【感想・ネタバレ】ヴィンランド・サガ(5)のレビュー

北欧を舞台にしたヴァイキングの物語。主人公・トルフィンの少年時代は、殺された父親の仇を取ることだけが生きがいでした。少年ながらに、侵略・略奪・戦争を繰り返し、その過程で人を傷つけることを平気に感じてしまう。そんな彼が、戦って、成長して、失望して、希望を見つける過程が、ゆっくりと描かれていくマンガです。
「世の中から……戦争と奴隷を失くすことは、できないもんかな…」
いつしかトルフィンは、そんな夢を口にします。
ヴァイキングとしての過去の過ちを悔いながら、殺してしまった多くの人の魂を背負って夢に進むトルフィン。彼を通じて「本当の強さとは何だろう」という問いに対する答えが、あるいは願いが、丁寧に丁寧に描かれている傑作です。

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人死が軽い

敵も味方もあっさりと残虐に人を殺す。淡々とそのシーンを描き続ける。辛うじて主人公の復讐への執念が支えか。

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2022年06月05日

Posted by ブクログ

子供アシェラッドがやっぱり可愛い。
トルフィンが相変わらず目立たない。
主人公いつの間に交代したんだろう?

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

仇であるアシェラッドがヴァイキングなので略奪するし血も涙もない判断を下す悪なのに格好良いな。

週刊少年マガジンからの月刊アフタヌーンなんだ。
講談社内の雑誌のカラーを知らぬのだが。

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2022年06月30日

Posted by ブクログ

 先の巻で示唆されていたラグナルの排除を挟みつつ、物語は佳境を迎えつつある。崩壊するアシェラッド一味に、追いついたトルケルの一味と、ここで局地戦が生まれ、トルフィンの再戦の舞台が整った形だ。
 歴史的な躍動を描きながら、ディテールへの目配りも欠かさぬ良い展開だった。星四つ半相当と評価している。

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2015年11月05日

Posted by ブクログ

ラグナルの死、アシェラッド隊の崩壊など先行きの怪しい展開になってくる。
アシェラッドやっぱ強えーな。

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2010年08月03日

Posted by ブクログ

なんだかアシェラッドが主役を喰いすぎて、トルフィンがガキ過ぎる。まだ若いからこれから成長するんだろうけど、今後の成長に期待しよう。

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2011年04月13日

Posted by ブクログ

清清しい程に誰一人として海賊側に親近感を覚えられる人物がいない(笑)「一見不真面目に見えるが実は非情の超人」みたいなキャラクターがとことん好きな幸村誠。
画面の描きこみと拷問シーンの痛さは秀逸。

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2009年10月04日

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