感情タグBEST3
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プチヒエロゾイコンを使って三浦先生や田代を助けようとする場面がとてもおもしろかった。まだまだ使いこなせていない夕士だがこれからどうなっていくのかが楽しみ。
夕士を心配する長谷の姿がなんだかお母さんみたいで笑顔になった。
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妖怪アパートシリーズ第3弾。
今回は現実に出る人間の醜さから出る幽霊騒ぎがテーマ。
救えるものがあれば救えないものもあるーという重い
問題に夕士君が立ち向かうのはつらいこともあったのではと
思いました。
妖怪アパートの人々、長谷、るり子さんの料理に救われて成長してくださいと願わんばかりです。
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魔道書をうまく使って問題を解決へ進めていくけれどなかなかプチだと難しい。先生はねじ曲がってしまっていたし、成長しきれてなかったけれど完全に悪いかというとそこまでじゃなくて、ちょっと読み終わって息を吐いちゃった。私も大人に分類されるけどそこらの学生の方がと考えてしまうことは多々あるし。大人って難しい。
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もともと児童書だからか、かなりメッセージ性が強いシリーズ。同感できるものもあれば、違うものもあります。だけどそれは正しいとか間違ってるとかじゃなくて、それぞれの考え方が違うというだけのこと。だからこそ、私も夕士と一緒に様々なことを見て、聞いて、感じて、様々な価値観に出会っていきたいと思うのです。
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シリーズ第4弾。
魔道士として修行中の高校生、夕士。
今回は夕士が通う学校で、怪談話が持ち上がる。
英語教師の三浦先生に異変が起きるのだが、これが結構ハードな内容で…
夕士は、魔道書「プチ・ヒエロゾイコン」の案内人フールと共に、取り憑かれた三浦先生を救う!
寿荘(妖怪アパート)の住人達に助けられながら、日々成長している夕士。
なかなかカッコ良くなっているぞ。
このアパートでは、いつも美味しいお料理が出てくるのだが、今回私が食べたいのは、鰹のお茶漬け。
あと、長芋と豚しゃぶのぶっかけうどん。
うーん、羨ましい。
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るり子さんのご飯が美味しそう。
相変わらず、厳しい現実も書かれている。救いも一緒に書かれているで前向きになれるけども。
香月先生の書く話は、子供の時に読んだら衝撃的だろうなといつも思う。
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2018/3 18冊目(通算49冊目)。今回は学校内で起こる騒動がメイン。魔導書を手にした夕士が、学校の体育館の倉庫に出る幽霊の謎を解くという話の流れ。魔導書から出てくる魔物が、夕士の思うような効果を起こさないところ(せこい能力というべきなのか)が、何か拍子抜けするというか笑いが出るというか。それでもその謎を解決してしまうのだから、夕士は霊能力者なのだと思う。あと、妖怪アパートの食事のシーン。文章を読んでいるだけで食べたくなるものばかり。夜中にそのシーンを読むのは注意した方がいいと思う。次。
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再読3回目。
あり得ない話なのに、ありそうで。この世のどこかではこんなことが起こっててもいいんじゃないかと思える。心の有り様で、世の中の見え方は変わるのかもしれない。
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今回の主な舞台は学校です。
夕士君の学校で噂になっている怪談…
原因を確かめるため噂の場所へ行ってみると…
て、感じのお話です!
相変わらずすらすら読める文章ですので、あっという間に読み終わると思います!
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さくさく読めて楽しかった。今回もるり子さんのご飯が美味しそうでお腹が減った(笑)メインの話はプチ魔導書を手に入れて修行を始めた夕士が学校で起こった怪事件を解決する話。解決といってもどうしようもならないこともあったけど、救えないこともあるっていうちょっと切なくなるラスト。でも、そうだと思う。先生は大人になったつもりの子どもだったのだから。そこで立ち止まるのか、じりじりとでも前へ進むのか。その一歩を踏み出すのは自分の力。
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相変わらずるり子さんのご飯が美味しそう~。空腹時に読むのは堪えます(-_-;)
稲葉が妖怪アパートに馴染んできて、怪事件を解決する話になってきましたが、稲葉の心理描写が分かりやすくて引き込まれました。
最後の久世さんのマンガも面白かった♪好きな作家さんなので、余計嬉しかったです(*⌒▽⌒*)
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やっぱりハッとさせられるメッセージが多くて、中高生で出会っていたら影響受けただろうなぁ・・・って思う作品です。
今読んでも自分の意識改革になりそうだけど、もうこの年じゃもう手遅れな感じです(^_^;)
妖魔が封じ込められている「魔道書」の主となった夕士。
だけど、使えない妖魔ばかりなので、将来の夢は相変わらず手堅い公務員か即戦力のビジネスマンのまま(^_^;)
そんな中、夕士が通う高校に幽霊話が持ち上がり・・・
やっぱり面白い、そしておいしそう(*^。^*)
さらに今回は久世番子さんが解説マンガがあってさらに嬉しさ倍増です!
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日常の中の非日常第三弾。今回は稲葉夕士が魔導士になって、今まで気づかなかった存在と対峙します。
救いのある王道フィクションとは違う終結の仕方がこの作品ならでは?と思いました。
印象に残る台詞も多く、ストーリー展開も今のところ、このシリーズでは1番好きな巻でした。
***
救う事と救わない事のボーダーラインは"見捨てないこと"。
p148「縁あるものなら――――最善をつくそう。でも、救えないかもしれないという覚悟も、しておかなければならないんだ」
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このシリーズは安定して面白いです。
その秘訣の1つは、いろいろな意味でのバランス感覚ではないでしょうか。バランスが良いので、大人から子供までそれぞれの知識・価値観と照らし合わせて楽しめるのだと思います。
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今回はどちらかというと学校生活を中心に話が進む。
長谷くん大好きという向きには若干物足りないか(笑)。
クラスメートの女子にモテているのが実際は夕士本人ではなく
るり子さんの作るお弁当だったりするところが微笑ましいのだが
この巻の夕士は実際にモテてしかるべきという漢気が溢れてたし
要所要所でプチを発動させたりして
ほんの少しの成長が見えたように思う。
まだ使いこなせないところがまた微笑ましいのだが。
一方で昼休みに女子に囲まれる夕士をやっかむ輩が出てきたり
心の隙に付け込まれる三浦教諭が出てきたり
ブラックな話運びというか、読んでいて心が痛い部分も多かった。
3冊読んできてだんだん染み渡ってくるのが
妖怪アパートの大人たちの鷹揚さだったり、暖かい眼差しだったり。
龍さんも詩人も画家も古本屋も
よくよく読むとそこかしこに深い言葉を落っことしている。
特に龍さんが夕士にくれる言葉は
既に大人の年齢になっている自分たちに
生きていくうえでいちばん大事で基本的なことを忘れているという事実を
少なからず思い出させてくれる。
1巻のレビューに『有るもの全てを有るがまま受け入れていいよ、と何かに赦された』
と書いたのだが
有るものを有るがままに受け入れる、という行為は思いの外しんどいことが
3冊ぶっ通しで読んでみて分かってきた。
話が面白いので先が気になって急いで読みたくなる一方で
取りこぼしたくない言葉や思いがたくさん詰まっているシリーズ故
ゆっくり読みたいとも思ってみたり。
ある意味贅沢なジレンマ。
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今回は学校の怪談と、それに共鳴した陰鬱な過去を持つ三浦先生と主人公の、魔導書を使った対決のお話。王道の学園ホラーな展開です。
クラスの女子との絡みや友情、恩師とのやり取りのなか成長する主人公。確かにこんなストーリーを読む10代は健全でありたいと願うかもしれませんね。
三浦先生、救われない。。
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こんなに短くて読みやすいお話なのに、こんなに考えさせられるお話は今までなかったなと、このシリーズを読進める度に思う。こちら側からの助ける行為が相手の為になるのか、本当に助けられるかはわからないこと、そして大人とは。私は夕士くんの言う大人になれているだろうか。そうなれたらいいと思う。
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2016/5/7
ご飯が!そのご飯食べさせて!
おなかがすくよ~
時々引っかかるところはあれど、最後が奇麗事で終わらなかったのはよかった。
なんかね~ノリについていけないときがあるんだな。
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妖怪アパートの面々が、楽しくて和やかで、そして温かくて好き。
『魔道書』の妖魔の使い手となった夕士の成長も楽しい。
そして、ただ楽しいだけじゃなくて、ちょっとした人生の教訓的なものが入っているのもまた良い!
2014.12.14
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夕士が通う上東高校の演劇部の一室で幽霊話が持ち上がった。果たして正体は?
救えないこともある、それが真実なんだろうな。
同級生の田代とこれから何かあったりするのかしら?
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3巻。面白いし、本自体が薄いのであっという間に読めてしまう。
そして止まらない。
今回は夕士君の学校の様子や出来事がメイン。
救えるものと救えないもの。
色々と考えさせられますね。
それにしてもフールを始めとした例の本の妖魔達は、役に立ちそうで微妙で、頓珍漢でマイペースで、なんとも良い味。
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姦し娘三人組が苦手...自分とも自分の友人とも違うタイプだからかもしれないけど。
三浦先生もほんと今時の人だよなあ...プライドだけ無駄にあって挫折に弱い。失敗に弱い。打たれ弱い感じ。
大学にも理想だけはやたら持ってて先生になりたいって言ってる人がいたけど、彼はそうならないように祈る。特に親しい訳ではないけれど。
将来彼に教わるかもしれない生徒たちのために。
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安定した楽しさでしたので
星3にさせていただきました。
評価って難しいですよね。
主人公も徐々に成長して、
力の使い方も上手になってきてますね。
強大無敵の力というより
プチな力ってのがいいっすね。
プチの成長も期待しちゃいます。
にしても
相変わらず作中のご飯が美味しそうなこと。
住みたいor遊びにいきたいっっ!
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今回はジメジメした梅雨の設定だったためか、暗い感じの話でした。まぁ生徒が先生をいじめるという陰湿なエピソードがあったらなぁ…。でも今回も笑えるエピソードもあり、心にグサッとくるセリフもあったので、最後まですぐ読んでしまいました。特に42ページの今の世の中に必要な大人とは、50ページのハイテク製品に頼りすぎるのは良くない、という夕士の語りが特に印象的でした。しかし、るり子さんのカツオ料理の数々の記述を読んだら、カツオ食べたくなってきた(^_^;)