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第3巻はゾシマ長老の亡骸から腐臭がすると皆が、実は聖人じゃなかったんだ、甘いものをかまわず口にしてたもんな、そもそも苦行僧がサクランボのジャムでお茶楽しんでていいのか?(p26)ってなってて19世紀末でもこんな迷信まみれなのがおもしろい。と思ってたら解説で「腐臭」や「甘いもの」は小説上のモチーフとありなるほど。のん気な読みをしていた。
ミーチャが大騒ぎするシーンは描き方はうまいのだが、薄い内容をペラペラしゃべる長セリフには辟易とした。よく見るとミーチャ以外も皆セリフが無駄に長くて、ロシア人って皆こんな感じなんだろうか。アリョーシャだけは口数が少なくて別格。
第3巻から誰が殺人犯かの謎解き要素が強まるが、本書は決してミステリー本じゃない、芥川龍之介の「藪の中」みたいに正解はわからないものだと思い、解こうという気にはならなかった。
餓鬼(がきんこ)の夢は唐突なので目を引くが、なぜミーチャなのか。これがイワンなら第2巻の子殺しのくだりがあるから自然なのに。これはカラマーゾフ共通の心情という意味か。
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いろんな意味で衝撃でしたしミステリー小説の始まりみたいになっちゃってて、おや?私は世界的に有名な文学作品読んでるはずでは?と戸惑いました。
始まりは不穏としか…これまで数々の奇跡が語られてきたゾシマ長老の棺から、腐臭が漏れだし、あっという間に噂になってしまう。反長老派や不信心者たちからは嘲笑われることに…
アリョーシャが打ちひしがれながらも長老の言葉通り修道院をでてゆくと、神学生仲間の嫌味なヤツ、ラキーチンによってグルーシェニカの元へ。
ここで、村上主春樹さんの『街とその不確かな壁』に登場するベッドの上に残された葱を2本を思い出さずにはいられないエピソード、第3部第7編の3章に「一本の葱」とタイトルがついた章が!
やたらとアリョーシャになれなれしいグルーシェニカには頭にきますが、小さい頃に聞いたという寓話を披露してくれます。それが、まるで芥川の「蜘蛛の糸」のような葱のお話しです。思い出した方はきっとバー・スメルジャコフの会員でありましょう。
このあとはミーチャの破天荒ぶりが暴露されてゆきます。グルーシェニカと一緒になるために、元婚約者のカテリーナへの借金を何とかしようと金策に走り回るミーチャ。
3000ルーブルのゆくえです。(半分豪遊して使ってます)めちゃくちゃで私にはとうてい好きになれないキャラクターでしたね。
そして最初からムンムンしていたフョードル、カラマーゾフ父がついに殺害されます…
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物語は遂に動き出します。ゾシマ長老の遺体の異変という不穏な事件。金策に走る長男ミーチェの滑稽さと人々の悪意。ポーランド人を巻き込んでの異常かつ緊迫のドンチャン騒ぎ。読みどころ満載の3巻は優れたエンタメ。
2巻の「大審問官」のあとは娯楽要素が強くなったような気がします。
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③巻はサスペンス仕立てでした。
最初は「小さな葱」が面白く、途中でトロイカ大疾走。
ずっとサスペンスドラマが脳内で流れるも、①、②巻と違い
トロイカに乗って最後まで勢いよく読み切れました。
がんばれ!ミーチャ!!
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狂乱と喧騒の第3巻。
途中まで、ミーチャの魅力がまったくわからん……と思いつつ読んでました。
思い込みで突っ走るし、浪費家でお金にだらしがないし。
なんで、作者から「高潔な」と人物描写されるのか、他の登場人物からなんだかんだ言いつつ好意をもたれているのか、理解できん、と。
でも、終盤で彼が絞り出した
「親父の血にかんして、ぼくは無実です! 罰を受け入れるのは、親父を殺したからじゃない、殺したいと思ったから、ひょっとするとじっさいに殺しかねなかったから、なんです······」
というセリフで、今までの彼の支離滅裂な行動も、性格の甘い部分も、ぜんぶが反転して人間らしく思えてくる、見事さよ!
そしてこれは、1巻でスメルジャコフが展開した、キリスト教徒が受ける迫害と改宗の問題への「屁理屈」(と、私は思ってる)に対する、痛烈なドストエフスキーの答えになっているのではないかな。
宿屋で繰り広げられる狂気じみたオールの描写に圧倒されつつ、前半で提示された信仰に関する問いが見事に回収されていく手腕に驚くしかなかった本巻。
改めて作品のスケールの壮大さに圧倒されて、まだほんのり残っていたお正月気分も一気に吹き飛びましたとさ。
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長老の遺体による腐臭騒ぎで、迷いが生じるアレクセイ。一方、ドミートリイは愛人のため金策に走り回っていた。
グルーシェニカの人柄と背景がよくわかる深掘りと、アリョーシャ(アレクセイ)の信仰が新生する第7編。第8編ではミーチャ(ドミートリイ)が奔走するなか、ついに事件が起こってしまう。続く第9編では、ジャンルが変わったのかと思うほどミステリー小説な展開に。疾走感のあるこの第3部で物語は一気に加速した感がある。相変わらず会話文の分量が多く、読みやすいが長い。とはいえ、思想性や哲学性の高かった第2部と比べるとよりエンタメ性が増し、それぞれの人物への感情移入も深まって、夢中で読み切ってしまった。
アリョーシャは誰にも好かれる主人公的な人物だが、ミーチャの複雑な人間性はかなり独特な魅力がある。欠点によって嫌われるか、逆に愛されるか、きわどいラインの個性を持っているのだ。グルーシェニカの心変わりにも心洗われるし、ますます各キャラクターが好きになった。
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全5冊の中で最も読みやすい巻。初見の読者もここまで辿り着ければ後はイッキだと思う。ミーチャの視点になってからはドライブ感、グルーヴ感と呼ぶべきようなスピーディーな展開が待っている。不意打ちで襲いかかるシリアスな笑いに思わず噴き出すおそれがあるのでお家で読もう。
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3巻を読み出してすぐ
これがドストエフスキーの凄さだなと思った。
他の古典的名著とは一線を画している。
長老の腐臭の話だ。
人間のこのあざとさをここで書くとは…。
凄まじいことだ。
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やっと3巻まできて話の流れを掴めた。それにしても、ロシア人というのは話している途中でこんなにも激昂したり、ヒステリックになったりする人たちなのか?近年はプーチン大統領のイメージが強すぎるのと、身近にロシア人の知り合いがいないために想像がつかないが、どうにも主人公達の感情の上下についていけない場面が多い。葬式の泣き女状態の人たちの会話をずっと聞いている(実際、彼女達は泣くだけで話をせず、商売だけに冷静なのだろうが)ような変な疲れを感じるのは否めない。
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4部構成の3部、転に当たる本巻。いよいよ殺人事件が起こってしまい、カラマーゾフ家に激震が走る物語展開。あえて経時的配列を取らず、多少の時間的前後をもって描かれる見せ方が絶妙で、さすがに世界観に引き込まれる。更に良いことに、これまでの1部や2部で繰り返された、宗教観などをめぐる論争みたいなのが今回は無くて、それも個人的にはポイント高し。あまりに幼稚な長男の言い訳が嘆かわしいけど、え、これってホントに彼が犯人じゃないとかあり得るの?その回答を含む、ここからのクライマックスに期待。
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第1部、第2部に渡って神はいるか、いないか、などを挙げ、宗教面を引き合いに出したりアリョーシャを通して相関関係を我々読者が(カテリーナの件についてを除いて)説明的に理解していたったのは全てこの第3部のためにあったと感じた。 また、第3部まではアリョーシャが軸となっていたわけだがゾシマ長老の件があってからは彼の中で何かしらの変化が現れ始めていることは誰もが感じ取っていたと思う。物語を最後まで読まないと分からないが、ある面においては最初はドミートリー、イワンを見つめるアリョーシャという構図になっており、あくまで正義の、正しい心の持ち主というアリョーシャのまなざしによってカラマーゾフの血がいかに卑劣かを表現されていたが、そのアリョーシャにも卑劣とは言わないが何かに侵食されてきている感じは今後の展開にもよると思うがもしかしたらアリョーシャも変わることによって絶対的なカラマーゾフ家の血が表現されるのではないかと感じた。第3部ではドミートリーが主軸であったが、段々ドミートリーの悲劇的なまでに思い通りにいかない彼の行動には読者としては最後まで落ち着かずにはいられなかった。また、村上春樹の現在の文体には少なからずドストエフスキーが影響している要素があることを感じた。
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ミーチャの出番が多く、350ページあたりからやっと父殺しが発覚する三巻。
その辺りからはテンポもよく、かなり読みやすくなったように感じた。
ミーチャは高潔なのかもしれないけど、身近にいたら断じて関わりあいにはなりたくないタイプだと思う。
素直で純粋な面も多いが、それ故にかあまりに直情的すぎて危険に感じる。
それが今後の裁判にどう響いてくるのかが気になるところ…。
(2022/03/28に再読。感想は再読記録のほうに。)
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ドストエフスキーの真骨頂とも言うべき、「魂の相克」、善と悪のが同居。分裂する自我。いや善と悪という観念は人間が勝手に作り上げたもの。
ドスト氏はその上を喝破する。人間の奥深さ、不可解さに驚愕。
そして第3部はとにかくミーチャの滑稽さ過剰さに爆笑させられた。
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第一部、第二部となかなか読みにくかったが、第三部にして一気にスピードガンが出て読み応えが出てきた。
各登場人物の動き、背景が少しずつ合わさってきて、最後まで一気に読み終えたくなってくる。
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この3巻から物語が大きく動いた。一気に疾走感溢れ、ページをたぐる手が止まらない。
野蛮人のようなイメージだったミーチャの屈辱と嫉妬。だけどどこか真面目で憎めない奴でもありますね。だから彼の話をじっと聞いていたい気持ちになる。
グルーシェンカは今ひとつ何考えているか分からない。
アリョーシャとイワンはこの後どう絡んでくるのだろう?
あと一瞬、芥川龍之介の『蜘蛛の糸』の一節が出てきて驚いた
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2巻と比べて話の展開が早く、分かりやすかった。ミーチャ視点の話が大半で、事件が起きた日のことが詳しく書かれており、彼の焦ってる様子がよく伝わった。
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池田健太郎訳 中央公論社で検索したが、探せなかった。たぶん内容に違いはないと考えての感想。
最初はアリューシャの話だが、性格がよくわからない。周りはアリューシャの純真さ、崇高な心を褒め称えるが、読んでいて、よくわからない人物。
だが三巻は大半がミーチャの話。異常なほど真面目なのか、乱暴者なのか、金銭感覚がないのか、独りよがりなのか、精神異常者なのか、異常性のある人物。すべてが大袈裟だ。周りの人物も同じだ。とうとう裁判で父親殺しの有罪判決で、監獄へと護送されるところで終わる。
ただ、不思議なのは、全部の場面がクライマックスのような作品。そこがドストエフスキーの凄いところか。ミーチャもアリューシャも作者そのものの性格。自分の心を書いたのかもしれない。
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ゾシマ長老死後のアリーシャの動き、フョードルが殺されミーチェが護送されるところまでの3部。
アリョーシャの人間的な変化(進化?)が、内面の動きに加えて実際のグルーシェニカに与えた「救済」という外部的な動き含めて、機微が非常に詳細に描かれており、冒頭から引き込まれ、そのままグルーシェニカが今度はミーチェに救済を与えたような流れにも見える。つまりは確実に死のうとしていたミーチェが生きているという状況は、アリョーシャの行動がもたらしたとも言えるのでは、と思った。
殺人の犯人は三千ルーブルを論点に置くのであれば、状況証拠的にはミーチェになるが、決定的とは言えないが、血痕など調べられる?ないものなのか、その他殴打痕など。あとはドアの開きや合図、グレーゴリーの証言などが要因となり護送。ミーチェの表現もよく「老人を殺した」ということは言われるが、グレーゴリーを殺したと言わないときがあるのは何か意図があるのか。この辺りはよく読み取れない。スメルジャコフも昏睡状態だったのであれば、犯行可能な人物はミーチェしかいないのは間違いがないが。お金の行方も含めて。
後半のミーチェの心境、唐突な判断や企図・行動、内心と裏腹な発言など、自分自身はここまで混乱した状況に陥ったことはないが、そのような状態と錯覚してしまうほど、すごく気持ちが分かるものだと感じてしまった。死のうとしている中、何を持っていても仕方がないところからの散財とそこからのグルーシェニカの翻意による緩和など、一緒に心が動かされてしまった。
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1巻、2巻は難しい内容で、わからないまま読んでいましたが、この第3巻は怒涛の展開で、とても面白かったです。
ミーチャの言葉や行動がようやく理解でき、応援したくなりました。真相はどこにあるのか?4巻が楽しみです。
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3巻目。なんと!話は3日目。長男ドミートリー(ミーチャ)に関して言えば、2日から3日目の話。他のドストエフスキー長編のように主題からズレることなく、グイグイ進むので、恐れていた読み辛さは少ないかな。ミーチャの段については流石に長いなと感じる。日本の出版から編集者を遣わしたいと思う処。
最初はゾシマ長老の死、遺体からの腐臭にショックを受ける三男アレクセイ(アリョーシャ)。キリスト教でもそんなモノなんかと思う。
グエルーシェニカを訪ねて、信仰心が復活する件。つまり2巻目のイワンの「大審問官」とゾシマ長老の話は嚙み合っていないと感じたが、イワンの口にしたのは無神論というより教会批判なんだな。ゾシマ長老は生きることを享受せよと言っている訳だしね。
アリョーシャの復活と俗世で生きる選択で一旦幕。
ミーチャに関して言えば、何なのコイツと思った。文無しで暮らしの生計がない。タダの穀ツブシじゃない。あそこに行けば金が手に入るって甘い考えで彼方此方走り回る。ホントに莫迦だよね。そして絶望したにせよ、手にした金で大盤振舞って、これがロシア人なのかねえ。
グル―シェニカとの仲は騙されて終わりかと思ったら、意外な展開だった。
「あなたを、根底において高潔な青年とみなすことにやぶさかではありません。ですが、残念ながら、あなたはいくつかの情熱に、いささか度を越して熱中しすぎているのです…」
ホントにそうだね。ミーチャが恥とするものは判りづらいよ。負けの込んだ博打打が泥棒にはなるないと意地を張っているようなものだな。
しかし、段々ミーチャが好きになってくるから変なもんだ。
稍々ネタバレかもしれないが、一言。
3千ルーブルではなく、1,500ルーブルをお願いしに廻ればいいじゃないか、とは思った。
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最初の宗教的、哲学的な部分は読みづらいが、長男ドミートリーの行動が中心となる後半はどんどん読み進められた。面白い。多くの登場人物それぞれに特徴があり、個人個人の描写と心理、お互いの反応が絶妙。
「わたし、だれにもお金を貸さない主義なんです。お金を貸すことって、喧嘩をするのと同じことですからね。あなた、とくにあなたにはお貸ししません」p177
「(百姓について)百姓たちに葉巻やワインやお金をふるまったりしないよう言い聞かせ、女たちがリキュールを飲んだりお菓子を食べたりしていると言って、いたく憤慨していた。「シラミだらけの連中ですよ。ドミートリーの旦那」と彼は言った。「あんなやつら、わたしなら、次から次へとひざ蹴りくわせ、それさえありがたいと思わせてやりますがね。その程度のやつらですよ」」p300
「いまどきの若者で、あんな立居振る舞いができて、あんなふうにきちんとした身なりをしていて」p349
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カラマーゾフの兄弟3
(和書)2009年06月18日 16:47
光文社 ドストエフスキー, 亀山 郁夫
読み易いなー。2回目だから設定がよく分かって無かった個所がパズルをはめ込むようにピタリとくる。やっぱり名作は読み込まないと駄目だね。達成感だけで終わってしまうよ。
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いよいよ物語のクライマックス、フョードル・カラマーゾフ殺害事件が起こる。最も怪しい容疑者、ドミートリーを中心にこの巻の物語は展開される。
それにしても、ドミートリーがあまりにもおバカで読んでいてイライラする。この人が現代の日本に生きていたら…親が経済的に豊かで面倒を見てくれるようなら何とかやっていけるだろうけど、親がフョードルのようなネグレストだったら半グレになるしかないんじゃないか。
そんなおバカを支えてくれる社会の暖かさを感じる。そもそもフョードルが子ども達にまったく関わらなくても召使いや親戚が面倒をみてくれる。役人のペルホーチンや宿屋を営む農民のトリフォーンなどは、腹に一物あるものの何かとドミートリーを気にかけ手を貸してあげている。現代にはない人の繋がりを羨ましく思う。
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文学史上最も有名な「父殺し」を巡り、疾風怒濤のスケルツォが展開する。錯乱と混乱、そして過剰。人間の狂気の全てを詰め込んだミーチャが、カーニバルな世界を踊り狂う。目眩のするような読書体験を、一気読みで。
Posted by ブクログ
著者が最初に注釈していた意味がようやくわかった。最初は退屈だよと。とはいえ、ほんとに兄弟が生まれる前のところまでだろうと思っていたけど、なかなか2までも、読みづらく。
物語として動き出した!と思える3だった。
ミーチャが愛おしく感じる。勇み足で感情的で自分でも自分をもて余しているつらさがとても伝わった。
Posted by ブクログ
人が人の話を聞くこと、聞かせることの難しさを想う。常に自分の思考に都合がいいように話を聞き、理解したつもりでいる、一方でまったく話が伝わらないと嘆いている。物語の登場人物が気性の激しい人ばかりだから?いや、結構実生活でも普通にある。サラサラと流れていかない、脱線したりつんのめったりするところが嫌にリアルで引き込まれる。
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カラマーゾフも折り返し、後2冊です。
絶望的な量だと思ったのですが、この一冊に救われました。
ミーチャが中心になることで、話が早い早い。スピーディーなミステリーを読んでるようです。
ただ、イワンの告白や、ゾシマ長老の話に比べると引き込みは弱かった。私にとっては一服の清涼剤になりました。
ミーチャの今後が気になる終わり方です!
Posted by ブクログ
フョードルとドミートリー。父子がお金を巡ってグチャグチャするなんて醜悪だけど、父子で同一の女を巡ってグチャグチャとか、ほんとやめてほしいわー。醜悪にもほどがある。
そしていよいよ事件。事件はもっと早い段階で起こるのかなと思っていたので、ここまで起きてないことに驚き。