【感想・ネタバレ】陰陽師 烏天狗ノ巻のレビュー

和風ファンタジーの題材としてすっかりおなじみの陰陽師。そのブームの火付け役であり、9月に市川染五郎・市川海老蔵らによる歌舞伎座公演も決定したのがこの「陰陽師」シリーズです。
平安時代の天才陰陽師、安倍晴明。その親友で音楽の才能豊かな源博雅。この二人が鬼や生霊など様々なものの怪にまつわる怪異を解き明かしていくこの物語。映画のような派手なアクションはほとんどなく、彼らは問題の怪異の原因となった人の業を探り、ものの怪達を納得させることで怪異を見事に解決していきます。
この物語の大きな魅力は、主人公二人の掛け合いが格別に面白いこと!
厄介事を頼まれ困り果てた博雅が、二人で酒を酌み交わしながら晴明に解決を依頼するのですが、その軽妙なやり取りに、自分も仲のよい友人と庭を眺めながら、美味い肴片手にお酒を舐めたくなる事間違いなし!
美しくも怪しい平安時代の余韻から抜け出せなくなりそうな不思議な物語です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『陰陽師』シリーズ第18巻。

大好きなシリーズ。
露子姫、登場。嬉しい。
黒丸が強く格好良く育っていて嬉しかった。
格好いいと言えば、道満も善き。ダークヒーロー。玉藻前が出て来て面白い展開になってきた。
晴明と博雅のゆるゆるマッタリ感も健在で良かった。
晴明のことが好きすぎて泣き出しちゃう博雅くんとか、二人を見守ってきた長年のファンをどうしたいんだ!夢枕先生!ありがとう!大変善きでした!
珍しく焦っちゃう晴明とか、ヤバい。好き。ボキャブラリー足りない。

夢枕先生御年72歳。まだまだお元気そうでナニヨリです。
お身体に気をつけて、これからも陰陽師シリーズ続けて欲しいです。楽しみにしてます。
なんか、ファンレターみたいな感想になっちゃった。

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2023年12月01日

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