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第1巻が出てから10年目であるが、ようやく本編にはいったという感じ。作者が何を本編と考えているかはわからないが、主人公エウメネスがアレクサンドロス大王の父フィリッポス2世に仕えて、戦場を走り出したのだ。
本巻ではアレクサンドロスは登場すらしない。エウメネスはフィリッポス2世の書記官として、フィリポス戦記に同道しつつ、軍師としても慧眼を示しつつある。この戦術の応酬が描きたかったことのひとつなのだろうが、エウメネスは参謀ではないので、まだ、ふと気づいたことをフィリッポスに告げに行く程度。しかし、その意をすぐに理解して、指示を変更するフィリッポス。いい感じだ。
ところが、ビザンティオンともペリントスも地勢的な守りが堅く落とせない。やむをえず引き上げる途中、スキタイ領に攻め込むが、帰りにフィリッポスは負傷してしまう。部隊内で暗躍してマケドニア軍の窮地を救うエウメネス。
エウメネスの活躍もそもそも強い軍隊の中ではちょっと面白くないなあというのが、本巻の感想。今後、どういう展開になるのか。
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正式にマケドニア王家の家臣となったエウメネスは、マケドニア軍の遠征に従軍する。目指すは重要拠点ペリントスとビザンティオンの2都市。だが、その守りを固めるのはアテネの将軍“英雄”カレスと海戦の名手・フォーキオンだ。ギリシア世界最強を誇るマケドニア陸軍をもってしても難敵の登場である。苦戦必至の状況下で書記官エウメネスは戦場への影響力を高めていく!
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ついに戦い。陸・海戦、圧巻です。
戦までの、運び方や主要な将軍の解説など面白い。
戦況は、つねに刻々と変わり、お互いの読み合いや
人の心を掴むコントロールなど凄まじい。
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待ちに待った、約2年ぶりの新刊!
今回も文句なしに面白いし、手に汗握りました…
書記官風情のエウメネスが、何故王に信頼されるのか?
彼の機転の利く判断、その若さに似合わぬ落ち着き、、、
徐々にマケドニア軍の指揮官達からも信頼を得る過程が良いです。
敵ながらも、アテネ側の指揮官フォーキオンがとても魅力的でした。
次巻もやっぱり2年後になるのですか…?
繰り返し読めば読むほど、面白味が増す漫画だと思うので、
時々再読しつつ、必ず完結するまで追いかけます!
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こんな怖い表紙なかなかないよな(笑)
前巻ヘビの子の話で…えと…全巻読みなおさないとどこで誰がどうしたんだったか(o´〰`o)はやくファンブック的なものを出して欲しい。地図と人物と背景と年表とおおおお!あ、地図は刻々と変わる情勢をうつして何枚も必要だから。もう分厚い歴史書にしてくれー!
ところでエウネメス…ちがった、エウメネスが更にかっこよくなってますね///(策士的にも作画的にも!) 嬉しい///
完全ネタバレ8巻粗筋メモ!
この巻はアテネのフォーキオン介入によりビザンティオン、ペリントスから撤退。スキタイ領アタイアスの王国より誘いあり出向。アタイアス王翻心。怒りの殲滅。帰路途中、地元のトリバロイ人の徒党により襲撃あり。フィリッポス王負傷、首都ペラへ帰陣…まで!苦い遠征が終わった。
次巻で勢い付いたアテネにマケドニアはどうでるのか~~
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リアルな戦術が大迫力で描かれる!! 対アテネ戦はいったいどうなるのだろう。それからフォーキオンにも少し腹の底に何かありそうな感じ。次巻にも期待!!!
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あまり漫画を読まなくなったが、いくつかは継続して購入している。本書もその一つ。
久しぶりの新刊。不思議なもので、新刊を購入する度に1巻から読み直してしまう。
アレクサンダーの書記官エウメネスの生涯を描いた漫画。
今回はアテネ戦からスキタイ遠征、そして帰途につくまでが描かれている。なんというか、話は淡々と進む。まるで劇中のエウメネスその人のように。
久しぶりにメムノンが登場。相変わらずの三白眼。怖いわ。
次回が待ち遠しいのだけど…いつになるのかねぇ。
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待ちに待った最新刊。読み終わった後、続きが読みたくてウズウズしてしまう。次巻が出るまでどれくらいかかるのか。。悶々たる気持ちになる数少ない作品。
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ビザンティオン・ペリントス攻略戦。
この時代の海戦が面白いです。
艦載砲などは無く、艦の激突で敵艦を撃沈する。艦の肉弾戦です。
より軽妙な機動性と操船術が必要とされます。
この熟練のアテネ艦隊をどう破るのか?
まともにやり合わないというのが賢い選択なんだろうなぁ。
マケドニア軍は最強の陸軍を持っているのだから。
自軍に有利な戦い方をできるようにするのが戦略というやつですよね。
次巻はいつ出るんだろう?
せめて1年に1冊ぐらいのペースは守って欲しいな。
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主人公が書記官だからか、相変わらず話自体は静かなんだが、戦争の移り変わりや戦略、指揮官の思考などで見せてくれるんだよな。
後半は珍しく緊迫した場面が続いたので、それはそれで面白かったし。
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2年ぶりの第8巻。あと何十年かかるんでしょう。
今回はマケドニアのビザンティオン遠征とスキタイ遠征。物語としては大きな展開はなく、たんたんと遠征は進行していく。とはいうものの、厳密な考証と緻密なフィクションとでやはり面白いし、主人公がマケドニア内で頭角をあらわしていくという意味では次の巻への期待も高まる。前巻で将棋が出てきたのだが、それがそのまま遠征の展開へと繋がっているのもうまい。
やはり進行中の作品ではその出来は圧倒的。これでもう少しペースが速ければ最高なんだけど。
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ビザンチオン攻防戦。アテネ水軍は軽装で機動力を生かして舳先をマケドニア船に突っ込ませる戦術で圧勝する。
これを受けてマケドニアは停戦を申し入れ、撤退する。
その途上、スキタイ殲滅に出向いたマケドニア軍は、陸上戦での強さを発揮してこれを破る。
しかし、そこからの帰路に襲われ、フィリッポス王が負傷してしまう。
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面白いが今回は特に大きな展開はなし(現実にこんなことが会ったら大変だろうが、エウメネスが極めて飄々としてるのでそう思ってしまうという錯覚なのだ。それが怖いといえば怖い)
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帯に「初めての海戦に挑む」とありますが、これって違うんじゃ?
てっきり舟の上かとおもいきや、観戦しただけ。
挑むって、違わないか?
スキタイ帰りの遭遇戦がいいです。
で、いつから大王の時代になるのかな?
Posted by ブクログ
人名を覚えるのが苦手ってのと、このあたりの時代背景の基礎知識が皆無に近いってのと、発売間隔が長いってのが相俟って、これまでの流れとか、登場人物とかをきれいさっぱり忘れちゃってます。それでも楽しめるのはこの漫画の凄いところだけど、完結したときにあらためて読み直そうかな、って感じ。同一系統作品なら、キングダムの方が好きかも。
Posted by ブクログ
アテネ艦隊指揮官
フォーキオン将軍の登場。
対マケドニアの
アテネ・ペルシア共同戦線の
海上戦から始まり、
スキタイとの戦闘、
そして、
トリバロイの急襲。
マケドニア軍にとっては
まさに呪われた遠征の巻。
けれど、
フィリッポス王の存在感と、
書記官エウメネスの
軍師さながらの活躍に痺れる。
敵も
将軍や指揮官の人間性や
傭兵、騎兵隊の陣形、
地形や要塞など、
格好良さったら半端ない。
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アテネとペルシアの…対マケドニア共同戦線⁉︎ 穏健派の政治家 時に流麗_時に苛烈な言葉の波で相手を圧倒する 的確に物事の核心を突く 火急の用 平和主義者 頑健な身体 侮っているのは明らか
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この年になると、単行本を買っても前の話を忘れてるんですよね…
なので、ちょっと話に入るのに時間がかかりました。
高校の世界史で習ったことを思い出しながら読むと楽しいです。
Posted by ブクログ
やはり岩明先生は、キャラの衣装小道具とか、背景とかにあまりこだわらない作風なんで、合戦シーンだと、なんかこう、白い。
しかし、表紙絵のセンスとかも凄いものがあるよなー。買った巻を重複して買ってしまうようなこと、絶対に無い。