感情タグBEST3
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ヨーコのような子供はきっと現実世界にも存在するんだろうなと。妄想と現実が区別が出来ない。かといって、それは本人だけのせいだとは言えない。また、いつも明るいはずのまり子さんの心の闇とは言わないまでも、秘めた感情。今回は色々と考えさせられる一冊だった。
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高校時代、もっと遊んで勉強したらよかったなと思った。でも、あの頃はあの頃でいっぱいいっぱい忙しかったんだよなー今の忙しさに比べたらなんて事はなかったのに…残念。
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【あらすじ】
条東(じょうとう)商では、三年生を送り出す予餞会の準備が進められていた。出し物の目玉は千晶先生のステージだ(失神する女子が出かねない)。アパートでは、まり子さんが妖怪託児所から預かった卵が孵化して赤ん坊が夕士になついた! 別れの季節。変わるものと変わらないものが螺旋に絡み合いながら、物事は未来へ続いていく。
【感想】
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いつもにも増して、子供にとっての人生の教訓に満ちた内容でした。しかも、教科書的でも正論を振りかざすでもなく、地に足が着いた含蓄あるものです。
おまけに予餞会のパフォーマンスが素晴らしい。いくら小説の中とはいえ格好良すぎるぞ、千晶❗️
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まり子さんの話は、とても哀しいけど、人としての根っこになるとても大切な事。
クリも魂を吹きこんで大切に育てられていたら、と思うと切なくなりました。
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〈あらすじ〉
年度末、卒業式前日の予選会で、千晶先生が3年生に
LIVEと贈る言葉を披露して盛り上がる。
妖怪アパートでは
秋音が四国にある福祉学校進学のためアパートを出ていってしまった。
そして夕士のトレーナーの後任として、化け猫の『桔梗』が越してきた。
それと、セクシー美女幽霊まり子さんの過去が明かされる。
<感想>
次回からやっと夕士は3年生。
今回は千晶先生の言葉がステキで、まり子さんの話も良かった。
巻末に、千晶先生のバンドがクラブでイベントやってる話が収録。
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夕士が初めて自分の意思を持った。
周りの大人に揉まれ、沢山の選択肢が見えてきたのだろう。これからどうなるのかさらに楽しみ。
10代を対象としてるわりには、相変わらず厳しい表現。正論だからこそ厳しい。テーマがしっかりしてるわ。
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まだシリーズは続くのですが、ちょっと弱音。
面白いのよ、この作品。
若い人でもサクサク読めて、うんうんと刺さるところたくさんあると思う。
でも、感想が書きにくいのよ。
特にこの巻は夕士自身に大きな変化がなかったので(妖怪の赤ちゃんになつかれたくらい)、あらすじでごまかすことも難しい。
コミックとラノベのシリーズの感想って、めっちゃ難しいと思うのです。
だからひとこと、面白かったよ。
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高校の三年生を送り出す会が催され、夕士は二年生になります。
7巻目の要の話は妖怪保育園で働くまり子さんが預かってきた卵が孵化して夕士になつくお話と、最初に卵を託されたまり子さんの生命の重さなどを語った生前の話がとても感慨深いです。
本書は児童文学ですが、それ故に主人公が成長して行く青春時代に起こりうることがわかりやすく記載されていて、年頃の人たちに是非読んで欲しいと思う内容でした。
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2016/8/22
歌ってる千晶はどっちでもいいの。
危なっかしい千晶が好きなの!って思って「え!?」ってなった。
そうなの?私。
貧血の千晶はセクシーだもんね…
今回は歌ってる千晶多めでふーんでした。
秋音ちゃんが進学でアパートを離れたり、先輩が卒業したり色々変化が。
まり子さんの過去が切なかったり夕士が進路を変更したり色々。
続きが気になる。
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妖怪アパートシリーズ第7弾。
今回は妄想のセックスと現実のセックスが起こした事実と親の愛について。
まり子さんはおバカだけど本当に好きになった人から
本当のことを学ぼうとしていたのですね…。
何だかじーんときます。まり子さん、あなたはおバカでは
ないですよ。
これからも学んでいく夕士君に期待します。
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夕士君は素敵な?大人たちに囲まれて、ますます成長しています
6巻からずいぶんたってからの7巻をよんだので、思い出すのに少しかかりました。
ちょいちょい心に響く言葉があり、「妖怪…」は、やめられませんね。
夕士がさいごに自分したいことに(してもいいこと)気がついたことが嬉しいです。
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第7巻。
「性・生」がテーマ。
夕士高校2年の終わり。
3年生を送り出す予餞会での千晶先生のステージシーンにぐっとくる。
「意志」から「意思」へ。
変わるものと変わらないものが絡み合いながら、未来に続いていく。
シリーズ全体を通して、当たり前だとわかっていても、当たり前すぎて忘れがちになることを思い出させてくれる。
もっと若い頃に読みたかった。
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前作のホラーファンタジー全開の流れからは打って変わって
今作は生臭いというか切ない展開だった。
子供に読ませて大丈夫なのか? と心配になるくらいに。
というかこの手の問題は極力触れずに済ませたいものだもんな。
美女の皮を被ったオヤジであるまり子さんが
まさかああいう風に泣くとは思わなかったので驚いた。
自らの後悔を晒すことで夕士たちの道筋をつけてあげようとする姿は
なんつーか男前だった。
基本的にこのシリーズに出てくる女子は8割方男前なんだけど
またひとり兄貴が増えましたな、といった具合。
今回まり子さんの過去が明らかになったところで
るり子さんの謎めいた過去も、もう少し知りたいなーと改めて思った。
千晶先生の手に噛みついたヨーコ(仮名)も哀しい子だなーと。
類い稀なる想像力と集中力をネガティブ方面に発動しちゃった例だな。
せめてそれらが外向きに開放されてたらあんな結果にならなかったのに。
この先の夕士の生き方を決める重要なターニングポイントになる場面もあり。
寄り道はできるうちにしておいた方がいいぞ。うん。
この7巻でようやく高校2年が終わった。
6冊かけて1年間だったのが、あと3冊で高3の1年間が入るのか心配だ。
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夕士、高校2年学年末から春休みのお話。
千晶先生の3年生を送る言葉は素敵です。
また、これまでは“一人前の社会人”になることに一生懸命だった夕士が、少しまわり道をしてみようという気持ちになれたのが嬉しい変化です。
妖怪アパートの住人達の言葉も大切な言葉が一杯です。
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シリーズ第七弾。
主人公・稲葉夕士は、高校2年生。
今回は、その学校での3年生を送る会のお話と、夕士の住んでいる妖怪アパートの住人・まり子さん(幽霊!)のお話がメイン。
まり子さんは成仏しないで、妖怪託児所で保育士をしているんだけど、なぜ幽霊になったのか?
なぜ保育士をしているのか?
生きていた頃のエピソードが語られる。
それは辛く悲しい…
そして毎度の事だけど、随所に良い言葉が出てくるのてす。
「悲しい事は、ちゃんと悲しめ」
「勉強する事の本当の意味は、考える事にある」
など…
今回、夕士の大きな進歩は、“自分というものを顧みる”事が出来たこと。かな?
今まで、早く大人になろうと突っ走ってきたけれど、一度立ち止まって、自分の未来をしっかり見つめる。
うんうん、いいぞ夕士!
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ひとつ最初に言わせていただきたい。
キャッツの猫耳で萌えってわけわからんだろ!!!!!!!!!
猫耳で萌えはわかるよ。でもキャッツだよ。しかも歌は何を歌えば萌えになるんだ。それこそ表層で物を語っているんじゃないのか!
と思った私でした。
でもかなり泣いた。
んだけど、アパートの話の中でとてもかちんときたことがあった。この本は多様性を受け入れる風にしつつも、実はアパートの人たちと似た価値観しか受け入れないようなそんな感じがする。
私は多分受け入れられない側の人間だから怒ったのだと思う。
うーん。でも好きなことには変わりなく、小学生中学生に読み込んだだけあって妖怪アパートの言葉が結構私の身体には染み付いている。いいことなのか。悪いことなのか。
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千晶先生の裏の素敵な顔も少しばかり見えた。いいな~千晶先生。実在して欲しい。まり子さんの人生も語られた。何だか悲しい。親としての責任をひしひしと感じてしまう。子供を、人を育てるって人生最大の仕事だ。
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夕士の通う高校で3年生を送る予餞会が行われる。
メインは人気者の千晶先生のステージだ。
そんな旅立ちや別れの季節に、これから大人への階段を昇っていく夕士たちに捧げられる後悔しない未来への言葉。
やっぱりこの作品は若い人たちに読んでもらいたいなぁ。
2018.8.18
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2018/4 1冊目(通算53冊目)。3学期となり、卒業生を送る回に夕士は協力したり、幽霊保母さんのまり子さんが預かってきた卵が孵り、夕士になついたりと私生活や霊的な面両方で忙しい日々を送る。そして、心ある人に囲まれて暮らしてきた夕士の将来の考えにも変化が訪れるまでが話の流れ。自分に当てはめてみると、そんなに深く考えて大学に進学はしなかったと思うけど、夕士みたいにもっといろいろな経験をして自分を磨いてみたいと思ったのは確かだったかな。(ただ遊びたいだけだとも思えるけど)。中学→高校→大学と進む内に色々な人に出会って話を聞き、自分の考え方も変わっていったなと自覚している。「早く大人になって働きたい」というのも立派な考え方だと思うけれど、色々な面で許されるなら、「学生」という身分で色々な人に出会って話を聞いたり自分のことを話したりするのが自分のことを形成するうえで必要かなと考える。自分は独身ですが、もし子供がいたらそういう生き方を進めていたかなと思う。感想とは話がそれましたが、この作品を読んでいると自分のそういう時期が思い出される。巻末で今までと違う進路を志して、違う世界を見てみたいと思った夕士。3年になりどうなっていくのだろうか?。引き続き読んでいきたい。
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性への目覚め、友情、卒業、進路などがテーマで、今回も主人公とそれを取り巻く人々のリア充っぷりか羨ましいです。5巻〜6巻を飛ばしたけど全く違和感無しでした。そして合間に豪華料理。これが一番羨ましいかもしれない。児童文学(?)らしく説教的なところが少々鼻につくけどファンタジー要素も楽しいし、さらりと息抜きに読むといいですね。
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身近な大人から言われたら反発しちゃうような事でも、この本のキャラクターのセリフなら素直に聞けるかも。
小学校高学年から中学生にお勧め。
しかし、それにしても、ご飯の描写が美味しすぎである。
こんな…毎日、高級料亭みたいなこんな…
うらやまし過ぎる!!
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予餞会で千晶がすごい人たちを連れてきて格好良く送り出す話(笑)巻末付録も千晶先生のスゴイ話ww作者さんの愛が溢れてる内容。
一方で夕士がタマちゃんのママになったり、まり子さんのつらい過去が語られたり、と大きな事件が起きるわけではない。別れと始まりの春。夕士も新たな意思を持つ。妖怪アパートは彼の成長があって然り。
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3年生を送りだす予餞会、妖怪託児所から預かった卵の孵化、秋音ちゃんとのお別れ、夕士の決意。
急ぎ足の夕士がゆっくり歩いてもいいのではないか?と気付けた第7巻。やっと自分の気持ちを見る余裕ができた夕士。はちゃめちゃなキャラクターばかりだけど、そんなアパートの住人たちに出会えたからこそ、気付けた気持ち。
夕士がどういう道に進んでいくのか、次巻からも楽しみです。
今回もるりこさんのごはんのおいしそうなことといったら…!
そして私も長谷研に入りたい!
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条東商では、三年生を送り出す予餞会の準備が進められていた。出し物の目玉は千晶先生のステージだ(失神する女子が出かねない)。アパートでは、まり子さんが妖怪託児所から預かった卵が孵化して赤ん坊が夕士になついた!別れの季節。変わるものと変わらないものが螺旋に絡み合いながら、物事は未来へ続いていく。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あーなんかこの巻はいまいちだった!
とくにこれといって大きい事件がどーんってあるわけじゃなく、しいていえば、短編をつらつらと読んでる感じ。
まりこさんの話はなるほどそんな過去が…って感じだったけどわりとさらっとだったし…
Posted by ブクログ
今回はちょうど学年の終わりが近付き、予餞会等の学校行事が出てきます。
千晶先生のお言葉、素敵でした。
一方で妖怪アパート住人のある人の背負っている過去にも触れられ、そのお話もまた深いものでした。
ちょっと重いテーマですね。
巻の最後で夕士君が語った決意も良かったです。
悲しいかな、世の中には急いで大人にならざるを得ない状況に置かれてしまう子供がいますよね。
ゆっくり遠回りしながら大人になって欲しいです。
Posted by ブクログ
「親の役割」や「セックス」がテーマです。
>親が愛情をもって育ててやれば、子どもは自分に自信がつく。
>この自身が、いろんな悩みに打ち勝つ武器になるんだ。
>子どもは、親の血と肉でできてるってことを、親はもっと考えなきゃならない。
>ここに魂を吹きこむことも、親の大事な仕事なんだから。
Posted by ブクログ
卒業、そして新しい始まり
秋音ちゃんが出てってしまったのが猛烈に悲しい!
それまでそれほど意識はしてなかったけど
いなくなってしまうとなんか…ポッカリする
今回は「性」についてにテーマが置かれている
思い出して恥ずかしくなったり懐かしくなったり
そんな過程の正しさを知る
ちゃんと成長していくということ
導かれるということ
世界を知るということ
生きている限り自分たちは
学び成長していけるんだな…
あんまり事件という事件は起きず
穏やかに進んで終わった感じ。まぁ平和だったけど少し盛り上がりに欠けたかと
あとBLネタなにげに気になる
そんなにちょいちょい入れなくていいんじゃないかなぁ…作者好きなんかな