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八雲と助六篇最終章。運命のいたずらとでも言うのか、菊比古(八代目八雲)のその後の人生を決定づけてしまうような、大きな、そして悲しい出来事が起こります。みんなで一緒に幸せに暮らす事も出来たはずなのに、人生は皮肉です。
一見クールな八雲が実は愛情が深い人だというのが、本章を読むと伝わってきます。
よたさん♡
与太郎さんは芯があって情が厚い人ですね!八雲師匠と小夏さんの事を大事に思っていて、かつ思い出の中の助六さんにも敬意を払っていて。優しすぎるから最初は騙されちゃったんだろうなー。でもそのおかげで八雲師匠の落語が聴けたという事で、良かったんだろうけど。
昭和元禄落語心中5
長かった八雲と助六編、助六の落語にじーんとしたり、遂に菊さんが八雲を襲名した後、菊比古の青春が終わったんだな、という気待ちに。
そして与太ちゃんが帰って来ました☆漫画だけど彼等の人生を見ている感じがたまらないです。
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久しぶりに続きを読んだらやっぱり面白くて、落語が聞きたくなって、なんだこの漫画は!って感動しております。
人間関係や展開にまったく無理がなく、なるべくしてこうなっている感がとても気持ちいいです。
久しぶりの与太郎の登場もとっても嬉しい!
助六との回想してる間にずいぶん年月が経ってるのね?
10年くらい弟子として修行してたことになるのかな。
与太郎がこれからどんな風にみんなを幸せにしていくのか楽しみです。
ちょい役の松田さんにも愛を感じる描き方、それでいて出張りすぎない描き方にもとても好感が持てます。
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菊比古と助六の過去編ラスト。助六がやった芝浜の最後で、また夢になるといけねえって終わるところ、助六と重なっていると思うとグッとくる。そして衝撃のラストから、静かに涙を流して名前を次ぐことを決める師匠に胸が苦しい。自分が死ぬ時落語も死ぬと、心中する決意をする師匠と、それを変えることができるのか与太郎くん!!!ますます引き込まれますねえ
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これ、やっぱり面白いですね~。特に思い出話編に入ってからは好きだったけど、そこでの悲しい結末を経て、再び戻った現代編。ますます落語に対する興味が大きくなってきました。といっても、やっぱりまずはある程度の勉強からかな。
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みよ吉のあほー!(五巻の感想) それはさておき、この話すき。八雲師匠の苦悩と色気がすごい。新旧助六の魅力もすごい。ボギャブラリーが貧困な感想だが、寄席にいきたいわ!
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波乱万丈の過去編が終わり、今の八雲師匠を見ると、幽鬼のような凄まじさ。ホントに笑える落語をやってるんですか?やってるんなら、なお恐ろしい。与太の男気に惚れ、八雲の救われなさに涙。
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助六師匠の「芝浜」は、現実には叶わなかった、もしくは一瞬だった、みよ吉と助六の”幸せな夫婦生活”そのままだったと感じた。
基本、芝浜の落ちは「よそう、また夢んなるといけねぇ!」という笑える感じだけど、助六の芝浜は「…よそう。夢になるといけねえ」という”幸せな夫婦生活から覚めたくない”ような、含みを持たせた描写に感じた。
助六とみよ吉のあの最後の前に、幸せな夫婦生活を感じさせるものとして「芝浜」を持ってくる手腕と、5巻の一貫したテーマとして「名前」を持ってくる演出に感動しました。
小夏の名前、八雲を継ぐ事で現世の自分を捨てた事、みよ吉の名前、助六を継ぐ事、継がせる事。
一生大切にしたい、落語好きなら心打たれずにはいられない巻でした。
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私の中で今一番熱い漫画!w
昔編は今回でラスト。
そんな最後だったんだな・・・助六・・・。
なんか切ない。。
そして与太郎!!
いつの間にそんなに出世したんだ!!w
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八雲師匠の久々の登場とその色気にノックアウトです……負った過去とそこからの仄暗い覚悟が、老いてますます凄みのある色気をもたらしているというか。
設定が昭和、てのも良いんですよね。落語という軸に対して、人間関係や状況に雑味が入らずに話が展開していくというか。
さて、次巻以降、願わくは与太郎がどうかご都合主義でなく、八雲師匠の救いとなりますように……
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東京に戻ったら(4人で)師匠の家で暮らそうよ
と言った八雲師匠の言葉
とても優しくて素直な感情で泣けた
その後の悲劇を知るから余計グッとくる台詞
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“ 落語を捨てた助六が、暮らす田舎の温泉街。愛想尽かしたみよ吉は、子供を置いて出たっきり。「八雲を継いで 落語をなさい」。言って聞かせる菊比古に、助六、ひねくれ駄々こねる。引っ張り出された場末の高座。それでも演れねぇはずがない。娘・小夏を笑わせて、も一度あの日の夢を見る―。
八雲と助六篇、完結!そして物語は再び与太郎のもとへ―!”―裏表紙より。
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八雲と助六編、完結!
意外とラストのシーンの衝撃はずどんとは来なかったんだけど(結末は判ってるし)、その代わりじわりじわりとくる。現代編に帰って年老いた八雲師匠、自分の苦しい過去を語った後の八雲師匠が、やけによわよわしくてか弱く見える。そしてなんだか愛しさが倍増している。
ところで頭をまるめた与太郎が桜木花道にしか見えないんですが……
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とうとう昔語りが終わりました。助六とみよ吉が、まさかあんな形で死んでしまうとは。。
現代編、いつの間にか時間が経っていたようです。
小夏さん、最初は粋な話し方だったのにだんだん現代語っぽくなってきちゃった。それにしても誰の子なの!?
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みよ吉と助六が亡くなった経緯が想像していたのと全然違い、切ないなあと思いつつ……あの位置から助六がみよ吉と一緒にというのは無理があるのではとツッコむのは野暮でしょうか?
しかし、八雲師匠は素敵だし、与太は立派になっちゃっても与太郎だし、何より小夏さんにびっくり。
今後どうなるのか楽しみ。
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菊比古と助六、みよ吉の三つ巴の過去編完結。今の八雲が何か深い業を背負っているように見えるのはこれらの因縁があったからか…それにしては辛すぎる。落語心中というタイトルの起因が少し明らかになったような。だからこそ与太郎の能天気な明るさが救い。裏表紙の短髪くんが与太郎だったのか!見かけも中身も逞しくなっててびっくり。今の八雲さんを救えるのは与太郎の天真爛漫さじゃないのかな。今後に期待!
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第5巻、八雲と助六篇・完結。
彼らとみよ吉の身に起こった「事件」の真相が明らかに。なんとなく事の顛末は予想していたものの、これが『八雲』襲名を覚悟をするきっかけになったのかと思うと切ない…
久しくなっていた与太さんが再登場。急に男前になっててびっくり。お師匠、小夏それぞれの過去から続く因果が、与太さんによってどう転じていくかが楽しみ。
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みよ吉と助六の死までのことがはっきりして、八雲と助六編も終わり、心章へ。こんなにも悲しい別れだったとは思っていなかったです。そして、今後の小夏と与太郎の関係も気になる。
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助六との過去の物語が終わった。現在に戻ってきて、与太郎が助六をつぐという展開。みんなの心に住み着いていた助六が、今後どんな影響をしていくのか、楽しみだ。
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回想がまさかの結末を迎えたと思ったら、
帰ってきた現代がまた急展開。
あの人があんなことになってるなんて…!(@@;
特に小夏のアレは吃驚仰天です。
まだまだ目が離せません。
Posted by ブクログ
三人の関係性をより印象づける過去篇のラストが来て、今の三人の関係性に背負わせる。過去篇の最後や今の助六のプロポーズは唐突な感じがして、そこがあれば話の深味もまた変わっただろうに。そう思うけど、全体を通じて感じる話の艶は得難いこの漫画の強さと思う。
Posted by ブクログ
ここまで一気に買って一気読み。絵もステキだし話もスゴイ・・・八雲師匠カッコイイ・・・過去編のラストは衝撃だったな。落語ききに行ってみたい 14/2/16
Posted by ブクログ
「落語は人間の業の肯定」といったのは、立川談志でしたかねぇ。
最新の5巻では、劇中の落語家、八代目有楽亭八雲の昔話が終わり、再び現代の与太郎の話に。
一人の女性に絡めとられた菊比古(八代目有楽亭八雲の昔の高座名)と助六、東海テレビの昼ドラのような温泉宿での結末もそうだし、助六の娘小夏が一人で出産というくだりもそう。この話自体が、業に次ぐ業。すなわち、落語的な仕上がり。
そうして、情にひっぱられているうちに、八雲の江戸前のしゃべり方にとどめを刺され、落語を見にいきたくて仕方がなくなるという。
落語心中のタイトルの意味は、この巻でわかった気がしますわぁ。
そうそう、業の深い先輩が私にはおりまして。
その話も、振り返れば一つひとつが落語のよう。
まさに、「もののあはれ」でございます……。
死ぬかね?
そんなに高さがあるように見えなかったんだけどなぁ・・・
せいぜい2階くらいでは?石は合っても基本土だしねぇ・・・
それにしてもみよ吉が貧乏神だな。