舞台は中国・春秋戦国時代。戦乱の世を終わらせ、中国を統一するという目的を掲げる政(後の始皇帝)と、低い身分でありながらも、大将軍になるという野望を胸に邁進する信の物語。
主人公が己の才覚のみを駆使し、底辺からのし上がっていくという、成長ドラマ的な面白さはもちろん、本作の一番の魅力は、個性的すぎる登場人物にあります。まず、どの人物もみんな「濃い」! 勧善懲悪などありえない戦乱の世だからこそ、誰もが己の信じる道を目指そうとします。熱い魂を秘めているという意味では、敵も味方もみな同じ。徹底して「人間」を描いているからこそ、彼らの生や死がリアルな実感を伴って胸に迫ります。
また、迫力ある戦闘シーンや、ピンチからの逆転劇など、単純にわくわくするシーンも盛りだくさん。テレビ番組「アメトーーク!」の「キングダム芸人」でも取り上げられ、ますます熱い盛り上がりを見せる。
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Posted by ブクログ 2021年05月28日
合従軍編終わり。 コミックスで読んだから早かったけど、ジャンプでは二年かかったらしい。
そして、とうとう羌瘣仇討ち編。 飽きさせない展開!
山の民はよくきたな、と。
匿名 2023年10月16日
山の民は大事な戦闘中にそれをほっぽり出してこっちを助けにきたわけですが、よくそれができるな、といった感じです。
とんでもない金や報酬がもらえないと割に合わないですよね
Posted by ブクログ 2020年02月10日
今回はうれしい話が3つ。
・蕞を無事守れて信、また出世したなぁ♪
・蒙恬、生きてた、よかった・・・
・いよいよ羌瘣ちゃんの仇討ち
はやく続き読もう。
Posted by ブクログ 2014年05月06日
蕞(さい)攻防戦の最終盤。武神龐煖(ほうけん)と信の一騎打ち。信は奇跡的に龐煖を退ける。
李牧は山民族の登場で全軍退却を命じる。
合従軍は函谷関から撤退し、返す刀で斉に攻め入る。
論功行賞で、信は三千人将に昇格する。感慨深い。
後半は久々の羌瘣(きょうかい)編。