木下斉のレビュー一覧
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様々な事例も含めて、小説的に書いてある著書だった。
結局何をするかも大切だけど、誰とやるかの方がもっと大切なのだ。
気づいたときにやってしまえば、本来数分で方がつく内容を屋さんを使うから、庭と数時間数日かけていた僕らが今までやってきたとは、正反対のやり方がそこにはあった
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地方に強い興味があったわけではなかったが、得られるものが多く、面白い本だった。初めて読んだ木下斉さんの本。
初めての事業での苦しみ、コスト削減による投資資本の捻出方法、まちづくり=事業を軌道に乗せるための10の鉄則、成功した事業の具体例について書かれている。まちづくりについて学びたい人というよりむし...続きを読むPosted by ブクログ -
2作目。まさにまちづくりというか地域再生には経営センスが求められる。好事例の横展開、東京資本のコンサルに、自治体からの補助金に頼るのでなく、地域の強みを活かすとはどういうことか。
楽な方に流されず面倒くさいことを続けた地域にこそ、人にこそ未来がある。意識を広げることこそ、世界を広げること!自己啓発本...続きを読むPosted by ブクログ -
手に取ってから読み始めるのに時間がかかってしまったが、読み始めたら早かった。凡人のための、なんてとんでもない。なかなか、こうはいかない。
特に会社勤めから一歩踏み出せるのはほんとにすごい。でも、そんな背水からの一歩に価値があるんだろうなぁ。次回は紙の本でゆっくり読みたい。Posted by ブクログ -
とても面白かった。
プロセスが重要で、結果ばかりの羅列には意味がない。をこの小説形式でプロセスというか、なぜそう言う考えに至ったのか。と言う部分が良く見えてわかりやすかった。
抽象的な理解はできても具体化には知恵や経験がどうしても必要になるためとても助かった。
税金はどのように使われるべきなのか...続きを読むPosted by ブクログ -
よくある物語形式で書かれた地方創生の取り組みのお話ですが、内容は、これまで読んだ対談形式本で1番濃くて為になる本でした。
東京でサラリーマンをしている主人公が、地方の実家の片付けにいくつもりで帰ったら、昔の友人に会って地方再生をやっていくことに。
成功すればやっかまれ、失敗しても嫌味を言われる地方...続きを読むPosted by ブクログ -
事業経営による都市再生の実践やその後のノウハウ共有などで有名な木下斉による、地域再生をテーマにした小説。地方から出て東京で働く主人公が、シャッター街の広がる地元で事業を起こし町を再生させるストーリーを通して、地方で事業経営をする際の勘所や落とし穴を紹介している。これを読むことで、起業家精神の実践やそ...続きを読むPosted by ブクログ
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地域創生の物語を小説形式で書いた本。リアリティのある話ですごく勉強になった。
まちづくりの成功のヒントがたくさんある内容だったので、行政職員にも読んでもらいたいと感じた。Posted by ブクログ -
地域再生について、小説形式で書かれている。
地元の反対勢力、ばらまき公務員、いらないコンサル、など様々な問題が書かれているが、全て著者が経験しているからこそ現実的だ。
(自分は補助金関係に仕事上少し関わりがあるが、かなりリアリティがある)
最初に立てた計画通りに年単位で全く変更しないなど現場ではあり...続きを読むPosted by ブクログ -
地方再生で失敗する時に何が起こっているのか、バッサリ書いてあって痛快です!(笑い事ではないんですが)
何か物事を進めるときに気をつけなければいけないポイントは共通しているので、仕事にも活かせる内容です。オススメ!Posted by ブクログ -
・ヒト、モノ、カネがなくても、困難な状況にめげずに足を一歩出し進んできた「凡人」がいるかどうかが明暗を分ける。
・完全な車社会なのに駅前にこだわるのは馬鹿げてる。
・メインストリート=店前の人通り、と路地裏=しっかりと顧客を絞っていいサービスをしていればだが、の関係が逆転。
・無料の駐車場は補完的な...続きを読むPosted by ブクログ -
フィクションの中に実際の地域活動の取組が書かれている事が実例よりも自分事に感じられます。
覚悟と勇気、腹を決められるか考えさせられます。Posted by ブクログ -
地方創生とかよく耳にするようになり、紹介されていたので読んでみた。
実際に地域と向き合い様々な取り組みをされてきた経験を物語形式で紹介頂け、非常にわかりやすい。
逆算開発などは、地域再生だけで無く普通にビジネスをやる場合に有用な考え方であるし、共創の考え方(イマドキぽくはありますが)も非常にわか...続きを読むPosted by ブクログ -
題名に在る「幻想」というのは何だろう?
本書はその「幻想」なるものを説き、考える材料を供しようという一冊である。敢えて言えば、「幻想」というのは「事実や実情と実は違う思い込みと、それを基礎とする思考や行動」というようなことになるであろうか。「思考と行動」の基礎が「幻想」であるのだとすれば、「現実」の...続きを読むPosted by ブクログ -
まちづくりに関心がない人にも是非読んでいただきたい一冊。
関心がない人が多いとまち全体にとってプラスにならないことが実施されていても、それに気がつかず、気がついたときには時既に遅しということにもなりかねません。
関心が高く行動を起こされている人も自分の行動がむしろまちを悪くしていないか問い直すために...続きを読むPosted by ブクログ -
面白く読んだが、少し時間がたってしまい忘れてしまった。
要点は、個別の政策や補助金獲得のために時間や力を割くのではなく、人材育成にしっかり取り組むべき、と理解した。Posted by ブクログ -
久々に読む木下さんの本。相変わらず、書いてあること全てに腹落ちする。日本全国の議員、公務員、経営者にも読んでほしい。
大事なのは成功事例の模倣ではなく、事例を参考にしながらも何が自分の地域にとって良いのか、とにかく「自分で考える」こと。そして失敗を恐れずに、行動すること。地方の方々と話す機会には、積...続きを読むPosted by ブクログ -
【自治体が設定するゴールの幻想】
・「人口減少」は、地方衰退の結果であるため、それ自体をゴールとすることは間違い。
本来は自治体の単位に人を合わせるべきだが、現在は逆で、「地方創生」や「一極集中解消」の名のもとに、自治体のために人を強制移動させる仕組みになっている。
【トップの仕事に関する幻想】
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