木下斉のレビュー一覧
-
地域活性化はどうすれば良いのか。地域が活性化することでどんなメリットがあるのか。現段階でどんな障壁があるのか。論文を書いてから6年経つけれども、やっぱり好きな分野だな。Posted by ブクログ
-
地域創生のリアルが書かれた本。作者の木下さんが直接言えないことを小説を通して言い切っている物語。これからの地域創生に携わりたいもの、携わるもの、受け入れるものに向けたリアルな指南書。結局は役所が関わることが全ての失敗の根源であると思う。公務員は転職市場では価値がない。あるのは権力だけ。本当の能力を持...続きを読むPosted by ブクログ
-
行政が多く関わる地域でも、結局は持続できる事業をつくることが大事。民間と変わらない強いビジネスをつくること。
地域活性化・地方創生には、
地域学を学ぶことも大事だけど、
その両輪でビジネスや経営や物事の仕組みをつくることを学び、アウトプットする人材が必要。Posted by ブクログ -
突きつけられるものがある。
行政に必要なのは、補助金をとって分配することじゃなく、活力を生み出すためにルールを見直したり、地域とのつながりを活かして下支えすること。
「やりたい」なら実行に移せ!
まちづくりをやりたいなら、地主を巻き込むべし。魅力的なまちができ、地価が上昇することが地主にとっては...続きを読むPosted by ブクログ -
「やれること」でなく「やるべきこと」に取り組む
流行りを無視して、逆を狙う
工場団地を作ったら土地が余る、リゾート開発したら客がこない
量を求めず、利益にこだわる
変人に寛容で変化を恐れない
福岡 日本五大都市
ニュージャージー州 ウエストフィールド 教育から街を再生
全国のコンパクト...続きを読むPosted by ブクログ -
人口増加、教育、コンパクトシティ、産業等の点で優れたパフォーマンスを発揮している福岡市について、その発展のポイントを、都市経営的な視点から解き明かしている。
民間主導が大切であること、周りと同じことをしないということ、「撤退」するという戦略もアリだということなど、地域活性化やまちづくりに当たっての有...続きを読むPosted by ブクログ -
奇跡のようなまちづくりだけではなく、失敗したまちづくりもたくさんある。
その失敗の理由や、目指すべきビジョン・方法論を様々な分野の専門家が語り合い深める。現実的で、夢のない話も多いが、勉強になる一冊Posted by ブクログ -
まちづくりにも興味を持ち始めて読んでみました。きっかけは著者のTwitterをフォローしたことかな。
個人的にポイントだなと思ったキーワード→コンパクトシティ/福岡市の人口密度は1㎢あたり4,500人・札幌市は1,750人/福岡市の開業率7%/行政の力だけではなく大きな民間の力も必要、それには合意が...続きを読むPosted by ブクログ -
まちづくりや商店街振興の分野で著名な著者による、福岡市のこれまでの歴史などをたどりながら解説した一冊。
著者のこれまでの著書と異なり、1つの都市をテーマにしたものは初めて読み、新鮮な感じを持ちつつ、著者らしい鋭くも分かりやすい指摘が満載。
これをただの福岡市を褒め称えているだけと思うのではなく、何...続きを読むPosted by ブクログ -
わかりやすく都市創生の大事な考え方が理解できた。
同じことやれば良いというわけではないだろうが、一つのファクトとして理解しておくべきことと感じた。Posted by ブクログ -
結論としては、まあまあそりゃそうだよな、というところではあるけど、福岡の現在が出来た経緯については全然知らなかった。広島もそのうち飲まれていくのだろうか。Posted by ブクログ
-
これまで日本の政令指定都市の人口五大都市といえば長らく、横浜市、大阪市、名古屋市、札幌市、神戸市となっていたが、2016年人口で神戸市を抜いて、第5位にランクインした福岡市が、全国的に人口減の今、なぜ人口を増やし続けられているのかを地方政策や各種政府委員を務めた経験をもつ著者が解説した一冊。
ここ...続きを読むPosted by ブクログ -
結構前に読んだので内容はうる覚えだが、なんにせよ中央集権的な国家体制のまま地域を再生するのは無理筋、ということがよく分かる本だと思う。
補助金の裏負担ができず、破綻という話しが大変具体的。
地方自治体で仕事をしていてもこれはとても実感する。Posted by ブクログ -
飯田泰之氏のファシリテートが適切で、対談者から多面的な視点での「地域再生」へのヒントが開陳されています。“失敗”の例示も「ゆるキャラ」や「B級グルメ」等を題材にせず、政策・施策ベースの検証・論考を行っているところが大いに参考になりました。Posted by ブクログ