感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今巻はアレクサンドロスが主役。
カイロネイアの戦いが終わったけれど、一体どこまで描くんだろう?
楽しみだけど、面白過ぎるだけに、完結するかが不安。
あとエウメネスはやはり悲恋が似合う。せめて良い本に出会うなりして良い目にあってほしいところ。
Posted by ブクログ
エウメネス私書録の「アレクサンドロスはほんのわずか先の未来が見えるようなのだ」、というのはなるほどと思った。戦の天才は無謀にやみくもに突っ込んでるんじゃなくて、突っ込める処が視える人なんだろう。
Posted by ブクログ
マケドニア陸軍が最強であることも、アレクサンドロス王子の異常性もよくわかった、カイロネイアの戦い。
狂人によく切れる刃物を与えるようなものだとフィリッポス王は危惧してるわけね…。
才覚を認められつつも、権力を持ちすぎないように警戒されるエウメネスは「王の左腕」候補&結婚破談に。
自由に必要なのは凡庸さかもなと思った…。
Posted by ブクログ
カイロネイアに死神降臨。
アレクサンドロスとしては、その場で必要なことをただただ気負いもなく行っただけなんだろうけど、落ちたものを拾うかのような、何気ない様子で人を殺していくというのは、狂気にしか思えない。
武器が壊れたから、新しい武器を手に入れなきゃ。そこに落ちてるから、それ拾えばいいじゃん。
そういうことではない。文化が違う、とかいうレベルでない。
鉄火の戦場ではまだまだ傍観者でいられるエウネメスも、政治という戦場ではそうもいっていられない状況に。個人の感情・思惑を踏みつぶして回る車輪にいつの間にか組み込まれています。抜け出したい。それが困難なことは重々承知だけど、抜け出したい。それは子供のイヤイヤと同じ感覚なのかもしれないけれど。
でも、何気なく左腕選抜とか考えちゃうところが、目に留まっちゃうんだよなぁ、ついつい。才能の発露とか言われてしまう始末。苦労は続きます。
Posted by ブクログ
またまた主人公に転機が訪れた
優秀であるが故に起こる障害
今までの障害を優秀さで乗り越えてきたのとは少し違う
ままならないものである
主人公と対等に渡り合えそうな王子の行く末も気になる所
Posted by ブクログ
戦闘シーンに迫力が乏しいことは相変わらずだけど、絵の不気味さとかがそこを補って余りある感じ。ストーリー展開の妙は言わずもがなで、今回も安心して楽しめました。