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ある意味異世界もの。そこで無双(現代の医学ではどってことのない病気とは言わないが)をしようとするが物がないためメチャクチャ苦労する医者の話。これを見ると医学の進歩に感動する。幕末の日本のことが好きな人も読んでみると面白いと思う。
・麻疹:麻疹ウイルスの空気感染、飛沫感染、接触感染。
・10~12日の潜伏期→白色の小斑点(コプリック斑)→赤~暗赤色の発疹→回復期へ
・回復しない場合、肺炎や脳炎の恐れ。
・ウイルスはリンパ組織で増殖→一時的な免疫抑制→他の感染症による合併症の危険あり。
・脱水防止におかゆや果物
・喉への異物→気管閉塞→ハイムリック法(腹の突き上げ)→無理なら外科手術
・湿度を保つ→痰を出しやすくする
・はしかにならない。はしかにさせない。はしか(麻疹)は感染力が大変強い感染症。
=自分が感染しないだけでなく、周りの人に感染を広げないためにも、予防接種は有効だ。
Posted by ブクログ
ドラマより仁の人間味とかはなくなっているが、どちらにしても良い。緒方さんはドラマでも広く公正な人だったけど漫画ではそれ以上。完全に初めから力量を見抜き、全く対立していない。
古い絵柄でもおもしろい
長編となった作品あるあるですが、絵柄が初めと終わりで異なることがよくあります。この作品も例にもれません。中には、久しぶりに初期の話をよむと絵柄のせいか、かつての面白さが半減する作品もあります。しかし、この作品は、おもしろい。特に初期は病気と闘うことがメインテーマなので、緊急事態宣言中という現時点とあいまって、格段におもしろい。当地では放送がないのですが、TV版が再放送されたそうですね。TVをみて、原作を読むという二重の喜びを感じれないことが残念です。いま、ゴールデンタイムで放送しても、視聴率とれると思うのですが。
Posted by ブクログ
ドラマが面白かったので手にとった。
ドラマは結構アレンジをしていたようだ。
仁先生がとても強い。
自分だったら、現代じゃないかも、とまでは思うかも知れないが、どう見ても江戸時代と思えない気がするし
教科書レベルの知識にしても、全部暗記していてぱっと思い出せるのがすごい。
戻りたいとか立ち止まるのではなくて
ここでできることを、と考えるところも流石だ。
自分が不審がられている状態で、
お母さん、お手伝いをと声をかけられるメンタルは
医者ならではの冷静さなのだろうか。
麻疹の治療のシーンで自分の言うことに反発している訳でもないのだから
魔除けの御札をわざわざ破らないでもいいのにと思った。
人が信じているものを否定する必要はこの時にはなかったのに。
折角助かったお母さんが結局死んでしまったとき、喜市の「先生には悪いけど助からなければよかった」という台詞はきつかっただろう。
自分はなぜここにいるのかと考えるだろう。
なんのためにここに、と自分が遣わされた使命を考えるのもちょっと特殊だと思う。
事故のようなものに巻き込まれている状態でそんな思いに至るというのは、何かの意志でこうなっているという予感が当初からあったのだろうか。
勝海舟との出会いについて、
個人的には勝さんや坂本龍馬さんは
今一般に思われているイメージは創られたものだと思っているので、描かれ方にもやもやするところはある。
仁先生が未来から来たから先進の技術を知っているという、説明しなければ納得できないが
したところで信じてもらえないだろうことを
勝さんが「南方先生のことは御公儀の秘密」ということで黙らせるシーンが良かった。
今の状況とリンクしてる?
昔ドラマで見たときの感動を思い出しました。
コレラと戦う様子が現在のコロナと重なって、昔よりも興味深く感じる所も多く、また、
今医療機関の人達も仁同様、大変な思いをしながら仕事にあたってくださっていると思うと、感謝しかありません。
いろんなことを考えさせられました。
優秀な外科医が、麻疹やコレラなどの治療にたけていたりするんだろうか?って、医療の専門知識が細分化されているんじゃないかな?って思ってしまいました。