直したはず。先の展開が分かっているはずなのに、何度読んでも勇気をもらい、励まされ、涙が溢れます。何より、透という主人公を生み出してくれた作者様に感謝の気持ちで一杯です。男女問わず、読んで後悔することは絶対にあり得ません。それほど完成された話です。長期連載によくある蛇足が全く無し。どれも無くてはならないお話しばかりです。
だけど変わってはいけるから
思い出補正がまったくない、とは言えないけど、それでも名作と言っていい作品。
初めて見たのは小さい頃にやってたアニメ版だったけど、子供ながらに淡く儚いものを感じ取れてしまうくらいのものだった。
新アニメもやっていたし、少女漫画的なジャンルに抵抗がなければおすすめできる。
Posted by ブクログ
高校生でありながら、テント生活をしていた本田透は、家事の腕を見込まれ、草摩紫呉と由希の家に住むことに。しかし、夾という青年が乱入するわ、その3人が十二支(と猫)の呪いにかかっている秘密を知ることに。
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両親に先立たれ、祖父の実家が改装工事の中で、テント暮らしをしていた本田透が、ちょっとしたきっかけで、草摩家の秘密を知ることになるとは。変わってはいるけど、いい話だなぁ。
大好き!
学生時代大好きで、アニメイト行ったり、関東のテレビみたり本当に色々頑張って追いかけてました!!もちろん、今も単行本全巻あります!!
本当に本当に良い漫画です!!泣きます!感動です!ラブなストーリーなんですが、その人、人のストーリーがもう、やばい。とても良い!ぜひ、皆様に読んでもらいたい!
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小学生の頃から何度読んでも大好きなわたしの人生のバイブル。十二支(+猫)の呪いに取り憑かれた一族と、ひょんなことからその人々と関わることになる女の子のお話。
登場人物みんなが持ってる心の奥の弱さや生きづらさや深い悲しみを優しく強く包んでくれる主人公、本田透はずっとずっとわたしの憧れ。
全巻通して心に留めておきたいセリフばかりだけど、1番好きなセリフは「雪が溶けたら何になるでしょう?」の答え。小学生のわたしには物事を〇か× だけでなく自分の言葉で表現できる人って何て素敵なんだろうと思ったし、今読んでも同じ気持ちでいます。
読み返す度に心が温かくなったり心に刺さることも多く色々な事を考えさせられます。人に優しく、周りを大事にしたいと思える最高の漫画です。
匿名
十二支
絵がすきだ~10巻付近からの絵は仕方ないですがどうもすきになれず…
話もどんどん暗くドロドロに…
後半は何回も読みたいも思わないけど
前半の巻は何度も読めて楽しい
温かい気持ちになれる
大好きな作品です。
高校生の頃、無我夢中で読みました。
登場人物たちは皆、傷付いた心を持っています。その傷はとてもとても深いもので、そんな人々を主人公が優しく癒やして救ってくれるのです。温かい欲しかった言葉を惜しみなくくれるのです。彼らのトラウマを読むと苦しくなったりしますが、透くんの聖母のような温かさに読者も救われるのです。
何回読み直しても飽きない
歳を取って人生経験を積み重ねればまた新たな視点で見ることになると思います。まさにスルメ!
話の設定は人間が干支に変身するというファンタジーですが、描かれる登場人物たちの内面は現実にも通ずるものです。
自分の血縁にまともな人間がいなくてその因縁に苦しめられているとか、親からの押し付けに苦しんでいるとか、切っても切れないしがらみがどこまでも纏わりついてきて絶望しているとか...
そういう“呪い”に苦しんできた人、今苦しんでいる人には、特に響くものがあるのではないかと思います。
表現方法が少女マンガだっただけ
たかが少女マンガ、と侮るなかれ。この作品は全年齢向けでありながらさまざまな人間の暗い部分を写し出すとんでもない作品である。かわいいけど切ない、切なくて辛い、だけどとても面白い。ぜひ全巻買って一気読みしてほしい
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たくさんの大切なことを教えてくれる作品。
日常に埋もれてしまっているような、当たり前になってしまっているような幸せを思い出させてくれる。こんな風に、日々を人を愛して生きられたら。
登場人物みんなが別れを通して新しい道に進んでいくのがいい。別れは笑顔でーー。
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笑ってなける名作少女漫画。この作品にはたくさんの前向きな言葉が出てきます。それらには本当にいまだに元気付けられることがあります。特におにぎりの梅干のお話と、洗濯のお話が印象的でした!
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本田透です。
言わずと知れた少女漫画の傑作です。とにかく読んで泣け。
1巻はやはりなんといってもおじいさんの家から連れ戻されるエピソードがたまらなくよい。全話のうちのトップ5に入る良いエピソードだ。
まだ1巻あたりだと画が重たい感じ。最後の方はかなーり薄味の軽い感じなんだけど。ま、どっちも好きだが。
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魅力的な登場人物や、優しい言葉に溢れた作品。
母を亡くし、テントで暮らす透の逞しさは見習いたいものです。
由希が見せた無邪気な笑顔や、夾の不器用な優しさにキュンとしました。
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私の価値観はここからも成り立っていると思うくらい一生好きなマンガ!
まさか作中で優しさの裏側についての深い話をするなんて!と考えられないひとにとっても凄い話だと思う、。
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たくさんのキャラクターが出てきて一人一人のエピソードに泣けるけれど、この作品の魅力はやっぱり透くん
こんなにもかわいくてやさしくて、あたたかいステキな女の子はほかにいないと思う
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全巻所持。
大好きなマンガ。おそらくはじめてハマったマンガはフルバだろう。
早く続きが読みたくて仕方なくなる話だった。
最初は苦手な絵柄だったのだが、巻を重ねるごとにちょっとした表情の変化などが魅力的に思えてきた。
とくに、修学旅行での夾はよかった・・・!
「異性に抱きつかれると変身する」というのはベタなようでよく考えられた設定なのかなと思う。
最後にはすべてとはいえないものの、解決してよかったと思う。
登場人物みんなに幸あれ。
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この漫画は本当に素晴らしいと思います。
The・少女漫画 っていうキュンとする“恋”の話じゃなくて、その先にある相手を思いやる気持ちが強い“愛”の話だなと思う。
十二支のみんなが抱えてる闇が深いから、それを緩和するためのストーリーもこれまた深い。
そこがこの作品の温かさを強調させてるんじゃないかな。
昔も読んだけれど、再度読み返すと自分がその頃より成長している分、捉え方も感じ方も変わって元気づけられる。
読まないなんて人生損するわ!
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一巻だけ登録。小学校の頃、好きだった漫画。最近漫画を全巻読みました。今読み返すと気づかなかったこととに気づいたりして、泣けます。これは定期的に読み返したくなる漫画です。
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この世に漫画があって良かった…!と思える作品。長編だけど、ちゃんとぶれずに着地してくれたのが何より凄い。透みたいな人は現実にはいないと思うけど、あれくらいの子じゃないと十二支の皆に影響を与えることは出来なかったと思うので、ファンタジーとしては全く問題ないと思います。
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テントで暮らす女子高生・透。家事の腕を買われ同級生・草摩由希の家で暮らすことに…。だが、転んだ拍子に抱きついた草摩家の人々が動物に変身!?
不思議な一族との新生活の行方は――。
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重い話も多いですが、透くんの癒し能力でカバーですv みんな辛い出来事があるのにそれをちゃんと乗り越えてってるのが凄いな、と。キャラみんな個性的で好きですがアキトさんとぐれさんの関係が一番好きでした(^_^ )……最終巻をしみじみ読んで色んな事があったなーと感慨深くなりました。キョンと一緒の透くんは幸せいっぱい以外の何ものでもないと思うので、あっきーの心配だけしたいと思います(余計なお世話/笑)ぐれさん!お願いしますよ!!そんな最終巻でしたv/全23巻
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フルバはだいぶ前に全巻読みました。
まず、この作品の魅力は、作者の思想のひとつの”セリフ”だと思います。
人間の大事な部分を、深く、優しく、誰かを元気づけるように、胸に響く良い言葉がたくさん詰まってます。
道徳的な、とても勉強になる漫画です。
わたしはもう売ってしまったんですが、またいつか買い戻したいと思っています。
とても良い漫画ですよ(*´∀`*)
Posted by ブクログ
わたしの人生のバイブル
物の怪憑きという非現実的なものを通して、より一層いじめや偏見、エゴという現実的なものが浮き彫りになっていて
恋愛要素もありますが、全体を通して「綺麗なものだけじゃない、汚くて人間臭くて、人に見られたくない気持ち」がとても繊細に表されていると思います
つらいときにいつも見返したくなる、あたたかいきもちにさせてくれる
ストーリー構成やキャラクターが素敵なのはもちろんですが、一生大切にしたいと思うほどに深く、活力になるようなことばがたくさんあります
杞紗ちゃん、楽羅、慊人、夾くんのお話が特にすき
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微ファンタジーかつラブコメでありながら
親子関係の部分であったり、自分とは何かっていう部分であったりを深く切り込んで描いている作品。
俗に言う毒親的な存在が想像以上に出てくるので、
初見からの印象がかなり変わった。
草摩家のキャラは異色な運命故に辛い経験をしてるキャラが多かったが、
透と出会って、それぞれ自分の人生に向き合っていく過程が良かった。
特に由希があきとや両親から自立していく部分はグッときた…
繊細な雰囲気ながらも強さも兼ね備えた存在になっていくことが嬉しかった。
透のお母さんの言葉は響く言葉が多くて心に刺さった。
「人生の底まで堕ちて初めてわかる気持ちだってあるさ キレイなものに反発してでもドロドロになって初めてキレイなものが恋しくなったりするさ 痛みには優しさが必要で暗闇が目立つにはお陽さまが必要でどっちもバカにできない どっちもムダなモノじゃない だからつまずいて間違ってもそれはムダじゃないさ「ムダにするもんか」って思ってればきっと自分を育てる肥やしになるさ」
色んな経験したお母さんだからこそ言える説得力のある言葉。
どんな経験もその人の捉え方によって全て自分の糧になる。
闇を経験して光が見えることもある。
どちらもきっと人生に必要なことなんだとプラスに捉えていけるような力強い言葉だと思った。
深い
めちゃめちゃ深い少女漫画です。登場人物がそれぞれいろんな問題を抱えていますが、人との関わりの中でみんな成長していきます。
きょうがかっこよくてかわいいです。
なるほど!
アニメを見てから漫画を買いました。
アニメでは描かれていないシーンもあり、また文字で読むことで「そういうことか、、!」と改めてわかった部分もあり、今後の展開も楽しみです!
Posted by ブクログ
名作!
何回泣いたかわかんないくらい泣ける。
恋愛もいいけどそれぞれの過去とか思いとか全部重くて切なくて胸が痛くなる〜〜〜〜、主人公の暖かさと優しさに感動する。みんな幸せになってほしい…
Posted by ブクログ
全23巻。
両親を亡くしている女子高生・本田透はひょんなことから、草摩家へ居候することになる。そこで草摩の物の怪憑きが「異性に抱きつかれると十二支に変身する」ということを知り。。。
Posted by ブクログ
少女漫画ってあんまり読まなかったけど…これは最高。何度も泣きそうになった。やさしい気持ちになれる本。
追記
救いがあってよかった。
頑張ったねと言われるように生きたい。
至る所でカップルが成立しすぎのような気もする。
Posted by ブクログ
全23巻
十二支の呪いとか設定が好き。泣けました。
主人公の透はある意味少女漫画の王道な女の子で、聖母のようです。私的に地雷なキャラだなぁと思いましたが、透は“誰もがこうで在れたら”という理想なのかもしれません。そして作中の登場人物達を受け入れ救う事の出来る主人公足り得なければならなかったのでしょう。
絵は苦手でしたが、お話自体は繊細で暗い面を持ちながらギャグもあり、闇を救い上げる主人公の存在により温かく優しい終わり方をする物語だった。
心にグッときた台詞が沢山あります。
ただ大団円は良いことなんだろうけど、皆内々に纏まりすぎに感じた。
私的に呪いがどういう経緯で代々草摩家にかかったのか理解できないまま読み終わってしまった。あと慊人の件が思ったよりあっさりだった。
評価が高くて、テレビで芸能人もオススメしていたので読んでみました。まだ1巻しか読んでいないのでそれほどハマってはいないんですが、これはもしかしたら若いうちに読んでおいた方がいい作品なのかも。所々に散りばめられている教訓のようなものは、生きてく中で1度は向き合う場面があると思う。その時思い出して活かせるかどうか。
私は大分歳を重ねたので色々思い出しながら読み進めたいと思います。
匿名
途中までは好きだった作品
草摩 慊人が女性設定に転向されてからドロドロ感増したし、由希くんの透への感情が母親設定に切り替えられた頃に見限って読むの止めました。
好きだった作品だけに、当時はショックでした。こちらで久しぶりに1巻読んでみましたが、面白かったのになぁって気持ちが蘇りました。
一巻読んだ時点では何とも…
全巻読破してからリピート読みでレビュー書いてるのですが、1巻を読んだ時点では何とも思ってなかったなぁ~と。
十二支をモチーフにしてる所は設定として珍しいけど、それだけというか。ギャグも、感動させたいんだなって場面も、何となく古いと言うか王道過ぎるというかで、主人公も良い子すぎて分かりやすいし、あと、絵柄があまり自分の好みじゃなかったんですよね…
でも、高校時代の恩師が「フルーツバスケットは傑作です」って言ってたので頑張って読んでみたら…傑作だった!!!
だから、1巻でイマイチと思っても、このまま読み進めることをお勧めします✨