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オレスティスのパウサニアス
今回はエウメネスの出番が少なめ。
代わり、パウサニアスという王子によく似た男が登場する。
冒頭、新聞記者による街頭アンケートという形をとって
「心は脳にあるか、心臓にあるか」というテーマが提示される。
この問いに、エウメネスは論理的思考で「心は頭(脳)だろう」と答え、
対して、アレクサンドロスは自身の経験から「心臓(むね)」だと考える。
パウサニアスもまたエウメネスと同じく「脳」だと答えるが、
その胸のうちで「お前の心はどこにある?」という言葉が木霊していた……。
次巻あたりで大きく動きそうかな。
いつ出るのだろう……。
カルディアのエウメネス
出生もどのように関わってきたか
記録があまりないのに、
物語として作っていく、それがすごい。
連載が遅いですが、
これからアレクサンドロス四世までどう関わって行くか楽しみです
Posted by ブクログ
疑心が謀略を生む宮廷劇。
フィリッポス王はアレクサンドロスを疑っている。
将軍としては優秀でも統治者としてはどうなのかと。
謀り謀られ嵌められる。
毒女、王妃オリュンピアスの反逆が始まる。
次巻の活躍に期待です。
Posted by ブクログ
王子アレクサンドロスに瓜ふたつの姿と、その顔に獅子による傷を持つオレスティス人・パウサニアスについて語られる第11巻。感情の起伏が殆どなく「心がない」とも評されるそのキャラクターが、物静かで危うげでとても魅力的。
主人公・エウメネスも、出番は少ないながら策士らしい見せ場がある。
毎巻文句なく面白いのだけど、物語の進展は遅い。首を長くして次巻を待ちたい。
読み返し
そろそろ出るのかなーと期待を込めて、久しぶりに一巻から読み返し。エウメネスはなかなか想い人と一緒になれませんね。
史実だとパウサニアスが王を暗殺するみたいだけど、ヒストリエではどうなるのかな??そしてオリュンピア様怖すぎるよね。
レオナントス(だっけ?)が幼少期にわりとイジワルをしてたのが意外な一面でした。親の歪んだ面を見せられてたから同情もするけども。