• 僕から君へ 羅川真里茂傑作集

    心に沁み渡る作品

    一番印象に残ったのは、「僕から君へ」。
    幼少期から端々に描かれる夏己の生きづらさが、彼の器用そうで不器用な生き方が、定められてしまった人生が、ひろむにだけ見せる素顔が、ひたすらに切ない。
    ケンカした後公衆電話で夏己が本心を話すシーンと、電車の中でひろむに会いに来たシーンにはもう涙が止まりませんでした。
    読み切り一本でこんなにしっかりと心情が描写されるとは、羅川先生はさすがです...。
    心の奥底にまで沁み渡る作品です。

    #深い #泣ける #切ない

    0
  • スメルズ ライク グリーン スピリット SIDE-B

    大好きなBL

    今まで私が読んできたBLとは毛色が違う作品だ!と思いました。
    三島くんと桐野くんのやりとりがすごく良いですね〜。青春時代の「友達」ってだけじゃなくて、生きづらさとかささやかな喜びとか痛みとか、人生の大きな部分を共有した「同志」という感じもしますね。
    家庭を持ち田舎で穏やかに暮らす桐野くんを見て、なんとも言えない切ない気持ちになりました。三島くんの生き方と比べてどっちが幸せとか正しいとかも言えない。

    #エモい

    0
  • ひとりでしにたい(1)

    私はまだ20代ですが、この漫画を読んで私も将来を見据えなければ...という危機感を抱きました。色々考えさせられるけどコメディタッチで面白く読めるし、良い作品です。

    #笑える #タメになる

    0
  • 後ハッピーマニア(1)【電子限定特典付】

    なんだかめちゃくちゃ面白い

    前作の雰囲気とは打って変わって、旦那の浮気による離婚の話というすごいシリアスな感じっぽいんですが(いや実際シリアスな問題なんですけども)、ギャグも強く、なんだかめちゃくちゃに面白いです。でも登場人物それぞれの抱える心情をしっかり描いているという。
    人物描写が上手すぎる。こういう人間いっぱいいるんだな〜としみじみ思ってしまう。
    さすがモヨコさん!!!!!

    #笑える

    1
  • 山本善次朗と申します 1

    大人になってから読んでも面白い

    リアルタイムで読んでいたのは小学生の頃ですが、大人になってから電子版で買って読んでもやっぱり面白かったですね。

    残していく側も残される側も、どんなに願ってももう話すことは出来ないけれど、ほたてちゃんの不思議な力は両者をそっと繋いでくれるから、読んでいて心がとっても救われます。

    どの巻も良いですが特に2巻の梅ちゃんの話は毎回号泣します。

    #感動する #泣ける #深い

    0
  • 23:00

    マツモトトモ先生の作品って、設定が大体特徴的というか、登場人物のやりとりにも独特の雰囲気があると思うんですけど、そうした魅力を一冊でしっかり味わえるコミックスになっています。

    私のおすすめは
    米軍基地のある街で暮らす女子中学生が、基地内の同世代の男子とフェンス越しに恋に落ちる「あの夏」と
    高校生の男女が献血ルームで交流を深める「よくある話。」
    です。

    #エモい

    0
  • 消えた初恋 1

    めちゃくちゃ可愛い!!

    5巻まで読みましたが、どの巻でも青木くんも井田くんも可愛すぎる!!!
    二人のやりとり見ているともうピュアすぎて心が浄化されます。めちゃくちゃ少女マンガです。キュンキュンしたいなら本当におすすめ。主人公の友達たちもとても良い子なので、癒されること間違いなし!

    #胸キュン #癒やされる

    1
  • テンジュの国(1)

    心が浄化されます

    全巻通して、嫌な人物がだれも出てこない。登場人物みんなかわいい。皆いい人。本当に平和で、誰もが互いを思いやってて素敵なこの世界がすばらしくて、実生活で荒んで汚れた自分の心が浄化されるのを感じる。
    予告も本編も嫌なことが一切起きないので、読んでて安心感が半端ない。
    あまりに皆がいい人すぎて結構ショックを受けました(良い意味で)。
    困った人がいたら助けて、助けてもらったら感謝して、いつか恩返しをするっていう、人間って本来こういう生き物だったんだ〜とか原点に立ちかえってしまう。
    とにかく良いことしか起きないし、良い人しかいない
    騙すとか裏切りとかそういう後ろ暗いこと一切無い
    他人を故意に...続きを読む

    #ほのぼの #ハッピー #癒やされる

    1
  • フルーツバスケット 1巻

    何回読み直しても飽きない

    歳を取って人生経験を積み重ねればまた新たな視点で見ることになると思います。まさにスルメ!

    話の設定は人間が干支に変身するというファンタジーですが、描かれる登場人物たちの内面は現実にも通ずるものです。
    自分の血縁にまともな人間がいなくてその因縁に苦しめられているとか、親からの押し付けに苦しんでいるとか、切っても切れないしがらみがどこまでも纏わりついてきて絶望しているとか...
    そういう“呪い”に苦しんできた人、今苦しんでいる人には、特に響くものがあるのではないかと思います。

    0